枕崎「すし匠五条」女将の日記

海上特攻第二艦隊戦没者追悼式

      昨日の午後2時から

      平成23年
      海上特攻第二艦隊戦没者追悼式が
      取り行われました。

      昨年に引き続き、
      女性会からとして

      私もお手伝いに参加し
      式典にも出席させて頂きました。

      そして、その様子を
      できる限り写真に撮らせて貰いました。

      この様子を
      できる限り多くの皆様に見て貰い

      枕崎のこの地で忘れてはいけない
      後の時代に語り継いでいかないといけない

      大切なことが

      ここにもあると言うことを
      心において貰いたいとそう思っています。

      開式の先立ち、
      東日本大震災の被害者の方々に黙祷

      そして、戦没者の方々に黙祷


    開式のことばに始まり
      奉賛会の会長挨拶、祭文奏上、
      追悼文奏上と

      それぞれの方々が、
      歴史を忘れては日本の未来はないという

      多くの犠牲者の皆さんの想いを
      伝授していかなければと
      お話されていました。

      鹿児島水産高校の 平瀬 幸彦さんの
      お話の中にこんな引用文がありました。

  『真の国力とは、国家資産や経済力、
   軍事力などではなく

   その国が培ってきた普遍的な価値観、歴史、
   文化であるにもかかわらず、

   我々日本人は
   「日本とは何か」「 日本人として何を誇るのか」
   という自らの問いかけすら忘れ、

   唯一のイデオロギーであった『恥』という
   概念も捨て去り、

   世界に向け主張できる価値観など、
   とうになくしてしまった。

   そして、それが国としての存在に関わる
   根本的な問題であることに、
   気づこうとすらしない。

   今、この国は国家としての有り様を
   完全に失ってしまっている。

   日本はもはや、
   『亡国』と化してしまったのだろうか』・・・・・ 

   (中略)

   この国の未来を背負う無垢なる命達に
   今、我々は何を手渡し、何を託すことが
   できるのだろうか?

   この日本という国を彼らが
   受け継ぐに値する国にする為に、
   我々は何をすべきだろうか。      


   と。

      私の見る限りでは、今年のこの追悼式に
      来られていた方は、昨年より
      少なく感じられました。

      こうした大切なことを伝える場を
      枕崎は市をあげて 取り組んで
         (共生・協働)

      もっと多くの市民の皆さんにも
      また、よそからの方々にも足を運んで貰い

      身を持って歴史をみつめ、考え、心に響かせ
      より多くの人や子供たちにも

      伝えていって貰えればと思います。

      簡単に言えば、この追悼式を
      知らずに終わる人々が多いことが
      悔やまれる想いです。

      そう思いませんか・・・?

      さて、私自身も
     「何が大切か?何ができるか?」と
      問いかけながら、

      昨日の一日を無駄にしないように
      前に向かって歩いていきます。

  『雲よ、海よ、御霊よ、安らかに・・・』
                    ―畠野 宏之―  
   
  
    
    
    
    
    
    
    
    

          海への祈り♪


   ※画像は次に続く・・・

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