この前、出掛けた時に絵本専門雑誌のMOEを購入しました。
今回の特集はこぐまちゃんシリーズ!
可愛いですよね~
MOEは特集によって買ったり買わなかったり…。
でも、よく買う雑誌の一つです。
今回、特集されているこぐまちゃんシリーズは、
見たことはあっても、実は読んだことのない本。
いや、もしかしたらあるのかもしれないのですが、
あんまりよく覚えていない作品です。
MOEに「しろくまちゃんのほっとけーき」の場面が掲載されていましたが、
見たことあるような、ないような…。
冷蔵庫から卵を落とすシーンはなんとなく見覚えがある気がします。
絵はわかやまけんさんという岐阜県出身の方が描かれているのですが、
実は文章や物語の展開などは別に考えた方がいらっしゃいます。
合計4名で作られたこのシリーズ。
当時、日本の絵本の中には洋ナシとかまだ身近ではないものが
登場する作品も多かったそうです。
その中で、日本の子どもたちのためにと考えて生まれたのが
こぐまちゃんシリーズだったのだそうです。
でも、シリーズは15作目で終了。
作り手の慣れは子どもにも伝わると言って、
敢えて終了させたそうなのです。
絵本って売れると、その後もシリーズ化されることも多いけれど、
それを辞めるって本当にすごいことだなと感じます。
シリーズを続けていると、
絵のタッチが変わったりということもありますよね…
ジャンルは違うけど、
初期のスヌーピーと今のスヌーピーは全然絵が違います。
私の大好きなくまのがっこうシリーズも、
初期とは絵柄がかなり変わっていっています。
絵柄が変わっていくことも、慣れの一つなのではないかな?
と私は思っていて、
だからちょっと最近のくまのがっこうは好きじゃないなって思うんです。
当初、やんちゃで甘えん坊の末っ子ジャッキーは、
シリーズ化され、妹的なキャラクターができたり、恋人も誕生します。
いろんな経験を経て、
今はちょっと大人な感じになってしまっているんですよね…。
それが寂しい😟
小さな子どもたちがどう捉えているのかは知りませんが、
私が子どもだったら、
最初の一冊と最近の一冊で全然違うジャッキーの姿を見て
思ってたんとちがう!って言いそうです(笑)
幼い頃、きむらゆういち さんの、
あかちゃんあそびえほんシリーズが好きで、
よく読んでもらっていた記憶があります。
この絵柄のシリーズを本屋さんや保育園などの場所で見つけた時、
幼いながらすごくうれしかったんですよね~。
家にないストーリーだ!って思って嬉しかったんです。
絵柄が違った場合、私気づかなかったかもしれません。
だから、絵は変わらないでいてほしいって思っちゃうんですよね。
ジャッキーの成長は、
子どもの成長のように寂しさを感じているだけなのかもしれません(笑)
実際、こどもたちがどう感じるのかはそれぞれでしょうし。
ただただシリーズは終了したのに、
変わらず愛されているこぐまちゃんシリーズってすごいな、
と改めて感じたというお話でした。
-----------------
SUZURIにてオリジナルグッズ販売中です。
こちらをクリックすると飛びます。
minneでもミニ原画など販売中!
過去の作品等まとめたHPは↓