My Life with 統失

僕の統合失調症と向き合う日々の葛藤や、苦悩、嬉しいこと、楽しいことなど、赤裸々に綴っていきます(^^)(^^)

一本の道を真っすぐ突き進む 🔥魂友🔥ーソウルメイトー

2017-07-31 22:11:52 | 日記
今から僕の憶測でなんとなく三年程前だろうか。

親友と飲みに行くことになり、その親友にヒデちゃんに紹介したい人がいると言われた。

当時の僕は凄く人見知り、オーバーに表現するとライトな対人恐怖症。


そんな僕と親友の前に、一台の黒いスポーツカーが現れた。


(うわっ、またイカツイ人紹介するなぁ 汗)

その車を見た時の当時の僕の第一印象。


降りてきた。


ほー・・・


身長は思っていた程、大きくない。170もないんじゃないか。

髪はサラサラのミドル。眼鏡を掛けていた。

正直な第一印象「優男」。


そんな彼が初対面の僕と親友に最初に放った一言:

「飲もうぜ!!!」

両手の拳は強く強く握り占められていた。


その時の眼はまだ熱くはなく優しかった。



その後、(ほぼ)下ネタ交じりの会話を三人で語り楽しい時間を過ごす。


解散。


それからの一年は2、3回ほどしか会っていない。


いつからこんなに距離が近くなったんだろう。日に日に。現在ゼロ距離。


某アニメの必殺技でいう「牙突ゼロ式」。


時間と気持ちに余裕がある時には、お酒を交わしながら「男」について語る、日常。


お酒が入ると彼は変貌する。
猫からオオカミに。
小さな火花から大きな炎へ。

人体発火するんじゃないかと思うことも時たま…


僕から見てその時の彼は

「偽りの彼」なのか? 「真の彼」なのか?

前者(笑)


金曜日の夜にする某ミュージック番組を 涙 を流しながら観る。
カラオケに行くと 涙 を流しながら歌う。
恋愛映画を見ると必ず 号泣 する。
車のBGMで 涙 を流す。
殺人ニュースを見ると 腹を立てて 部屋にあるクッションを自身の拳で何度も何度も殴る。
はまった月9の夜ドラは 約2、3ヶ月 は連続レンタルする。

よく中年の女性からコールが掛かってくる。世話役なのだろう。
説教している。

大学4年間はアルバイトと奨学金で自分自身で全てやり尽くしたらしい。






そして、そんな「男」には今現在、人生最大の大恋愛を進行中である。



その「男」が心から惚れた女性、


どういう理由かは聞いていないが、離婚経験をされていて、幼い男の子を二人支える。


今年の2月に付き合い、3月に破局。

交際期間約一ヶ月。


真夏の今現在尚、涙を流しながら工場の仕事を一日全うする。

僕と会うと、3分に一度は会話の中でその女性の名前を発する。

寝言で絶えずその女性の名前を連呼し、うなされている。ほぼ毎日夢にでてくるらしい。

今の彼の夢は85年式の500万相当の大型中古車に、その女性とその家族を乗せることらしい。。。
と、ほぼ毎日僕に宣言し、仕事を全うしている。


昔にくらべて下ネタをほとんど彼は言わなくなってしまった。。。



・・・汗汗




なんで?なんでそこまで思うの??どうしてそこまで一途なの???


彼の経済力、誠実さ、コンタクトをした時のルックス、優しさ、男らしさ、ほかに視野を広げるべきなんじゃないの。

直接は言わなかったが、以前まではそう思っていた。



ここでそんな「男」の彼の名言集:

1.失恋した直後、ある友人に慰められて言った言葉
「大丈夫だよ。女なんて星の数ほどいる。元気だしなよ。」

『甘いな、星は無数に存在するが、眩しい眩しい太陽はたった一つだ。』

2.その心から惚れた女性の息子が学校で喧嘩をした時に叱った言葉
『男は眼で殺せ。ムカつく奴は思いっきり睨み付けてやれ。今の時代、暴力や暴言で相手をねじ伏せる時代は終わったんだよ。』

