薪販売店 <薪ショップ 四万十広葉樹>

高知県産の四万十広葉樹、かし・なら・さくら等を、ご用意して薪販売しています。

エコについて考えていること

2011-03-06 | スローライフ

エコについて私なりの、考えを綴りたいと思います。こちらの田舎では、昔ながらの生活、それは昭和30年代ごろまでのスタイルなら、大変エコな生活であったと思います。それは、排水や廃液を垂れ流さない。とか、薪や炭を燃料とし使った、釜戸やいろりそして火鉢などが私の、子供の頃には盛んに使われていました。また、昔な尽かしいダルマストーブも活用されていた。残ったは灰は、大切な資源として肥料に使ったり、たまにはこんにゃくの凝固剤として、現在でも使われている。また、炭を焼くときの副産物として木酢液が出来ます。これは、漢方の分類になると思いますが、有名な正露丸の原料にもなっているようです。私たちは、農薬としてカウントされない天然物由来の殺菌剤、防虫剤として使うことも出来る。薪の燃料は、二酸化炭素排出のカウントがゼロとなっている。建物だって、ほとんどの部材が再利用できた。  
壁土であろうと、基礎の石であろうと分解して取り出せば何回でも使えた。都会では、このような生活は出来ないし、時間がないだろう。でも、現代の薪ストーブなら郊外の住宅地でも問題なく使えるはずです。以外と、思うかもしれませんが、優れた製品には二次燃焼装置とか触媒とかが組み込まれています。ちゃんと排気基準があり、それをクリアーしたものが多く発売されています。一番大事なことはよく乾燥させた、薪を使用することです。一年以上、自然乾燥させると問題なく燃焼します。このような薪は、火付きが良く、立ち上がりも速いのでせっかちな人にもたすかります。あとは、空気の供給量で火加減の調整は自由自在です。中には温度の自動調整装置の付いた物まであります。夜、寝床に入る前に空気弁を絞っておけば、朝起きても熾き火が残っています。そこに薪を、置くとたちまち炎が燃え上がります。朝、起あがっても程よい暖かさがあるので苦にならない。私は、灯油がこぼれたりすると油くさくなるので苦手だが、薪の補給は楽しいので大好きです。これは、使ったことのある人でないとわからないでしょう。私は、バーモント・キャスティングのアスペンという製品を愛用しています。同社製品の中で、一番小型の製品ですが、16畳の和室を十分に暖めてくれます。でも本当に、少し大きなファンヒーターくらいの見かけなのに、重量は100kg以上あります。運び込むときに、腰が抜けるかと思いました。厚みのある鋳物であったり中には、耐火レンガが組み込まれています。作りの良さや、優れたデザインには満足しています。一生涯使えると、思います。交換部品もパーツリストと共に用意されているようです。