My Life with 統失

僕の統合失調症と向き合う日々の葛藤や、苦悩、嬉しいこと、楽しいことなど、赤裸々に綴っていきます(^^)(^^)

自分の生きる道

2017-03-22 15:43:20 | 日記
こんにちは😃パロットです

少しずつ暖かくなってきましたね


春が来た、という証拠なんだと思います。


出会いの季節でもあり、別れの季節でもあると言われる春。

かけがえのない出会いがあり、別れがある春、
みんなそれぞれのドラマがあると思います。



人生というのは自分が主人公、ヒロインとなって数々の修羅場を乗り越え成長していく、筋書きの無いドラマ、物語なんだと思っています。




、、、さて、今回は過去は振り返らず自分のこれから生きていく上でのビジョン、考え、目標を綴っていこうと思います



…本当に自己満足の日記なのですが…







さて、僕が自分の病気と向き合うなかで過去に一冊の本と出会いました。






「統合失調症がやってきた」


知る人ぞ知る、90年代にブレイクされたお笑い芸人、ハウス加賀谷さんの壮絶な人生ドラマが描かれた一冊でした。

そのハウス加賀谷さんという方は、僕と同じ14歳で統合失調症を発症されました。


お笑い芸人を志され、人気お笑い芸人になられるも、病状が悪化し原稿や台本が覚えられなくなり、自分のキャパを越えお笑い芸人の一線を退かれました。



その後、自分に合った薬💊と出会われ、10年の時を経て再び芸人を再チャレンジし奮闘されました。


今現在は統合失調症を武器に笑いの幅を広げつつ、統合失調症に関する講演会をあらゆる各地でトータル200回以上されていて、人生の新たなステージに立たれています。


この本と出会い、ハウス加賀谷さんの生き方を知ったとき、こう思いました。


「なんて素敵な生き方なんだろう。」

「僕もこういう生き方、人生を送りたい。」

心の底から共感し、熱く込み上げてくる思いがありました。





そこでふと思うことがありました。

「ハウス加賀谷さんには、お笑いという最強の武器がある。じゃあこれから自分自身が講演活動をしていく上で自分にとって最強の武器になるものってなんなんだろう?」




音楽?

学生時代にバンドを組んでいて今でもベースを弾くが、そこまでリズム感があるわけでもなく際立った実力はない。中途半端な実力。



スポーツ?

ソフトボールやマラソンは大好きで活動しているけど、あくまで趣味の一環。これもまた中途半端な実力。



職業?

これといった国家資格を持っている訳でもなく、キャリアや学歴があるわけでもない。
手に職を付けている訳でもない。





料理?

全く才能ナシ。






じゃあ僕にとっての武器って一体何なんだろう?



悩みました。それを見つけ出す為にいろんな事に挑戦しました。

ボイトレの教室にも通いました。
ブラスバンド楽器、フルートの体験教室にも足を運びました。
ジムにも通いました。



現在ではラジオ関連や今こうやって綴っているブログにも挑戦中です。






、、、気づきました。
一つのことを極めるということは相当の覚悟と自信、時間と継続し努力する意思力が必要。



そう葛藤する中である診察日、信頼する主治医の先生に相談しました。



「僕はこれこれこういった生き方をしていきたいんです。その上で自分の武器ってなんなんですかね?」




こう答えられました。


「あなたには、壮絶な過去、人生経験がある。それがあなたの何よりの武器です。」



…ハッとしました。
こんなにも身近に内に備わった武器があったんだ…と、点と点が線に繋がった感じがしました。



その上でこういったラジオやブログは一つのツール。


その上で僕はまだ講演の経験は数回で、経験値は浅いですが、これからたくさんの場所でたくさんの人の前で、自分の人生経験という最強の武器を軸にして活動していきたいと思っています。




お金にはならないのかもしれません。
しかしそれ以上に何か得られる財産があると思っています。



統合失調症は自分の中で一つの「ブランド」。


異常な考えだと思われるかもしれませんが、僕はそう思っています。





今回は長い時間、お付き合いありがとうございました😊










パロットでした