お盆も過ぎて、ひと段落です。
では今回は『トランスフォーマー レジェンズ』より
LG-22 デラックスクラス スカル(Skullcruncher)
の紹介です。
ヘッドマスター:スカル(ロボットモード)
ヘッドマスター:スカル(ヘッドモード)
トランステクター:ビーストモード(ワニ)
スカル:ロボットモード
所属:デストロン/Decepticons
役職:湿原兵スカル
体力:10
知力:8
速度:3
耐久力:10
地位:5
勇気:9
火力:5
技能:6
総合:56
スカルを一言で表すなら「乱暴者」だ。暴れ出したら止まらなくなるため、時にはワイプが催眠術で強制的に眠らせてしまうこともある。強力な破壊力を持つ鋼鉄の歯は全ての金属を切り刻むと言われていて、スカルにはその歯の手入れ用にパートナードローンのバトラを常に従えている。
バトラはヘッドマスターを捕獲して恐竜モードに変形する特殊能力を持っている。
【※参考:説明書プロフィール】
パッケージ
パッケージ裏
尻尾パーツ
付属武器
バトラ
バードモード
ヘッドマスター拘束モード(※今回はこのセット付属のスカルを使用しました。)
ウェポンモード
ギミック
ギミックではありませんが、ヘッドマスター:スカルは首、腕、股関節、膝が可動します。
ヘッドマスター:スカルはロボットモードからヘッドモードへ変形します。
バトラ:バードモードの尾にあるジョイントにはタイタンズリターン/レジェンズシリーズLG21以降のタイタンマスター/ヘッドマスターの足裏のジョイントを接続することが出来、それによりバトラに乗っているように見せることが出来ます。
付属のバトラはウェポンモードへ変形することが出来ます。
バトラは内部にタイタンズリターン/レジェンズシリーズLG21以降のタイタンマスター/ヘッドマスターを収納することで、恐竜モデルのヘッドマスター拘束モードモードへと変形出来ます。(※今回はこのセット付属のスカルを使用しました。)
付属のライフルと尻尾パーツを合体させトランステクターに接続することでビーストモードが完成します。
トランステクターの背面にあるハッチは開くことが出来、そこにタイタンズリターン/レジェンズシリーズLG21以降のタイタンマスター/ヘッドマスターを搭乗させることが出来ます。
さらにタイタンズリターン/レジェンズシリーズLG21以降のタイタンマスター/ヘッドマスターは尻尾パーツの裏側にも搭乗可能。ライフルが接続されているので、銃座として扱うことが出来ます。
ビーストモードの口は開閉可能。
スカル:ロボットモードはトランステクターの首にあるジョイントにヘッドマスター:スカルのヘッドモードを合体させることで完成します。
さらにトランステクターの首のジョイントには同規格のジョイントを持つタイタンマスター/ヘッドマスターが合体可能。(※画像はガルバトロン付属のメガトロン:ヘッドモードを合体させたものです。)
スカル:ロボットモードには両肩に1箇所づつ、背中に1箇所ジョイントがあり、そこに尻尾パーツや武器を接続することが出来ます。
尻尾パーツの表面と内側にはそれぞれジョイントがあり、ロボットモードの手に持たせることが出来ます。
また、付属のライフルやバトラ:ウェポンモードもロボットモードの手に持たせられます。
アクション
「トランスフォーム!」
「ヘッド・オン!」
以上、LG-22 デラックスクラス スカル(Skullcruncher) でした。
ビーストモードの可動範囲は、口が開閉可能。首がボールジョイントで上下左右に可動。前脚が2箇所ロール軸可動。前脚肘が90度スイング可動。前脚爪が前後にスイング可動。後脚はボールジョイントで前後スイングおよび若干の開き可動。尻尾は付根部分が左右にスイング可動。首がグリグリ動くのでかなり表情がつけられるのが嬉しいです。接地性は四つん這いなので問題なく良好。
ロボットモードの可動範囲は、首がボールジョイントで左右にロール可動。肩は前後スイング+開き可動。二の腕と肘先に左右ロール軸可動。肘は90度スイング可動。手首は内側に可動。腰は左右ロール軸可動。股関節はボールジョイントで前後スイング+開き可動。大腿部に左右ロール軸可動。膝は90度スイング可動。爪先は前後にスイング可動。と広い可動範囲を持ちます。接地性に関しては、カカトが無いので説明書通りの変形だと心許無いですが、ビーストモードの後脚を調整することでバランス良く立てるようになります。
ギミックに関しては、ヘッドオンギミックが今回からの最大の目玉であり、特徴。スカルはリメイク前からヘッドマスターであるため違和感は全く感じません。ロボットモードだと尻尾パーツが余剰気味になるものの、アニメ版ヘッドマスターでも手持ち武器として使用していたので、ある意味劇中再現です。また、ヘッドマスターと連動できるミニメカが付属するのも国内版デラックスクラスの特徴の一つ。海外版では別売りだったので、非常にお得感があります。今回のバトラもヘッドマスターとの合体を交えて3形態に変形出来る他、ヘッドマスターをバードモードに乗せれたり、ロボットモードの手持ち武器になったりするので、これひとつ付属するだけで遊びの幅が格段に広くなりました。
