根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

龍ケ岳 1月2日(水)

2025年01月09日 23時23分35秒 | 熊本県

天草・龍ケ岳(470m)  
(山頂直下まで車で往ける山)

令和7年1月2日 穏やかな晴

恒例となっている正月2日の初登りは、
昨年「倉岳」から眺めた「龍ヶ岳」と既に決めていた。
なぜならば、
①倉岳で眺めた島々の絶景に感動し、隣の山からも眺めたいという想い。
②山頂直下まで車で行けるので、女房も連れ立って往けること。 
等々あるが
温暖な天草で (極寒な阿蘇谷に比べて)
広大な海原に浮かぶ島々を、山の上から眺められることは爽快感を覚え、
新春を迎えるに当ってのリフレッシュ感を高揚したい・・・・

(行程) 大道港近くの国道266号から林道に入る(発12:10) →                       
    龍ヶ岳山頂公園駐車場(着12:30~山頂展望台~寿ケ嶽神社~発13:15)→
    下貫漁港(着13:45)→ 樋島大橋(着13:50)→
    三角町戸馳・若宮海水浴場(着15:20~昼食~発16:10)→
    金桁温泉→不知火経由で帰路

天草・龍ケ岳(470m) 山頂展望台からの眺め (令和7.1.2)

【大道港近くの国道266号から龍ケ岳を仰ぐ】

大道港近くの国道から林道に入る】←(Googleマップよりキャプチャー)

【山頂直下の林道から倉岳を望む】

【アップしたら倉岳神社の鳥居も視えた】

【山頂展望台直下の断崖に座るハ-ト岩

【展望台からの眺望】
眼下の大道港唐網代 ( からじろはな )その先の島は御所浦島と思われる。
阿蘇北外輪山にも「鼻」と呼ぶ地名が「七鼻」在るが、
海ではこの様な地形を「岬」と呼ぶのかと思っていた・・・
龍ケ岳町には他にも「松ヶ鼻」「和田の鼻」等々もある。
※「鼻」は「埼」や「碕」と同じく、「岬」よりも小規模な
地形に付けられている。(出典:『ウィキペディア』)

【展望台に建つ野口雨情の歌碑】
阿蘇や雲仙 霧島までも 龍ヶ岳から ひとながめ

龍ケ岳山頂展望台からの眺め】←(Googleマップよりキャプチャー)

【美しい景観】
眼下には和田の鼻椚島(くぐしま)
椚島坊主島樋島大橋樋島 が臨まれ、
遠望には八代海を隔て芦北方面? が観えている・・・

【海岸まで流れ落ちている美しい尾根】
尾根の先端が唐網代と思われる。

【八代方面の遠望】
幾筋にも綺麗な尾根が海まで流れている。

【大道港】

【青い海に浮かぶ 椚島樋島
下山後、立ち寄る事とした。

【龍ケ岳展望台にて】

【山頂部に鎮座する壽ケ嶽(じゆがたけ)神社

【壽ケ嶽神社から左奥に建つ展望台からの遠望】

【上の画像をアップで】
登高意欲を誘う山容・・・山名は?

【龍ヶ岳龍王神】
覆いかぶさるような巨石の基部に、張り付く様に祀られている。

【赤松と海と樋島】
龍ヶ岳山龍王神が祀られている場所から
海側を臨む景観で、赤松が際立って美しく映え耀き印象的であった。

山頂から離れ以下、下山路  ↓ 
山頂からの下山は、往路(大道港側)は通らず
下貫漁港(したぬきぎょこう)側に下り、頂上から眺めた
樋島大橋付近までドライブして一路「戸馳島」へ向かう。

下貫漁港に下山】←(Googleマップよりキャプチャー)

【樋島大橋】

【椚島橋付近から龍ヶ岳を望む】

帰路の道で三角町 戸馳島・若宮海水浴場に立ち寄る 

【海岸沿いに鎮座する戸馳神社
通称: 若宮神社 ・ ご祭神: 阿蘇大神

【三角町戸馳・若宮海水浴場で遅い昼食】

【若宮海水浴場にて】

【長い砂浜(約300m)と不知火海の穏やかな波風景に心が癒される・・・】

(龍ケ岳過去の山行記)
    ・2015年10月15日    高舞登山・ 龍ケ岳・ 下田温泉

(2025.01.13 加筆)

