一週間ぶりのランニングとなってしまったのでゆっくり走ろうと思っていやのですがタイムは6分40秒/kmと、いつものペースに…。
戻って来て、午後から出かけるので一週間分のアイロンがけ!
午後は次女の引っ越し準備の買い物と仙台メディアテークへ
仙台メディアテークでは今、せんだいデザインリーグ2017卒業設計日本一決定戦を行っています。
全国の優秀な学生さんの卒業制作が集まってきて、そこから日本一を決めます。
作品を観てきました。
自分で課題を決め、作品をつくりあげていきます。
どれもすばらしく、どれだけ時間がかかったのか…。
これだけの大作を完成させることは、今後の仕事に活かされるのは間違いありません。
沢山の作品を拝見しましたが午前中のランニングもあり足が作品に追いつきません。
さて、私の論評は…。
【2つの記憶】
25年ぐらい前でしょうか?
仙台メディアテークの設計コンペがあり、仙台市役所内に模型が展示されていました。
かなり数の模型です。
どれがいいのか自分で審査?したことを覚えています。
設計競技ですがその当時としては珍しく、誰の設計かわからない名前を伏せての競技だったと思います。
数が多いので何が何だか…。
その中で一点だけ気になるものがあり、じっくり覗いていたのを覚えています。
周りの模型に比べたら貧相でした。
こう言ったら失礼に当たりますが実際そうでした…。
海の中をイメージしているようでワカメがゆらいでいるような?
7層ぐらいの空間が床と思われる板状がありそのつなぎ(柱にあたる部分)をひも状(ハンモックのような網)で模型の建物がつられていたと思います。
吊る?
床板が薄く、上からつられているようなイメージを持った建物…。
海中にいるような、ワカメのような、ゆらぎ…。
衝撃的でした。
これは無いな!建築できない…。
私の想像を超えていました。
その時見た模型が今の仙台メディアテークです…。
東松島市の旧野蒜駅近くの施設に震災後、海外の学生の設計課題が展示されていました。
野蒜地区の復興計画を各自が考え、提案していました。
約20点はあったと思います。
どれも秀逸で表現の仕方がファンタスティック!
図面ではなく絵です。
A2サイズぐらいの絵(図面)が5~7枚ぐらいあったと思います。
文字がわからなくても理解できます。
まるでキレイナ絵本のようでした。
素晴らしい表現力です。
そこからは学生の復興への思いが十分伝わってきました。
設計の究極は何も書かない、模型を造らないで伝えることです。
でも、これは逆に難しい。
キレイにつくることや最後まで成し遂げることはこれから仕事をする上で最低限求められることではありますが…。
つくること・仕上げることに時間がとられているように感じました。
模型や図面がキタナクテモ…。
「ジブン」の考え方がうまく表現できていればもっといいのかと…。
課題と向き合って、悪戦苦闘することは最大の成長です。
これからは「課題」から「仕事」に変わります。
社会人になってからの成長が楽しみです。
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