☆<雲とわたし> ドラゴンのような形の雲が、 ゆったりと流れていく。 ポカンと見とれていたら、 雲に、マヌケ顔を見られた。 この前は、 ぶりぶり怒ってる顔で、 その前は、 ぐちゃぐちゃの泣き顔だった。 雲は、 どんなわたしも黙って見てる。 ぜったいに、 こっちのほうがいい、なんていわない。 自分も気ままに、 クジラになったり 小魚になったりしてみせる。 だから、わたしは雲がスキ。 -宇佐美 百合子- ☆<イチジク、椿、夏みかん?> ☆<刺身盛> ☆<これな~~んだ?>