八王子現代家具工芸学校

八王子現代家具工芸学校での生徒達の木製家具の製作過程などの紹介。

南多摩福祉機器展。

2013-03-17 23:59:15 | 八王子現代家具工芸学校
昨日、今日ととても暖かかったですね。八王子の町の桜も開花しているのを発見致しました。

私は昨日・今日と八王子駅北口前の東急スクエアの11階、12階で行われた『南多摩福祉機器展』に参加してきました。2年ほど前にも参加をし今回も主催者の方から声をかけて頂き出展致しました。福祉機器展なのでほとんどが福祉やリハビリ関連の商品や研究・成果発表でした。学校では福祉機器に関連した作品をメインには作っておりませんが、オーダー家具なので一人一人に合わせて作ることができることから何らかのお手伝いができるのではないかと思い毎回参加させていただいております。
前回は私が作った座りやすく座るための計測椅子と椅子を展示し、今回は生徒さんが作ったスプーン・フォークと低座スツールと姿勢を正すスツールを持って行きました。みんな周囲の家族や自分の問題解決のために作ったものですが同じような思いを感じている人もいるんじゃないかと思い展示してきました。

展示内容は
微妙なカーブが握りやすいスプーンとフォーク。
胡坐や正座をするのが難しい人が座る低座のスツール。
前傾姿勢になる事により背筋が伸び、正しい姿勢を保持するスツール。
を展示しました。

見に来る人、展示する企業、主催者が南多摩地域の人ばかりの地元に根差したとても良い展示会でした。
学校としてももっと何かできるのではないかと思いました。

ぼやけてしまいましたが学校の展示風景です。



展示したスプーン達。
みなさん木のスプーン・フォークの軽さや質感そして絶妙にフィットする持ちやすさに驚いていました。