スタイルに関しては、ビーストモードはリメイク前同様ワニに変形。全体的なスタイルやエンブレムの位置など非の打ちどころが無く、素晴らしいリメイクになっています。また、歯や舌が塗り分けられているのでメカワニではありますが生々しさも持ちえたデザインになっています。
ロボットモードに関しては、背中に背負ったワニ頭は少々目立ちますが、それ以外のスタイルやパーツ配置はほぼ完璧に当時のアニメ版を意識して作られているので、リメイクとしての再現度は非常に高いです。
元々和製トランスフォーマーのキャラであるスカルはリメイクの機会に望まれませんでしたが、今年から海外で始まったタイタンズリターンというリメイクシリーズで無事にリメイクを遂げました。それでも海外版はアニメ版とは異なる頭部でしたが、今回あレジェンズシリーズとして国内販売された際にはアニメ版に近くなるようヘッドマスターが造形し直された上、海外では別売りだったミニメカも付属するという非常に豪華なセットになりました。リメイクの度合いやプレイバリューなど、今後のヘッドマスターキャラリメイクに期待が持てる非常に良いセットになっています。
では、今回はこれで失礼します。それでは( ^_^)ノシ
関連商品
では今回は『トランスフォーマー レジェンズ』より
LG-22 デラックスクラス スカル(Skullcruncher)
の紹介です。
ヘッドマスター:スカル(ロボットモード)
ヘッドマスター:スカル(ヘッドモード)
トランステクター:ビーストモード(ワニ)
スカル:ロボットモード
所属:デストロン/Decepticons
役職:湿原兵スカル
体力:10
知力:8
速度:3
耐久力:10
地位:5
勇気:9
火力:5
技能:6
総合:56
スカルを一言で表すなら「乱暴者」だ。暴れ出したら止まらなくなるため、時にはワイプが催眠術で強制的に眠らせてしまうこともある。強力な破壊力を持つ鋼鉄の歯は全ての金属を切り刻むと言われていて、スカルにはその歯の手入れ用にパートナードローンのバトラを常に従えている。
バトラはヘッドマスターを捕獲して恐竜モードに変形する特殊能力を持っている。
【※参考:説明書プロフィール】
パッケージ
パッケージ裏
尻尾パーツ
付属武器
バトラ
バードモード
ヘッドマスター拘束モード(※今回はこのセット付属のスカルを使用しました。)
ウェポンモード
ギミック
ギミックではありませんが、ヘッドマスター:スカルは首、腕、股関節、膝が可動します。
ヘッドマスター:スカルはロボットモードからヘッドモードへ変形します。
バトラ:バードモードの尾にあるジョイントにはタイタンズリターン/レジェンズシリーズLG21以降のタイタンマスター/ヘッドマスターの足裏のジョイントを接続することが出来、それによりバトラに乗っているように見せることが出来ます。
付属のバトラはウェポンモードへ変形することが出来ます。
バトラは内部にタイタンズリターン/レジェンズシリーズLG21以降のタイタンマスター/ヘッドマスターを収納することで、恐竜モデルのヘッドマスター拘束モードモードへと変形出来ます。(※今回はこのセット付属のスカルを使用しました。)
付属のライフルと尻尾パーツを合体させトランステクターに接続することでビーストモードが完成します。
トランステクターの背面にあるハッチは開くことが出来、そこにタイタンズリターン/レジェンズシリーズLG21以降のタイタンマスター/ヘッドマスターを搭乗させることが出来ます。
さらにタイタンズリターン/レジェンズシリーズLG21以降のタイタンマスター/ヘッドマスターは尻尾パーツの裏側にも搭乗可能。ライフルが接続されているので、銃座として扱うことが出来ます。
ビーストモードの口は開閉可能。
スカル:ロボットモードはトランステクターの首にあるジョイントにヘッドマスター:スカルのヘッドモードを合体させることで完成します。
さらにトランステクターの首のジョイントには同規格のジョイントを持つタイタンマスター/ヘッドマスターが合体可能。(※画像はガルバトロン付属のメガトロン:ヘッドモードを合体させたものです。)
スカル:ロボットモードには両肩に1箇所づつ、背中に1箇所ジョイントがあり、そこに尻尾パーツや武器を接続することが出来ます。
尻尾パーツの表面と内側にはそれぞれジョイントがあり、ロボットモードの手に持たせることが出来ます。
また、付属のライフルやバトラ:ウェポンモードもロボットモードの手に持たせられます。
アクション
「トランスフォーム!」
「ヘッド・オン!」
以上、LG-22 デラックスクラス スカル(Skullcruncher) でした。
ビーストモードの可動範囲は、口が開閉可能。首がボールジョイントで上下左右に可動。前脚が2箇所ロール軸可動。前脚肘が90度スイング可動。前脚爪が前後にスイング可動。後脚はボールジョイントで前後スイングおよび若干の開き可動。尻尾は付根部分が左右にスイング可動。首がグリグリ動くのでかなり表情がつけられるのが嬉しいです。接地性は四つん這いなので問題なく良好。
