あーあ とうとう休みは終わりだ。
休みに入る前は なんてウキウキしていたことだろう。
よーし この休み中 家の中ピッカピカにしてやるぞ・・・
いらない物みーんな捨てて、家の中スッキリさせて、快適な我が家にするぞォ~。
体の贅肉もおとして、20日からは 身も心もサッソウと仕事へ・・・・ 。
ところが、予定の半分もできなかった。体重なんぞは少しもへらなかった。
あ! この気持ちって いつかどこかで味わったこと があるような・・・。
そうだ! 学生時代、夏休みが終わると、いつも感じていたものだ。
いやいや学生時代だけじゃない。
おりあるごとに、決心し、時がながれ、やがて焦燥感の混じった何ともいわれぬ思いを
何度繰り返したことだろう。
もう後がなくなってしまった。
第一に体力がない。やりたいことはいっぱいあるのに、体がついてこない。
大好きな本をいっぱい読みたいが、そうすると家事がおろそかになる。
若いころは、どんなに遅くなってもサッサと手際よく家事をこなせたのに・・・。
ときどき こんな想いが頭をよぎる。
死の淵で、私は言うのだろうか。
「あーァ、もう終わり? もっといろんなことしたかったのに。」