阿蘇中岳(1506m)・高岳東峰(1580m)
(ミヤマキリシマ観賞)
令和6年6月1日 快晴
ネット情報(YAMAP)を開くと連日のように「天狗の舞台」のミヤマキリシマ
開花状況が報告され「今年の花は見応えが有る・・・」との事。
「ピンクに染まる大鍋」の写真を魅入ると、心が騒ぎ登高意欲に駆り立てられる。
馬鹿尾根(仙酔尾根)のきつい登りには、足腰に自信がない・・・・
それでは、噴火警戒レベル2 (現在、発令中)の時でも登れる
新しい登山ルート(すずめ岩ル-ト・2021.4月整備)を
試そうと思い立ち相棒の石ちゃんを誘い決行。
↑【阿蘇高岳・中岳新ルート(出典:阿蘇市役所HP)】
往路は「すずめ岩ル-ト」を辿り、中岳を経由して
大鍋~高岳東峰(天狗の舞台)を散策し、下山路は仙酔尾根を下る周回登山とした。
最後に登った高岳は、2012年であるので12年振りとなる。
(行程) 仙酔峡登山口(発7:20)→すずめ岩分岐(着8:40~発9:00)→すずめ岩
(着10:00)→中岳山頂(着10:45)→大鍋火口底(着11:15)→高岳東峰・天狗の舞台
(着12:00~昼食~発12:45)→仙酔分かれ(発13:15)→仙酔峡登山口(着15:45)
天狗の舞台(阿蘇高岳東峰)から圧巻のミヤマキリシマを望む
高岳大鍋火口底から「天狗の舞台」を眺望する。
↑【白色の杭が立ち並ぶ : 赤の点線】
↑【雲海に包まれた阿蘇谷】
自宅(宮地の街)を出る時から立ち込めていた霧も「青年の家」を過ぎると
視界が晴れ、澄み切った高岳の山容が観えて来た。
「仏舎利塔」から眺める下界は雲海の世界が広がっていた。
↑【雲海は未だ・・・消えないで続いている。8:07分撮影】
↑【すずめ岩分岐を離れて最初の道標】
赤い点線(写真の中央)がル-ト
↑【ル-トには白い杭とロープが張られている】
↑【すずめ岩】
すずめ岩とはどんな岩であろうかと登る前から気になっていた・・・
登路から眺めるこの姿、まさに雀の姿で岩肌も周囲の溶岩と異なり
羽根に相応しい色合いを呈している。
しかも二羽が中岳方角? 向かって並んでいるのも滑稽で
仲の良いおしどり夫婦・・・
色んな事が連想させられる、きつい登りでの癒しとなった。
名付け親に賞賛の言葉を贈りたい(笑)
↑【登路を振り返る】
溶岩が転がる荒々しいガレ場の急登が続く・・・
↑【すずめ岩付近から楢尾岳を振り返る】
楢尾岳手前の平らな更地は「仙酔峡ロープウェイ・火口東駅」跡地
↑【登路にて一休み】
↑【中岳山頂標識】
登山口からここまで3時間20分(含む休憩タイム)
疲れはしたがこの先には
ピンク(深山霧島)のバラダイスが待っている(笑)・・・
↑【中岳頂上からの展望】
阿蘇の自然はスケールが大きい・・・
火山ガスが喉を突いたので早々に退散して大鍋に向かう。
↑【美しい景観】
絵に描いたような南峰への縦走路
↑【大鍋火口底西入口付近からの眺望】
↑【月見小屋付近からの景観】
天狗の舞台には沢山の人影で賑わっている。
そして火口底も散策する人影が行き交う・・・
↑【高岳東峰南に走る稜線から舞台裾野のピンクを望む】
↑【天狗の舞台から眺める景観】
稜線から大鍋火口底に流れ下るピンク
興奮冷めやらぬ一幕を観ているような美しい景観・・・
↑【天狗の舞台から眺める景観】
正面には高岳山頂そして稜線を歩く人影も牧歌的であった。
↑【天狗の舞台から眼下に連なるの北尾根を望む】
↑【天狗の舞台から鷲ヶ峰を眺望】
頂上の道標が微かに視えている
↑【天狗の舞台裾の登路から稜線を仰ぐ】
↑【アップで】
↑【稜線直下の登路から天狗の舞台を振り返る】
ピンに染まる裾と天空に映える「天狗の舞台」
圧巻の景観を見納めて下山路に着く。
↑【仙酔峡までの下山路(馬鹿尾根)を確認する】
↑【下山路(仙酔尾根)から対峙する北尾根を望む】
左から虎ヶ峰(1290m)・鷲ヶ峰(1400m)
過去の山行歴
ブログ開設(2006.9.8)以前は記録は無いが
・職場の登山部で3回
・阿蘇に登る会で1回
・単独で1回
①2006/11/04 高岳
②2007/12/24 高岳(日の尾尾根ル-ト)
③2012/06/07 中岳(色見行儀松~中岳南峰~中岳~高岳東峰~日の尾峠に縦走)
(2024.6.9 加筆)