世の中 奇人変人は結構いる.
開発者=奇人変人=大成功or自己満足or大失敗
概ね最初は周りからは、そう見られている。かの豊田 喜一郎もその一人と言えよう。
これもどうかと思う。 開発者の意図が全く分からん????
↑この シンプルでステキな1952年製のNSU 500 Konsul を
↓このおっさん「フリッツ・ランゲル氏」が大改造
そして出来上がったのは ↓狂気の沙汰 NSU BISON 2000
エンジンの改造には航空機用の2000ccシリンダーを利用しようとしたらしいが、
ピストンが3.3kgと激重!
そこでエンジンパーツの名門、マーレ社 (日本にもある) に1.6kgのピストンを発注。
エキパイはφ75mm、サイレンサー無しと言うかダダのパイプ!
火吹きながら走るのだろう
詳細スペックは分からないが ガソリンエンジンではボア100mm位が火炎伝搬の限界のはず
トヨタの1FZだって100mm×95mmの6気筒=4476cc
スクエアとして、ボア136.5mm×ストローク136.5mm
最大ピストンスピードを20m/sとすると、最大回転数は4400rpm位
ツインプラグで両端から火付けりゃなんとかいけるか
エンジンスタートはキックのみという暴挙に出た仕様・・・キックアーム細くないか?
ケッチンくらったら・・・地雷ほどの破壊力ではないのか?エンジン始動は命がけ
あのSUZUKIでさえDR800でやめたのに 2000ccって・・・振動とかはどうなんだろう
ベベルギヤ駆動のOHC? 空冷フィンがこれまた凄い・・・・もう少し間隔開けた方が良いような
まさしくシングルの鬼だ
雷みたいな爆音立てて走るのだろうか・・・・・
で 結果は
大成功or自己満足or大失敗 ? 自己満足かな・・・おそらく