お客様と住設(キッチン、お風呂、洗面、トイレ)標準仕様の確認と仮の色(仕様)決めのために。
見慣れている展示品が、何か違うようなそうでもないような…。
アドバイザーのお姉さんに聞くと、カップボードが新商品だったり、キッチンの扉の色が新色に変わっていたりしていました。
ところで資材の値上げが止まりません。パナソニックさんも4月にまた上がるのだとか。カタログも次々に変わるので困惑します。
良い事探すとすれば、イマドキな新商品が出ていたり、イマドキなカラーラインナップが増えていたり、ってことくらいでしょうか…。
さて先週は5件分の資金計画書(概算)を作成しました。
値上げやZEH住宅への関心から、以前より建築費の見当が付けにくくなっているのだと思い、何度もお会いした方へは良かれと思って提示しています。
資金計画書に金額を入れている当の私が、金額間違えた?って思うくらいです。たった1年の変動幅に私の感覚が付いていけません。
昨年まではできればZEHにしたいけれどやっぱり高いし…、と住宅性能がある程度しっかりしていれば良しとする、太陽光パネルは贅沢品と考える方が多かったです。
でも年が変わって2カ月足らずの間、余りの電気代高騰に、多少無理をしてでもZEHにしたい、太陽光パネルを上げたい!という方が確実に増えました。
資金計画書は総予算と資金計画を一枚の用紙にまとめたものです。
≪総予算≫
【建物費用】+【土地購入費用】+【諸費用(借入費用、登記、火災保険等)】+【その他の費用(外構工事、エアコン、カーテン等)】
≪資金計画≫
【借入】+【自己資金】、【借入比率】、【支払いスケジュール】
土地が決まっていなくても家のプランや仕様が決まっていなくても、仮の土地、仮の建物、仮の借入でシュミレーションします。
そうすると、土地の予算をどう設定したらいいか見えてきますし、家の大きさもイメージすることができます。太陽光パネルを載せることができるかどうかも。
値上げはどうすることもできないので、せめて妥協できることや優先順位を付けることで、諦めモードでは決してない、納得のいく家づくりをしてほしいと願うのであります。
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