3.お互い失恋し、傷の舐め合いをしている時の僕との会話
「俺はあいつが幸せになることだけを心の奥底から毎日祈っている。それが俺なのか、もっと素敵な男性なのかは分からない。」

『あまいなヒデちゃん、男だったら一度惚れた女性は、命をかけてでも俺が守ると誓わなきゃ駄目だ!!』


3の格言については、僕はその言葉の真意を、三日間葛藤し、苦悩し、悩まされた。


悩んだ挙句、僕なりの答えがでた。

僕と彼の違いは視野の広さ。炎の火力の大きさ。僕は「男」。彼は『真の男』。

どっちも正解 だ。


それが三日間葛藤し悩んで、僕が見出した答え。




先日、彼は僕を海に連れて行ってくれた。僕の失恋直後。波の音と共に少しリラックスしようと言うのだ。



今の僕の些細な夢は、海を夢見るタイの子どもたちに、海の素晴らしさを伝えに彼と会いに行くこと。


今週末には、日帰りで広島へ、原爆ドームを観に行くことを計画している。



『名は体を表す』



そんな 真の男 が惚れた女性、


間違いなく

『素晴らしい素敵な素敵な女性』

なのだろう


今になって、僕はそう確信している。


そんな女性に僕は心から伝えたい

「灯台下暗し。真下にある光輝く原石をコンマ一秒でも早く拾いなさい。」



注:あくまで今回のブログは本人の許可済み


追記:今回のブログは改めて読み返した時、本当にキザなブログになったなと思った。
そして、このブログを時たま笑いながら打つ俺は改めてキモイなと思った 笑笑
しかしこれは嘘でも偽りでもない。本当に実話。ノンフィクション。リアル話。
そして、何時もお世話になっている親友への感謝の気持ちと、二人が繋がって欲しいという切実な願いと、二人に向けての僕なりのメッセージ。



本当に最後の最後に…そんな彼の持つアイフォンの固定されている待ち受けを紹介して、今日のブログの幕をオロシマス。



ありがとうごさいました🙇🙇‍♀️

⚾️DB(仮名)⚾️ -1- 決真

2017-07-31 03:32:42 | 日記
2016年.12月.冬至.

DBと出会う


DB:僕の地元にある自然豊かな野球場のある緑一杯のB型作業所


僕はそれまで闇の世界をさ迷っていた。生きる希望が見えない毎日。なんとか時間を潰すため、
無理して自分を奮い立たせ、自己啓発本を読む毎日。夜には強引にたくさんの親友に電話をし、
迷惑をかける。


そんな時、地元の精神保健福祉士の方に、三ケ所、仕事場を提供される。

(1).DB(B型作業所)
(2).地元の某B型作業所
(3).知的障がい者の支援員(正規雇用)


