8月7日の第一四半期決算発表後の翌日の8日、日総工産は850円から安値761円まで大きく売られた。
決済内容自体は、ぱっと見、特に悪い内容ではないが、様々な投資家の思惑による要因での暴落が日総工産に限らず日常茶飯事的に起こる。
株式を購入するベターなタイミングはこの様に決算発表直後の意味不明の暴落の瞬間を狙うのが勝率が上がる。
という事で、日総工産を765円で購入。
例えば、今後、数か月で日総工産の株価が900円くらいまで上がった時に売却すれば約17%くらいの利益を得る事ができる。
ここで、
日総工産は2018年に上場しているので過去5年の株価チャートを見てみる。
新規上場株というのは日総工産に限らず上場して2年程は、その企業の実力以上の値段の株価になる傾向がある。
この2年間は、勝率が下がるので手出し無用、2年経過して注目度が下がり、今度は企業の実力以下に株価が下がった
タイミングで購入をするのが勝率が上がる。
具体的には2022年から2023年1月までの株価が600円程度の時に買うのが正解だったという事である。
一方で2020年から2023年までの株価推移を見ると、大体700円から800円程度で平均的に評価されている株であるという
事も見えて来る。
ここで、8月7日に発表された第一四半期決算の説明資料を見てみる。
説明資料のリンクはこちら
まずはスライドの8ページ、1Qだけに注目すると一応、毎期、売上は伸長している。
だが、営業利益は今期は伸びたが、必ずしも安定していない。
次にスライドの11ページを見てみる。社員を派遣している主な企業のジャンルである、
電子機器系、半導体系、自動車系の売上の構成比であるが、自動車業界の割合が大きく
電子系や半導体系企業の景気より自動車業界の景気が業績に大きな影響がある事がわかる。
もちろん、全業界で売上がプラスになれば、とんでもない業績の伸びになるわけだが。
次に14ぺージの派遣登録している在籍人数の推移。
一応、在籍人数は伸びてはいるが、勢いは弱くなってきている。
背景としては、恐らく人自体が枯渇している事や、人材派遣会社同士の競争が激化している等々であろう。
(これは詳しくは調べておらず、個人的な推測)
実際、総合キャリアオプション、ホンダに入ってるPEOも最近、同業に買収されている。
今後は人材派遣業も規模の小さい所は、単体では生き残れずどんどん買収されていくと思われる。
日総工産自体も近未来に同業の買収をする事を匂わせている。
将来的には半導体業界の市場規模が大きくなるとは思われるが、今後数年の短期的な視点で見る場合、まだまだ
自動車業界の動向の影響が大きく業績を左右するわけで、自動車業界で働いている人の年齢を見ると、定年退職を目前に
控えた高齢層がかなり多い。
つまり彼らが今後確実に定年を迎え、その分の人不足が発生するわけで派遣会社から人を
派遣してもらわないとライン稼働ができなくなるという状況になる可能性が高そうである。
もちろん、リーマンショック的な事が起こり、自動車自体が全く売れないという環境になれば人は需要が低下するという
可能性もある。
だが、リーマンショックの時と違うのは、リーマンショックの時は定年退職を目前に控えた人は今より圧倒的に少なかった
し、当時の30代は就職氷河期世代で大量にフリーターや無職が多く社会構造的に人が余っていた。
そして、今の派遣社員は、当時の派遣社員と人種が全く違う。前職は飲食店等で働いていたという女性が非常に多い。
明らかに工場でライン作業をするには不向きな層が、ライン作業をしている。
体力的について行けず体調不良で欠勤するという人材が非常に目立つ。
だが、こういう人材しかもう来ない。景気というより、社会構造的に人不足が発生している。
つまり、今後、景気後退のマイナス影響も受ける可能性もあるが、それ以上に定年退職者の人数をカバーするための人材需要
が大きい可能性が高く、日総工産自体の業績は割と堅調に推移しそうという見立てである。
さて計算上の今後の株価については、
日総工産のROE(自己資本利益率)配当利回り、PER(株価収益率)から計算するとざっくり10~15%の複利で企業価値(株価)が
理論上は増加していく。
実際の株価はこの理論上の株価に対して、ある程度、上にも下にも乖離するわけだが、5年10年というスパンで見ると大体この理論上
の株価に収束してくる。もちろん今の10%程度のROEを日総工産が維持できればの話ではあるが。
材料(1人分)
オートミール 30~40g 材料費 約29円
水 160~200㏄
お茶漬けの素 2g (1/3袋)材料費 約8円
鰹節 適量 材料費 約15円
