社長が一級塗装技能士の業者は現場に魂が宿る。

一級塗装技能士が施工した外壁や屋根塗装のほか、屋根工事やマンション大規模修繕のYouTube動画をメインに紹介します。

最良の塗装工事のためにチェックしたいポイント

2021-06-29 16:56:40 | 日記

私たちはなんとか家の状態をよくしたいと思い、塗装工事のご提案をさせて頂くのですが、

全ての家が問題なく塗装工事ができるわけではありません。

塗装工事には予想外の結果が出る場合があるのかということを踏まえて、

工事を考える際にチェックしておきたいポイントを6つご紹介致します。

詳しくはこちらをお読みください。

 

 


5階建てビルの外壁タイル滑落防止、打音調査と補強&張り替え

2021-06-29 09:57:46 | 日記

RC建物の外壁の悩みで尽きないのがタイルの浮きです。

外壁タイルの浮きは滑落の危険性があるからです。

めったなことでは落ちたりしませんが、もし落下した時のことを考えると怖いですよね。

ではどのタイルが浮いているのか、また補強すべきタイルはどこなのか、それを診断するためのものが打診棒を使った打音検査です。

乾いた音が出れば浮いているという合図です。

試しにクイズ形式でこの動画をご覧ください。

もちろん見た目には同じですが、打診棒の音でどちらが浮いているか判別できるでしょうか?

 

乾いたカラカラする音が出る場所は浮いているタイルです。

そこにチョーク等でしるしをつけます。

マーキングといいます。

今回ご紹介のビルの打音調査はこちらです。

 

マーキングしたので、ドリルで穿孔していく準備の完了です。

 

そしてそこに補強をしていきます。

その補強はというとエポキシ樹脂という接着剤を注入します。

注入する際に使用するのが「注入ガン」です。

 

注入ガン(グリスガン)にエポキシ樹脂をセットしたら注入の開始です。

もしかしたら胸筋が必要になるぐらいの力を腕に伝えて外壁タイルの奥までしっかりエポキシ樹脂が行きわたるように注入します。

 

 

点在している白いウエスはタイルを汚さないようにあふれて出てくるエポキシ樹脂の汚れ防止のためのものです。

ステンレスピンが接着剤の補強材となる形でタイルの中でがっちり固定されるというわけです。

 

 

ビルやマンションの外壁は塗装という場合ももちろんありますが、タイル補強もとても多い工事なので大規模修繕では割とメイン的な工事になる場合もあります。

現場にもよりますがタイル補強をする場合は必ずと言っていいほど張替えする部分が出てきます。

貼り替えはタイル目地に沿ってディスクグラインダーにてカットしていき、ハツリ機でタイルを除去し貼り換えていきます。

詳しくはこちらの動画にて。

 

 

こちらタイル補修工事をまとめていますのでよかったらご覧ください。

 

こちら今回工事させて頂いたビル大規模修繕のタイル施工場面からご覧いただけます。

 

 


プロの塗装技能士に相談シリーズ vol.02:契約内容と異なり裁判沙汰に!大手住宅メーカーによる手抜き塗装

2021-06-24 12:29:32 | 日記

【プロの塗装技能士に相談シリーズ vol.02】


契約内容と異なり裁判沙汰に!大手住宅メーカーによる手抜き塗装。

裁判沙汰にもなってしまった方からの相談です。

どんな業者でも多かれ少なかれ間違いやミスはありますが、手抜きかどうかは実際に施工してみないと分かりにくいものです。

基本的にハウスメーカーの管理部門は現場の事情に詳しくないばかりか職人からしても遠い存在です。

職人の締め付けだけで管理する現場は、水面下でまた暗黙のままこのような作業が行われ、結果このような結末になるようなこともあります。
今回のシーリングの件はとても顕著にそれを表しています。

著名な会社だからと言って、すべて信頼できる施工かと言えば、そうでもないということを頭に入れておきましょう。