2008年に公開されたデトロイト・メタル・シティを観ました。
松山ケンイチさんが主演の映画で、
当時かなりインパクトを与えました。
デスメタルがテーマの作品なので、
松山さんがデスメタルの格好をするんです…!
当時、話題になっていたけれど、
一度も観たことなかったので観てみることにしました♪
■あらすじ
九州の田舎から上京した根岸崇一は、
ポップミュージックを愛する青年。
マッシュヘアーが特徴的な優しくて大人しい雰囲気の人柄です。
進学した大学では同じくポップミュージックを愛する人たちが集まるサークルに入り、
みんなに自作の曲を聞いてもらっていました。
そんな彼にプロのミュージシャンになることを薦めたのは同級生の相川。
相川の言葉で自信のついた根岸は曲の持ち込みをするのですが…
持ち込んだ先は、デスメタル系のレーベル会社。
その後なぜか、根岸はDMC(デトロイト・メタル・シティ)の
ヨハネ・クラウザーII世 として活動することになるのでした…
■感想
原作は漫画。
アニメ化もされているらしいのですが、
映画だけを観た感想としては、分かりやすくて面白い展開だなと感じました。
まず、根岸役を演じている松山ケンイチさんの二面性がすごい!
クラウザーさんと根岸とでは表に出る性格は違います。
平和で心優しい根岸が様々なパフォーマンスをしていくところのギャップが大きいです。
次にキャストがすごかった!こと。
同じDMCのメンバーは他に2人いるのですが、
ドラマーとしてロバートの秋山さんが出演しています。
そして、ベースかな?は、イケメン俳優さんとしても知られる細田よしひこさん。
カッコいいお顔は白塗りで全然わからないので、
観終わってから「え!イケメン」と思いました(笑)
根岸にプロを薦める相川を演じるのは加藤ローサさん。
私、ローサちゃん好きだったので、やっぱり可愛いその姿にキュンとなりました~♪
当時は人気のあるモデルさん、俳優さんという感じでしたね。
今では立派なママさんというイメージです。
それから、DMCの熱狂的なファンとして
ベテラン俳優の大倉孝二さん、岡田義徳さんが出演しています。
お二人共好き!
他にも根岸の後輩役は高橋一生さんや
レーベル会社の社長に松雪泰子さんが出演しています。
そして何といっても大物キャストは、
KISSのジーン・シモンズ!
やばいでしょと感じました。
こういうキャストのすごさもあるのですが、
改めてこの映画を観て思ったのは、
もうこういうライブが題材の映画は今では撮影するのが難しいんだろうなと言うことです。
デスメタル系というとパフォーマンスもすごそうだし、
ファンの熱狂ぶりも相当なイメージがあります。
実際のライブも難しさがあるのでしょうが、
デスメタルを題材にした映画などの作品はより一層難しいでしょうね。
そういった意味で、ちょっとしんみりとしてしまいました。
物語としては笑える展開なので、気楽に観れると思います。
デスメタルに抵抗があっても、観たら興味を持ってしまうかもしれませんね!
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