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岩宇土山・白崩平 2月17日(土)

2024年02月17日 23時52分25秒 | 熊本県

岩宇土山・白崩平 (990m)  
(八代市泉町久連子)

令和6年2月17日 (穏やかな快晴)

白崩平(しろくえたいら)の福寿草観賞は
2011年以来であるので13年振りの一昔前の思い出となっている。
ネット情報ではオコバ谷ル-トは相当荒れいる模様で
一抹の不安を持ちながらの山行となった。

(往き) 阿蘇(発6:20)→氷川町宮原~(県道25号・宮原五木線)~大通トンネル(着9:00)
    →五木村→久連子(着10:15)=127Km <走行ル-ト→ Google マップ>

(帰り) 久連子(発16:00)→二本杉峠→御船→大津→阿蘇(着19:00) =114Km
                                                                         <走行ル-ト→ Google マップ>

(行程) 駐車場(発10:30)→オコバ谷登山口対岸の尾根に取付く(発11:00)→
     涸沢に下る・対岸にハシゴ在り(着(12:25)→白崩平(着13:00~昼食~発14:10)→
     オコバ谷登山口(着15:00)→ 駐車場(着15:20)

【エメラルドグリーンの川面と石灰岩?】
県道25号(宮原五木線)沿いを流れ下る「五木小川」
緑色に澄み切った川面に魅せられ、一時停車しての撮影

【五木村から北進して国道445から離れ右折
ここから久連子川沿いを辿るが、離合困難な狭い道

【オコバ谷入口】
岩宇土山は初めてと云う山友の石ちゃん

【土石流で荒れ果てた涸れ谷】
治山ダムも大岩が散乱し河床を埋めている・・・
擁壁を歩く一行(22名)は、駐車場で会った合志町登山クラブ

オコバ谷登山口は右岸に位置するが、私達は左岸の山裾から取付く
(自称・白崩平直登コ-ス)

【登路を振り返る】
直登コ-スの落葉林の尾根から、登路を見間違いしてオコバ谷に降りる。
本来は、モット北上すべきであったのに・・・

【オコバ谷涸沢に降りる】
尾根から降りた正面にはハシゴが見える。
以前は無かったのに・・・

【涸れ沢の下流側を望む】

【ハシゴのそばに付けら道案内の標識】
オコバ谷下山口(登山口)はこちら→
泉・五家荘登山道整備プロジェクト 
と記されている。
ここで出会った登山者から
白崩平への道順を尋ね、涸れ沢の上流域へと進む。

【白崩平直下の登路沿い斜面の福寿草】

【白崩平のカルスト台地にて : 撮影は了解済み】
Tシャツ描かれた文言
九州脊梁
ば !
with love from 1739 岳 
1739岳は国見岳の高さを表していると思われるが
「 ば ! 」の意味は一体何であろうか・・・疑問

【石灰岩が露出する丘陵にて】
石灰岩が露出する丘陵「白崩平」の福寿草の株は
なぜか少なく(10株位) 唖然とする始末で、
自然環境の変動か?  登山者から踏み荒らされたのか ?
福寿草が語る一面でもあろうかと思う次第であった。

【丘陵直下の登路沿いの斜面にて】
望みに応える福寿草が咲き誇っていて楽しまれた。

【下山路・二回目の渡渉地を振返る】

【渡渉地の沢上に藪椿が、可憐な風情を放っている】

【オコバ谷登山口に着地】

【治山ダム用の管理道路も崩壊】

【土石流で埋まる砂防ダム: 上流側から望む】

【長い爪痕を残し、崩落している右岸側の山復】

(これまでの山行歴)  *第1回目 2008/2/24 (←クリック)
            *第2回目 2009/2/21 (←クリック) 
            *第3回目 2010/2/20 (←クリック)
            *第4回目 2011/2/26 (←クリック)

