記事を読むと参議院議員だった渡邉美樹氏が事業に復帰してから酷くなったとのことですが、結局のところ彼は参議院議員という“箔”が欲しかっただけなんでしょうね。そりゃ、元国会議員という肩書は大いに事業への箔を付けるでしょう。特に高齢者向け事業をやっているのですから、そうした肩書に弱い彼らに対して大いに鼻息を荒くすることができる訳です。【長時間労働】ワタミ、残業代未払いで労基署から是正勧告https://t.co/dNgS8YgxfJ
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 29, 2020
弁当宅配事業で働く女性社員に残業代の一部を支払っていなかったとして、労働基準監督署から是正勧告を受けたことが分かった。
然し乍ら、どれだけ態度をデカくしても支えている側に対して満足な面倒が見られなければ事業の存続なんて簡単に風前の灯になるんです。況してや今回の件で労基署が是正勧告をしたという事実は非常に大きな意味があると思います。
国会議員であった上に、ホワイト企業大賞の特別賞を得ていたというのに労基署から【お前、それはブラック企業じゃないのか❓】という是正勧告を受けただなんて正しくブラックジョークでしょう。特別賞の剥奪があって然るべき話です。
確かに高齢者にとって宅食が定着しつつある中でワタミが摘発を受けた上に事業停止などの重たい処分を課されたら再考を余儀なくされますから不満も出ると思います。然し乍ら、こんな状態が裏で平然と行われていたのですから早晩ポシャる可能性があった訳です。
もし勧告がなく、会社側が従業員の身勝手な行動の末だったと解釈されてしまったら酷い扱いを受けてきた人たちが報われずに生きなければならなかったんですから、今回の件で明るみに出たことは大いなる前進だと言えるでしょう。
労基署は勧告だけでなく、裏で何が行われていたのか徹底的に調べて白日の下に晒すべきでしょう。そして二枚舌を演じた人間に対して厳しい罰を与えるべきです。また、こうしたことをやらせる土壌を作っている現在の政治の在り方に対しても主権者(国民)が鉄槌を下すべきです。
そもそも主権者の代表が政治家であり、その政治家に平伏すことが本来の姿ではありません。主権者の思うことを叶えるのが政治家の最大の仕事であり、それができていない場合は容赦なく切り替えるのが民主主義の姿なんですから😤。