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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

新春一番きっついイッパツ。「ビーフケーキ」でXserve

2006-01-06 | エ○エ○アーカイブ
「ジャケ買い」が好きだ。

たとえば、海外旅行先でジャケ買いしたCDがたまたま最高の内容だったときは至福……おっとっと、最近仕事がらか、パラフレーズがキレイにおさまりすぎちまうゼ。やっぱり、ジャケ買い=見た目で判断する、という原則からいくと、有史以来もっともプリミティブかつマジェスティーなのは、アレに決まってる。しかし、アレがナニであるかというのは、ここではあえて言及しない。いま声を大にして言いたいのは、いつの世も人類の煩悩が収束していく尖端に最大のエネルギーが集中し、文化なり文明なりが育まれていくという、不変の真理についてだからである。

新年早々、また前置きが長くなってしまったようだ。

渋谷のパルコの地下でやっていた洋書バーゲンで、不覚にもジャケ買いしてしまったこの逸品。

「ビーフケーキ」。

なんとも奥ゆかしいタイトルと、薔薇エティーに富んだ男性像のイラストが大自然にそびえるそのジャケットをひとたびめくると、そこにはやはりめくるめく艶世界(つやせかい)が拡がっていた――。

ここで注目したいのが、この私をジャケ買いという衝動に至らしめた最大の因果的要素――そう、「ビーフケーキ」という、そのタイトルの妙である。

たとえば、男の視点から女を、または女の視点から男を讚美する美辞麗句はこの世にあまた存在するが、男の視点から男を讚美するときに、我々はあまりに語彙不足ではなかっただろうか?

この新年早々いささか突発的とも思われる命題に対するひとつの世界レベルでのファイナルアンサーが、「ビーフケーキ」であるという事実。嗚呼……私はいま、めまいにもにた感動を禁じえない。

それは、つまりはこういうことだ。

「ビーフケーキ」

「ケーキといえばスポンジ」

「男のビーフ(肉体)のなかでスポンジ状の部位といえば……(詳細は保険体育の教科書を参照)」

これらは、現時点では私個人の推論に過ぎない。しかし、いま確実にいえることは、このジャケ買いは正解だったということだ。本のなかであられもモザイクすらもない古今東西のビーフケーキたちも、そうだそうだとイッている。怖くてこれ以上ページをめくりたくない。ていうか、さわりたくない……。

定価2,625円のところ、840円(税込)という良心的な価格設定も魅力な、この逸品。これを読んでいる賀ヒマなあなた、いまならまだ間に合います。そして悪いことはいいません。いますぐ渋谷パルコの地下へダッシュ! ダッシュ! ダッシュ!

ティッシュ&ダッシュ~~~ッ!!


あけましておめでとうございます。