(2024.02.22 加筆)

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倉岳(標高682m) 1月2日(月)

2024年01月07日 16時52分52秒 | 熊本県

天草最高峰の山・倉岳( 標高682m)     
(倉岳神社初詣ハイキング)

令和6年1月2日 (穏やかな晴れ)

元旦早々から起きたまさかの能登半島地震、津波や火災が発生し
熊本地震以上の震災被害が発生している模様で心ざわつく正月2日である。
<山の選定は>
恒例となっている新春登山、幸さん(娘婿)の希望では
①飯田山(431 m・益城町) ②老嶽(582m・天草市有明町)
を選定されていたが、
女房も一緒に登れる山としたら頂上直下まで車で行ける山として
私が一度登っている(2016.9.15) 倉岳を案内することとした。

倉岳は天草諸島最高峰の山で頂上には
倉岳神社が祀られ「天空の鳥居」として有名である。

(行程) 倉岳駐車場(着13:10~昼食~発14:20)→倉岳頂上(着14:40~発15:00)
    →三角町戸馳・若宮海水浴場(着17:10~発17:40)→不知火経由で帰路

   *松島町今泉・知十橋~倉岳山頂までの走行ル-ト→倉岳 - Google マップ

倉岳駐車場で昼食
国道266号棚底の集落から30分ほどで到着。
途中の山道(舗装道)は道幅が狭く、対向車との離合に苦心し
駐車場に着くまで緊張感の連続。
ランチタイムで食した「うまかっちゃん+自家製握り飯
「こんなに美味しいうまかっちゃんは初めて食べた・・・」
と女房はつぶやいていた。

【倉岳神社の参道】
駐車場から舗装道を歩いて20分

【倉岳山頂広場から北方角の展望】
間近に観える天草第2の高峰「老岳(おいだけ:582m)」
右奥には海面からそそり立つ天草富士(高杢島)
左上には島原湾の雲仙岳の姿が観える。

【倉岳山頂広場にて記念撮影】

【山頂標識と背後に微かに観える矢筈岳(626m)】

【倉岳神社】
眼下には天草の島々が広がり、
漁民と航海の安全を祈願して祀られた倉岳神社

【倉岳神社初詣で 記念写真】

【スナップ写真】

【空に浮いたような鳥居「天空の鳥居」】

【眼下には倉岳の街並みと棚底港】
正面の山並みは龍ヶ岳町大道集落、左奥のピークは龍ヶ岳 (469m)
その奥に浮かぶ小さな島は龍ヶ岳町樋島と思われる。

【アップで】

【正面の奥には御所浦町の島々(御所浦島、牧島、横浦島の3つの有人島)】

倉岳神社からの展望】←(Googleマップ  )

【帰路の道で三角町戸馳・若宮海水浴場に立ち寄る】
ガーデニングオブジェに使用するため海岸の流木を拾って帰る。

(2024.1.12 加筆)

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白嶽 1月2日(月)

2023年01月05日 16時37分30秒 | 熊本県

 白嶽((しらたけ・373m) 
 (上天草市姫戸町)

令和5年1月2日 快晴

足をねん挫している幸さん(娘婿)が登山は無理ということで
年明けの登山は
単独で行こうと「千元森嶽」を南側 (松島町今泉・十五社宮) から
登ろうと計画していたが、娘の誘いで女房も行くこととなり、
にわかに予定変更し簡単に登れる観海アルプスの一峰である「白嶽」とした。

白嶽詣では、2011年以来であるので11年振りとなる。
その時は、先輩ご夫婦と一緒で、数々の思い出が回想されて来る・・・・
そんな想いを巡らし、一路57号線から天草五橋を渡り国道266号線を走る。

(行程) 白嶽森林公園キャンプ場駐車場(発11:50)→中岳・展望台(着12:10)
     →白嶽頂上(着12:45~昼食~発13:50)→森林公園駐車場(着14:10)