ロボットモードの可動範囲は、首がボールジョイントで左右にロール可動。肩は前後スイング+開き可動。二の腕と肘先に左右ロール軸可動。肘は90度スイング可動。手首は内側に可動。腰は左右ロール軸可動。股関節はボールジョイントで前後スイング+開き可動。大腿部に左右ロール軸可動。膝は90度スイング可動。爪先は前後にスイング可動。と広い可動範囲を持ちます。接地性に関しては、カカトが無いので説明書通りの変形だと心許無いですが、ビーストモードの後脚を調整することでバランス良く立てるようになります。
ギミックに関しては、ヘッドオンギミックが今回からの最大の目玉であり、特徴。スカルはリメイク前からヘッドマスターであるため違和感は全く感じません。ロボットモードだと尻尾パーツが余剰気味になるものの、アニメ版ヘッドマスターでも手持ち武器として使用していたので、ある意味劇中再現です。また、ヘッドマスターと連動できるミニメカが付属するのも国内版デラックスクラスの特徴の一つ。海外版では別売りだったので、非常にお得感があります。今回のバトラもヘッドマスターとの合体を交えて3形態に変形出来る他、ヘッドマスターをバードモードに乗せれたり、ロボットモードの手持ち武器になったりするので、これひとつ付属するだけで遊びの幅が格段に広くなりました。
スタイルに関しては、ビーストモードはリメイク前同様ワニに変形。全体的なスタイルやエンブレムの位置など非の打ちどころが無く、素晴らしいリメイクになっています。また、歯や舌が塗り分けられているのでメカワニではありますが生々しさも持ちえたデザインになっています。
ロボットモードに関しては、背中に背負ったワニ頭は少々目立ちますが、それ以外のスタイルやパーツ配置はほぼ完璧に当時のアニメ版を意識して作られているので、リメイクとしての再現度は非常に高いです。
元々和製トランスフォーマーのキャラであるスカルはリメイクの機会に望まれませんでしたが、今年から海外で始まったタイタンズリターンというリメイクシリーズで無事にリメイクを遂げました。それでも海外版はアニメ版とは異なる頭部でしたが、今回あレジェンズシリーズとして国内販売された際にはアニメ版に近くなるようヘッドマスターが造形し直された上、海外では別売りだったミニメカも付属するという非常に豪華なセットになりました。リメイクの度合いやプレイバリューなど、今後のヘッドマスターキャラリメイクに期待が持てる非常に良いセットになっています。
では、今回はこれで失礼します。それでは( ^_^)ノシ
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買いました~
ウィーアードウルフとワイプも今から楽しみですな。
ビーストのコクピットのハッチが何故か軟質系なんですよね。
遊ぶのにさほど支障はありませんが、プラスチック製のクリアパーツなら、透過率も高めで良かったのに……
ロボット形態の可動範囲は嬉しいですね~
デカいのにどうしたガルバトロンって感じでしたから、一気に評価良くなりましたな。
このミニメカも嬉しいんですが、僕は安く海外版の開封済み中古品を別途購入しました。
捕まえて恐竜になるってのは面白いですが、海外版は合体するタイタンマスターの方に、ちゃんと恐竜モードを考えて、足に牙のモールドがあるんですよ。
こっちの方が自然かな?と。
まあこの手のメカは賑やかしですからね。
試作品公開されたタイタンクラス ダイナザウラー(トリプティコン)の要塞形態にセットするにはちょうど良いだろうし、海外版もちょこちょこ買います。
本体も旧ヘッドマスターだとワニの口に乗ってましたからね……良かったよ、背中になって。
僕は行きつけのお店で、コンボバットにメガリゲーターの頭だけ付属するみたいなんで、箱無し説明書無し、本体だけの海外版も購入する予定です。
しかしブレインストームの時から仕方ないかな?と思いつつも、やはりタイタンマスターの背中の顔丸出しが気になりますね(笑)
では、次回更新を楽しみにしております(^-^)
スカルは他から流用が利きにくいワニに変形するという事もあってかこれまでリメイクに恵まれないキャラでしたよね
今回完全新規リメイクされるまでワニ繋がりでBHノックアウト(TAVブラッディノックアウト)のリデコでもいいから出たらいいのにって思ってたくらいです
唯一気になる点は設定を見るにバトラの恐竜モードはスカル自身が自由に使えないっぽい所ですね
玩具の特徴を活かしたいい設定だと評価している人もいるのですが
日本版が企画された時期の関係でワイプにもバトラと同型のミニメカが付属するので
個人的にワイプのミニメカはバードモード、スカルのバトラは恐竜モードをメインに使うという俺設定で遊ぼうと思ってたので残念
ガルバトロンとクロスヘッドオンさせたのは同時期のデストロンヘッドマスターであるというだけでなく
今年のイホビ限定品のコンボバットにガルバトロンのヘッドマスターのリカラーのメガリゲーターが付属する事も意識してるんですかね?