オリーブオイル 15~25g 材料費 約31円(23g使用の場合)
1食分の材料費合計 約83円
作り方
①耐熱性のある深めのタッパーかボウルにオートミールと水を入れ、一晩冷蔵庫に入れておく。食べる前に冷蔵庫から出しておく。
②一晩冷蔵庫に入れた場合は、オートミールを600Wで1分加熱する。一晩おかず、すぐ作る場合は2分加熱する。
③お茶漬けの素、鰹節をかけて、好みの分量の緑茶、もしくは熱湯を注ぎ、最後にオリーブオイルをかけて出来上がり。
栄養素
このお茶漬けのレシピのビタミンミネラル類の栄養素についての考察。
まずはビタミンCより下の項目に注目する。
ビタミン系において、ビタミンE以外、ほとんど足りていない事が分かる。
つまり、このメニューだけではビタミンミネラル類の栄養失調に陥る。
(炭水化物は20g程度なので、血糖値は過剰に上昇しない。脂質は25g程度はあるので腹持ちも良くなる)
そこで、このオートミール茶漬けにゆで卵を1個追加してみると次のように栄養素が改善する。
ビタミン類が多少、マシになっているのと、タンパク質と脂質もだいぶとれている。
だが、これでもまだ栄養素は足りない。
そこで、ゆで卵の代わりにマルチビタミンミネラルのサプリを1粒を追加すると以下の様に栄養素のバランスが改善する。
ビタミン類は全て満たされ、あとはカリウムだけが足りないという状態になる。
サプリ1粒(10~20円程度)を追加すれば1食当たり100円程度でかなり栄養素のバランスのいい食事となる。
これに、プロテインを追加すればタンパク質も充分量を摂る事ができる。
参考に日清カップヌードルを食べた時の栄養素グラフ
エネルギーは350kcalと一見同レベルに見えるが脂質が少なく炭水化物が40gを超えているので、血糖値は上昇して
インスリンが過剰に分泌されて体脂肪が蓄積する。
脂質も少ないので腹もすぐに減り、また何か食べたくなる。
3大栄養素である、脂質、タンパク質、炭水化物のうち、最も高価なのがタンパク質。
タンパク質について下記の観点で考察。
そのタンパク質を1日に体重×1g以上を摂るにはどんな食材をどれだけ食べればいいか?
そして、1日にいくらかかるのか?1ヵ月ではいくらかかるのか?
どの食材が安くタンパク質を摂取できるのか?
比較する食材は
1、サバ缶
2、たまご (10個入りのパック)
3、鶏もも肉
4、WPIホエイプロテイン ストロベリー3kg
5、WPCホエイプロテイン プレーン3kg
例えば1缶165円のサバ缶だけでタンパク質を1日に90g摂るには553円が必要。
そして1ヵ月では16590円が必要となる。
WPCホエイプロテインが1番低コストでタンパク質を摂取できて、そのコストは
1ヵ月で6452円しかかからない。
しかし、実際にWPCプロテインのみでタンパク質を摂取するわけにはいかないので、
(ガチ速脂ダイエットP37、P119~P125参照)
下記の3つの食材からタンパク質を摂取するといくらかかるか?を計算してみる。
①サバ缶1缶(含有タンパク質量26.8g)
②たまご4つ(含有タンパク質量26g)
③WPCプロテイン52g(含有タンパク質量39g)
タンパク質合計90.6g
上記の配分で計算すると
1日90g摂取コストは321円。
1ヵ月コストは9642円。
つまり、具体的には
朝食 プロテイン40g
昼食 ゆでたまご4つ
夕食 サバ缶1缶とプロテイン12g
という摂り方をした場合、毎日90gのタンパク質が摂れて、そのコストは1ヵ月当り9642円となる。
そして、栄養素の摂取状況はイオンのアプリに入力すると下記の様になる。
アプリの仕様により若干数値の誤差がでるが、
タンパク質が94g(アプリではまだ不足だという)
脂質が48g
炭水化物(糖質)が2.8g
となるわけだが、カルシウムを930mgも摂ってしまう事になる。
(なので、プロテインを1日に50g以上摂るのはよろしくない。)
「不足」と表示されている栄養素については
食物繊維やビタミン類はイヌリンとtwo per day1粒でクリアできる。
脂質は、あと50~100g程度適当に摂ればいい。
糖質も100g程度摂ればいい
カリウムと鉄だけ小松菜等の野菜から摂ればいい。
やっとここまで来て分かるが、たまごとサバ缶に脂質も結構入っているので
タンパク質だけのコストを見るとプロテインが圧勝だが、脂質も含めたコストまでみると
たまごやサバ缶が健闘する事になる。
タンパク質が一番コストが高く、脂質もサバ缶とたまごで1日分の30~50%程度は摂れるので、1ヵ月のトータルの食費は
タンパク質の9642円+脂質代+糖質代+小松菜+サプリ代=2万円台?
3万円もあれば足りるという事になりそう。