【案内板】←(Googleマップよりキャプチャー)
牟田漁港を通り過ぎると直ぐに「白嶽森林公園」の
立て看板が在り、矢印に従い林道白嶽線に入る。

【白嶽森林公園キャンプ場駐車場からスタート】
キャンプ場の中を抜けて登路は付けられているのであるが
キャンプ場を左に迂回する新しい道(工事中)が稜線方向に
延びていたので緩やかな坂道をカーブしながら
15分位歩くと稜線に至る。

【稜線の道標】

【展望台から眺める白嶽】
道標に従い展望台に立つ、足元の露岩から下を覗くと
切れ落ちた断崖の空間となっていた。
この展望台は中岳(334m)山頂の一角と思われる。

【中岳と白嶽の鞍部】
展望台を離れ稜線を下り、キャンプ場を右下に見る。
キャンプ場を抜ける登路であったれば
この位置に登り上げることとなるが、
キャンプ場を迂回(工事中の道)したため
中岳展望台からの絶景と出合えた事となった。(結果良しで・笑)

【いざ、白嶽への階段】
九州自然歩道で良く見られる階段の登路。
階段の途中で、愛知から来られた若者と出会う。
(太郎次郎丸岳→白嶽→念珠岳を一日で回るとの事)

【山頂直下の急登の露岩を踏み】
右上には東屋(あづまや)が視える。

【山頂の東屋から次郎丸岳(左)・太郎丸岳を望む】
手前の山並みは鋸嶽(のこだけ・340m)

【次郎丸岳をアッフで】

【白嶽頂上から中岳・展望台を望む】

【白嶽山頂から眼下の景観】
眼下の牟田漁港と八代海に浮かぶ
無人島の舟揚島(ひのがりじま)と大築島(おおつくしま)

【出典: フリー百科事典『ウィキペディア』】
大築島(おおつくしま)とは、熊本県八代市にある無人島である。以前は人が住んでいたが現在は無人化し、人の立ち入りが禁止されている。島全体が石灰岩でできていたことから、明治時代より石灰石の採掘(露天掘り)がおこなわれた。
かつては標高約100mの高さがあったが、島全体が海面近くまで掘りつくされ、1995年に採掘が終了した。

【 牟田漁港(上天草市姫戸町姫浦)】

【白嶽頂上(373m)】
白岳砂岩層からなる露岩に座す三角点(三等)と山頂標識

【お得意のポーズで・・・】
新年の「気」を入れているのか なあ~??  (私の勝手な憶測・笑)

【山頂にて】
シャッタ-を押して頂いたのは、頂上で出会った娘さん。
(お母さん連れで大津町の人)

【下山後、林道白嶽線から白嶽山頂部を振返る】

【白嶽の岩峰をアップで】
この写真撮影中、
冒頭記述していた先輩(冬場は阿蘇の別荘を離れ、千葉に帰省)から
偶然にもLINEで画像着信あり。(画像①画像②)
先輩夫婦との思い出のこの山・・・
その偶然性に新年早々「喜びの縁」を感じた。

(登山を終えて)
下山後は、炭酸泉「金桁温泉」(三角町)で疲れを癒やし
不知火経由で熊本着19:00。
夕食の宴では、それぞれの「山での想い」が語られ賑やかな酒宴となった。

(備忘メモ)
女房達の明日の予定は鶴屋デパ-トの買い物。
買物廻りに付いて行きたくない私は「サクラマチクマモト」で
黒亭ラーメンを食べ、モンベルで買い物(ハイネックシャツ)
その後映画鑑賞(『ラーゲリより愛を込めて』)を予定。

阿蘇に帰るのは4日で4泊5日の滞在となる。

(2023.01.10 加筆)

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謹賀新年 2023年

2023年01月05日 16時05分28秒 | 熊本県

 

大晦日から正月三が日は寒い阿蘇谷を離れて、
子供の家(熊本市内)で過ごすのが恒例となっている。
そして明けてからファミリー登山するのも近年のパタンである。

天草の磯釣りで足をねん挫している幸さん(娘婿)は今回登山は無理・・・
娘の誘いで女房が一緒に登る事となり、
山の選定は女房の体力に見合う上天草市姫戸町「白嶽」とした。

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