とりあえず、三ケ所見学に行った。



まず(2)。

内職が主な仕事。僕の印象ではイマイチパットしない雰囲気。


次に(3)。

とても男気のある職員。この人について行こうと思った。ここで働くことができれば?経済的にも安定し、自立もできる。

(1)を見にいくまでもなく、この時点でほぼ(3)で地に足を固めることを決意。

もう(1)の見学はいいかな…



担当の精神保健福祉士「とりあえず三ケ所見学に見に行きましょうか。」


最後に(1)を見学。


衝撃を受けた。

山、川、緑、そして広大な野球場。

眼を輝かして懸命に野球ボールを縫う利用者達。


心がその僅かな時間だったが、凄く浄化された。


その見学後、そこの利用者として働くことを即決意。


入所。


最初の三か月、懸命に我武者羅に(無理して)頑張る。


次の二か月、反動が来たのか、原付で通所しては30分、1時間で帰るルーティンを繰り返す日々。

活力、生命力、共に低迷。



そして、筋肉注射という自心の病の現在の医療の最先端を走る治療法、名医と出会う。


劇的に病が回復していくのが分かる。


朝は7時~8時に通所し、他の利用者、スタッフが来る前、一人、球場のトイレ掃除、草引きをするルーティンワーク。

利用時間終了の15時以降は、恩師からこのドリームボールの理念、考え、ノウハウを学ぶ毎日。

そして、人間として大きく成長していくのが、自分で客観視できる。




僕は昔からいつか自心の病を乗り越え、「当事者」という経験を活かし、精神障がい者の施設を運営したいと思っていた。


恩師の考えは、僕の理想の形。いや、それ以上。そしてこれ以上にない恵まれた環境。


この恩師についてく、そう日に日に決意が固まる毎日。



一時期、将来に焦り、外の社会に羽ばたくことも考えたが、その考えも色々吟味した挙句、利用者として残って訓練を続けることを決意。



順風満帆な毎日。妄想も日々少しづつ減少。日々成長。




そんな時、一人の入所希望の利用者が遠方から現れた。



ボサボサの髪型。生きる気力を失った眼つき。猫背。
ただ、筋肉だけはプロボクサーの様な体系。


その利用者とは、はっきり言って、親友であり旧友。



僕は逃げた。過去が蘇ったからだ。


その利用者は、受信用の携帯しか持つことができないくらいお金に貧しかった。

そういったことから、過去にお金のトラブルから、愚行ではあるが携帯電話番号を変え「縁」を切っていた。


過去を順調に肯定していっている段階。

恐怖だった。


しかし、顔を合わせてしまった以上、対話するしかない。見学初日、20分だけ話す時間を設けた。


昔のように、無謀な夢を語らない。落ち着いている。聞けばその利用者も僕と種類は違うが筋肉注射を打ち始めたというのだ。


「人の心」を持っている。僕はそう判断した。


と、同時に、この人を恩師から学んだノウハウを元に立派な社会人、人間に、成長させ導く事が、自心の急速な成長に繋がる、そう判断した。


利用初日、その利用者は、ボサボサだった髪形を五輪狩りに丸めて来た。


その意気込みを買い、その何日か後に、僕は

・作業用の手袋
・水筒
・帽子
・ウォークマン

をプレゼントした。


その利用者が日に日に成長していく姿が分かる。懸命に草を引く。眼力が上がっていく。

これがこの人の本来の「眼」なのか。


昔のように、公衆電話から理不尽な時間に電話を掛けてこない。お金を貸してくれとも言わない。


僕なりに懸命に指導した。まだまだ弱い部分は見える。ただ生命力は過去に比べ段違い。


今では10年ブランクがあったMTの軽トラを、後ろに金属の網をつなぎ僕が運転し、その利用者が助手席に乗り地面を確認し、二人で広大な球場を一式ある程度、グラウンド整備できるまで成長できた。


恩師がそんな僕とその利用者に与えた、今月の工賃の金額の差は僅か千円。

この金額の数字の意味、真意を考えた。


この事業所の給料(工賃)は決まっていない。完全出来高制。努力すれば努力するだけ結果が実る。


恩師が工賃を判断する。


与えすぎると 己惚れる。 少なすぎると やる気を失う。


そういったことから、今回の僕の工賃は、「今後の更なる期待」と自分なりに判断した。



そんな恩師は、毎日10数人分の利用者の豪華な昼食を自分のふところから張り込み、本人はカップラーメンや小さなオニギリを、うまいうまいと食べる、そんな方だ。


今では、地元のプロボクサーや、ラーメン屋を営む若い店主や、教師時代の教え子も恩師に会いに、毎日色んな人がこの『DB』へ訪れる、そんな毎日だ。



『人間を救い 共に生きる』


それが DB




そんな恩師の意思 考え DBを 四年かけて修行し しっかり引き継ぎたい そう決真している