Twitter小説集 140字の物語内藤 みか,安達 瑶,新城 カズマ,小林 正親,渡辺 やよい,吉井 春樹,泉 忠司,黒崎 薫,枡野 浩一,円城 塔,(収録順)ディスカヴァー・トゥエンティワンこのアイテムの詳細を見る |
ちょっと前に読み終わってましたけど、
ブログに書こうと思うと、
昨日みたいに記憶が新鮮なうちに記事にしておきたいことがあったりとかして、
今日になってしまいました。
10人に作家さんがそれぞれ140字以内で小説を書いていらっしゃいます。
140字の現代語でひとつの物語を書くとなると・・・
「現代語」とわざわざ書きましたが、日本には短歌がありますので、
短い文章で気持ちを伝えるという技は、
日本人のDNAに等しく流れているはずです。
そんなことを思いながら、手に取ってページをめくってみますと、
そこには見事な・・・リズムが刻まれていました。
五七五七七ではありませんが、軽やかなリズムで物語が綴られています。
やはり「140字」と「日本語」は調和します。
読み終えての最初の全体の感想・・・味覚を感じました。
しおっぱい、甘い、酸っぱい、苦いという言葉たちで。
人の心を味覚的に表現するのも意外と調和するものです。
たくさんの物語が載っていますので、
もしかしたら甘酸っぱいと思う方もいるかもしれません。
塩っ辛いと思う方もいるでしょう。
この本は、もしかしたら物語のオードブルなのかも・・・
そんな、ちょっとステキな本でした
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