がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

国内初の山岳医療パトロールに同行しました

2017年07月30日 | ウィルダネスファーストエイド(野外災害救急法)
国際山岳医と国際山岳看護師による、国内初の山岳医療パトロールが行われました。今回、WMAスタッフとして、このパトロールを見学させていただくべく、同行いたしました。山は甲斐駒ヶ岳。ルートは日本三大急登のひとつ、黒戸尾根。当日はテレビと雑誌の取材も同行しました。


今シーズン初登山だった私は、からだが全く適応できず、足は痙攣するしバテるしで、完全にメンバーの足を引っ張ってしまいました。トホホ。

山頂や山小屋で、体調に関するアンケートを取ったり、山小屋利用の方々にワンポイント医療レクチャーをしたりしていました。もちろんけが人や病人がいれば処置にあたるのですが、今回は幸いいらっしゃませんでした。わたしたちWMAスタッフも、山の救急法についてミニレクチャーを行ったりしました。


今回、奇跡的な出会いがありました。


今回の山岳医療パトロールの若きリーダー役のI医師。いろいろと話をしていくうちに、なんと、23年目の小学4年生のときと、21年前の小学6年生のときに、清里で自然教室の担当コーチと児童という関係で出会っていた、ということがわかりました。

当時の担任の先生のこと、清里での登山の思い出、キャンプファイヤーで歌った歌のこと…。周りの方々が「よくそんな昔の事覚えてるね」と驚くくらい、鮮明に記憶がよみがえり、昔話に花が咲いてしましました。

当時のこどもが、こんない立派になって、今は私が彼から教えを乞うことになったのです。なんとも感無量のひとときでした。

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