がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

星空観察会

2008年10月11日 | アウトドア
E市主催の星空観察会の講師で、朝霧高原に行ってきました。昨年のこの企画は、分厚い雲に阻まれて、まったく星が見えませんでした。今年は、ぜひともリベンジしたいものです。なにしろ、30人の参加に募集に対して、120人の応募があったそうですから…。期待がかかってマス。

開会式のあと、私は施設所長さんと現地「朝霧アリーナ」に向かいました

車の中からは雄大な富士山が見えています。オーーーッ
・・・でも右側の雲が気になるなぁ




現地に着いたら、とりあえず天体望遠鏡や双眼鏡をセッティング。西の空の雲が夕焼けにそまってきました。いけるかな・・・






ところが、参加者の皆さんが到着する頃には、一面ガスに覆われてしまい、なーーんにも見えません
星空どころか、地上の景色も真っ白です。神様お願い… 祈るしかありませんね。

みんなの思いが通じたのか、7時頃にはガスもとれ、いつしか空は快晴に
やりました

月齢11の月に照らされ、満点の星空というわけにはいきませんでしたが、E市在住の皆さんにとっては、それでも数多くの星だったようで、感嘆の声があがっていました。




ちなみに、望遠鏡で覗いた天体は、
木星:縞模様もくっきり。ガリレオ衛星も4つハッキリ見えました。
アンドロメダ大星雲:秋の空はやっぱりコレです。
アルビレオ:はくちょう座にある二重星。オレンジとブルーの色の対比が美しいのです。
オリオン大星雲:三ツ星の下にある小三ツ星の真ん中がこの星雲。鳥が羽を広げた形で淡いピンク色が美しいのです。

双眼鏡で覗いたのは、
すばる:おうし座のプレアデス星団。青白い星たちが集まっている姿は芸術です。


もちろん、観測機材を覗くだけではなく、シートにゴロリと横になって、星にまつわるお話をしながら、星空を堪能しましたよ。

西には夏の星座。デネブ・ベガ・アルタイルの夏の大三角がまだ沈まずに輝いています。

頭の上には秋の星座。ペガサス座・アンドロメダ座・ぺルセウス座・くじら座などが、ギリシャ神話の世界を案内してくれます。

東の空には冬の星座。ぎょしゃ座・おうし座が上り、夜中にはオリオン座・ふたご座が富士山のシルエットの向こうから姿を現わします。

つい一昨日が、ジャコビニ流星群の極大日だったのですが、流星はあんまり流れなかったなぁ。


ついつい星を見るとマニアックな自分が顔を出してしまいます・・・

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