根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

草の道・跡ヶ瀬坂 1月31日(金)

2025年02月01日 15時07分47秒 | 阿蘇山系

草の道・跡ヶ瀬坂  
(坂名の呼称は未確認) 

令和7年1月31日 快晴

< 草の道とは >
阿蘇谷の集落と外輪山の上にある草原を結ぶ坂道。
その昔、人と牛馬が往来した古道で
放牧や採草に利用されていたことから「草の道」と呼ばれている。

<天気予報では>
明日は絶好の山行日和のようであったので
前夜に山友の石ちゃんを誘い、兼ねてから話していた
跡ヶ瀬地区の草の道を探索することとした。

今朝は放射冷却で相当に冷え込んだ(阿蘇乙姫で -7.5℃)が、
日中は風も無く麗らかな日和に恵まれることとなった。

乙姫のファミリーマートで落ち合い
土地勘のある石ちゃんの先導で跡ヶ瀬集落から林道に入る。

(行程) 林道路駐(発11:15)→牧野道行止り(着11:45)→折り返して、分岐から道探し
    →今回の着地点(着12:10~昼食~発12:30)→駐車地(着13:00)

【今日はどの斜面を辿るのであろうか?】
狩尾地区の車道から北外輪山のカルデラ壁を眺める。

 跡ケ瀬坂林道入り口】(←地図マピオンよりキャプチャー)

【林道路肩に駐車】

【枯れ野の牧野道を道なりに歩く】

【振り返って阿蘇谷を望む】
中景には、「JA阿蘇 阿蘇町カントリーエレベーター」が覗える。

【牧野道行止り】
①外輪山山頂部を目指して道を探すが
カヤトの藪で行き先は見定められず・・・
ここで折り返す。
②往路で確認していたコンクリトの牧野道から
分岐している山道を辿る。
③浅い渓谷を渉ると直ぐに「輪地焼き」された
原野が目前に広がっていた。

登路図】←(Googleマップよりキャプチャー)

【浅い渓谷を渉ると輪地りされた原野が広がる】
原野にはコンクリトの牧野道が走る。
カルデラ壁側に進み牧野道最上部で昼食。

【猿面をイメージさせるカルデラ壁】

【今日の着地点を振り返る】
周囲を見渡すが、深いカヤトに覆われ、立ち入が阻まれる・・・
「草の道」探しは、今回はここで断念し
野焼き後に再探索することとして下山・・・

【復路で道標らしきものを発見】
文字は確認できないが矢印を指す朽木板を確認。
野焼き後に訪れる時の手掛かりになるかもしれない・・・

【帰路の途中で出合った馬頭観音石仏】
(画像の上側が外輪山頂方向)
林道の右側には
草の道らしき山道が延びていた。

(個人の推測)→ 林道は、昔しの「草の道」と何箇所かに於いて
交叉を繰り返して造られているのでは無かろうか ?

【石仏の正面】

 

石ノ前川砂防堰堤】
林道沿いに建つ標識

【今回歩いたル-トをイメージする】
次回(野焼き後)は「狩尾の扇切り」(←道の駅阿蘇HP)も踏査しよう。

(過去に歩いた「草の道」)
①  2011.01.14 栗の木坂
②  2011.02.22 三野坂
③  2011.03.27 古閑坂
④  2011.04.06 願成就坂

⑤  2016.03.22 
木落坂~片隅坂
⑥  2016.07.07 古閑坂
⑦  2016.07.28 阿蘇品坂・磐名木坂

⑧  2020.04.10  東外輪山・願成就坂
⑨  2021.01.19 
阿蘇北外輪山・兜岩  
⑩  2021.01.31   九州自然歩道・外輪壁ル-ト
⑪  2021.02.09 阿蘇北外輪山・ようち坂
⑫  2021.03.15 阿蘇品坂
⑬  2021.12.15   北外輪山・狩尾

⑭  2022.02.28   
立山坂
⑮  2022.03.12  阿蘇東外輪山・野中坂(南坂)
⑯  2022.04.02 東外輪山・いざり坂
⑰  2022.04.09 東外輪山・いざり坂
⑱  2023.03.29 扇谷(阿蘇市小倉)  
⑲  2024.04.02 小倉坂・キスミレ散策

(2025.02.02 加筆)

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