しかし去年のイホビ限定品であるグランドスカージのコミックではメナゾールが手足を奪われていたので
今回のコミックだとスカルがトランステクターを奪われそうな気がしてなりません…当然ちゃあ当然の摂理なんだけどやはり限定アイテムの為に通常販売されたキャラが奪われてばっかりというのは不憫というか…
>ビーストのコクピットのハッチが何故か軟質系なんですよね。遊ぶのにさほど支障はありませんが、プラスチック製のクリアパーツなら、透過率も高めで良かったのに……
よく開ける個所だからか、軟質になってしまいましたね。見る分にはあまり気になりませんが、弄ると少し違和感があるんですよね。
>ロボット形態の可動範囲は嬉しいですね~。デカいのにどうしたガルバトロンって感じでしたから、一気に評価良くなりましたな。
ですね、やはり首がグリグリ動くのは楽しいです。
>捕まえて恐竜になるってのは面白いですが、海外版は合体するタイタンマスターの方に、ちゃんと恐竜モードを考えて、足に牙のモールドがあるんですよ。こっちの方が自然かな?と。
この辺は海外版の方が別途売りされてる分ちゃんとしてるみたいですね。
国内版のいい点は、本来別売りなのをセットにしてくれた上に従来のデラックスクラスとあまり値段変わらないという点でしょうね~。
>本体も旧ヘッドマスターだとワニの口に乗ってましたからね……良かったよ、背中になって。
旧版は下手したら本体がトランステクターにもぐもぐされるという事故が起きかねない状況でしたね(笑)
>スカルは他から流用が利きにくいワニに変形するという事もあってかこれまでリメイクに恵まれないキャラでしたよね
ワニモチーフは本当に少ないですからね~。メガリゲーターとテラゲーター(といってもフューザー戦士なので純粋なワニではない)あとはコンボイのパーツで作られたメカワニくらいしか思いつかない・・・。
>唯一気になる点は設定を見るにバトラの恐竜モードはスカル自身が自由に使えないっぽい所ですね
この辺は個人の遊び方によって評価分かれますね~。
>ガルバトロンとクロスヘッドオンさせたのは同時期のデストロンヘッドマスターであるというだけでなく、今年のイホビ限定品のコンボバットにガルバトロンのヘッドマスターのリカラーのメガリゲーターが付属する事も意識してるんですかね?
これはただの偶然です(笑)
海外版タイタンズリターンは未所持ですし、ハードヘッドの頭部を着けるのは軍団が違うので、同じデ軍で選択したらこうなりました。
でもメガリゲーターもこのパターンにする人は多いでしょうね。私もそうしようかと思ってます。
ビーストモードのワニのリアルな質感もさることながら、ロボットモードにもそれが現れていて、比較的近い種族(恐竜)をモチーフにしたグリムロックには及びませんが、なかなかの存在感を放っています。
以前にもコメントしましたが、彼らヘッドマスター戦士を見ると『Bビーダマン爆外伝V』(1999年)のVビーダアーマーを思い出します。
前作『Bビーダマン爆外伝』(1998年)までは、パイロットがコクピットに乗り込んで操縦するタイプでしたが、最終作となる今作では、パイロットがメイルスーツを着用した状態から、頭部としてアーマーと合体する方式になりました。
当時の玩具メーカーが合併前のタカラで、“ヘッドオン!”のかけ声も共通していますし、最終作を見越して今までとは違う方向性をと、このヘッドマスター戦士の要素を取り入れたのかもしれません。
『まどか☆マギカ The Diffarent Story』です。
特殊な能力を使う魔女の弱点を見い出したマミさん&杏子は、別々に攻撃して息の根を止める作戦に出ます。
マミさんはトレードマークの帽子を中に放り投げ、大量のマスケット銃を召喚。
その1丁を手に持ち、残りに攻撃命令を発して、魔女&使い魔にたちに集中砲火を浴びせました。
ドドドドドドドドドッ…………!
使い魔たちが消え、最後に魔女が“本体”の斧を残して消えた瞬間、
「……今よっ!!」
その言葉を待っていた杏子、猛然とダッシュ!
斧を目がけて、
「はぁあああああああああああああああああ~っ!!」
槍を急所に突き入れると、ひびの入る音がして、とうとう粉々に砕け飛びました。
パリンッ……!!
「………や………やった…………!!」
地面に着地しながら、杏子は勝利の表情を浮かべました。
「……お見事ね。」
マミさんもそれにほほ笑んでみせました。
すべてが終わると、2人は後回しになっていたお互いの自己紹介をしました。
「……改めまして。わたしは、巴 マミ。見滝原市の、魔法少女よ。あなたは?」
「あたしは、佐倉 杏子。隣町の、風見野で魔法少女やってるんだ。……さっきは、本当に助かったよ。あんたが、来てくれなきゃやられてたね……。」
「どういたしまして。………ところで、佐倉さんはどうして見滝原に?」
「あ~。……さっきの魔女、追いかけてたんだ。あいつ、あたしが魔法少女になって初めて戦った相手でさ。一度、ヘマして逃げられちゃったんだ。」
見滝原に着いた直後、杏子は縄張りを飛び出しての活動に抵抗を感じたものの、落とし前だけはつけたいと思ったことをマミさんに話して聞かせました。
「………そう。」
「結局…。あんたに、迷惑かけちゃったね。」
「いいのよ。……大切なのは、1人でも多くの人々の命を守ることなんだもの。魔法少女同士で、縄張り争いなんて…本当なら、すべきではないんだわ。」
マミさんの話に聞き入っていた杏子は、ニコッとほほ笑み返して、
「それじゃ…。おかげで、魔女も倒せたし。あたしは……。」
「待って。」
「?」
マミさんは、たった今手に入ったグリーフシードを杏子に見せました。
「あなたも、魔力を消耗したでしょ?……ソウルジェムの濁りを、浄化しておかないと。」
「……でも……。それ、今日のあたしがもらう資格………。」
「2人で、倒した成果よ。」
「……いいの?」
マミさんは笑顔で頷き、グリーフシードを中に浮かべ、ソウルジェムを取り出しました。
杏子もソウルジェムを取り出し、マミさんと向かい合わせにグリーフシードを挟むようにします。
濁りが抜けると、陰にいたキュウべぇがそれを回収にやってきました。
杏子、
「えへへ……。ありがとう。」
「……ねぇ、佐倉さん。」
「?」
「この後なんだけど……。まだ、お時間平気かしら?」
「……大丈夫だけど……。」
マミさんは、杏子を“お茶会”に誘うことにしていました。
出会いを大切にし、親睦を深めるために………。
(次へ続く。)
初めて共闘し、魔女を倒すことに成功した2人。
2人の親睦は、これからどのように深まるのでしょうか………。
>ビーストモードのワニのリアルな質感もさることながら、ロボットモードにもそれが現れていて、比較的近い種族(恐竜)をモチーフにしたグリムロックには及びませんが、なかなかの存在感を放っています。
メカワニでありながらトゲトゲした皮膚とカラーリングが妙にリアルな質感を放ってますよね~。
>以前にもコメントしましたが、彼らヘッドマスター戦士を見ると『Bビーダマン爆外伝V』(1999年)のVビーダアーマーを思い出します。
ボンバーファイターやビーダアーマーとはあまりにもかけ離れた操作方法に当時驚いた記憶があります。
玩具メーカーやかけ声が同じなので、TFも参考にしていたのでしょうね。
>『まどか☆マギカ The Diffarent Story』です。
捻くれる前の素直な杏子って新鮮ですね・・・。この2人はアニメだと最終話くらいしか関わりが無かったので、どのやり取りも新鮮です。
これから2人は友人になるのでしょうが、どのような紆余曲折を得てアニメ版のような立ち位置に納まるのか・・・。