Gomachan の後悔・・・航海日誌(?)

我ながら良く続いています
内容はともかく・・・
SINCE May-2005
続いているとは言えないですね

クラゲのこと

2010-08-17 08:49:55 | 情報
おしっこをかける。砂で擦る。真水で洗う。これらは巷に流れるクラゲに刺された際の対処法の一例ですが、全て間違いです。

まず、おしっこ療法です。確かに一部のクラゲ毒に対してアンモニアは有効ですが、人間の尿は90%以上が水分ですから、効果が期待できるほどのアンモニアは含まれていません。全くの迷信といっていいでしょう。また、真水や砂を使って、触手や刺胞(毒針)を取除こうとする手法もお勧めできません。真水や砂で触手を刺激すると、触手からさらなる刺胞(毒針)が発射されます。なお、水や砂で患部を擦ると、肌に刺さった刺胞を擦り込む結果になるので論外です。

では、クラゲに刺された時には、どうしたらいいのでしょうか?前提として日本の毒クラゲは2つのグループに大別できて、それぞれ毒の成分等が違うため、対処法も異なることをご理解ください。各グループの特徴については文末に掲載しますが、現実的には自分がどんな種類のクラゲに刺されたのかを即座に判断することは難しいと思います。そこで、まずは、どんなクラゲに刺されたのか分からない場合の対処法をご紹介します。

① 海中でクラゲらしき痛みを感じた場合は、すぐに水から上がる。クラゲをあなどってはいけません。刺された直後は平気でも、徐々に悪化するケースが多発しています。

② 触手が肌に付いている場合は、「海水で優しく」洗い流します。前述の通り、ゴシゴシと擦ってはいけません。流し洗いで取除けない場合は、ピンセットや手袋で「そっと」外します。クラゲの触手はクラゲが死んだ後も各種刺激に反応し、刺胞(毒針)を発射します。

③ 患部を氷水などで冷やしながら、病院へ。「クラゲぐらいで大袈裟な!」と思われるかもしれませんが、強いアレルギー反応等によるショック死の例もあります。過度に恐れる必要はないでしょうが、「息苦しさ」「寒気やめまい」などの反応が出た場合は、緊急事態と考えるべきです。また、適切な処置をしないと、痛みが長引いたり、傷跡が残ったりする場合がありますので、ひ弱といわずに、ぜひ病院へ。

海水浴場の傍の病院はクラゲに慣れています
的確な処置が期待できます



次に、それぞれのグループごとの対処法をご紹介します。なお、いずれのグループも上記①~③は同じです。

ハブクラゲ、アンドンクラゲ、アカクラゲ(パラシュート型)
これらのクラゲに対しては、酢やアンモニアが有効です。①②の後に酢やアンモニア(キンカン)などを塗布し、③に移りましょう。※ただし、酢やアンモニアが逆効果になるクラゲもいますので、これらのクラゲに刺された確証がない時は使用しないことをお勧めします。

カツオノエボシ (有刺鉄線に触れたようになります)
このクラゲに対しては酢やアンモニアは厳禁です。触手を刺激し、さらなる刺胞の発射を誘発する可能性があります。ハブクラゲに並び非常に毒性の強いクラゲですから、①~③を行い、直ぐに病院に行きましょう。※なお、副腎皮質ホルモンを配合している軟膏(消炎剤など)があれば塗布をお勧めします。


最近はクラゲ除けクリームと、言うものがあります
原理はクラゲ成分(?)が含まれていてクラゲが仲間と勘違いするそうです(クラゲは異物に触ると拒絶反応のように自動的に
敵と判断し毒を出すらしいです)・・ほんとうか?
どのクラゲでもいいのか?・・・と、疑問はありますが
海外ではライフセーバーが使用しているらしいです



日焼け止めの効能があるので、サンスクリーンとして考えれば良いかも
1000円前後ですね
http://wacchys.shop-pro.jp/?pid=15362642
(私はshopとは無関係です)
http://www.totalone.co.jp/guard/cart/safesea.htm
等で購入できます

使った人のblogでは
触れた時は、やはり痛いですが、毒の量が少ないので、軽症で済みます
クラゲの被害が大きいイスラエルで開発された製品です
皮膚に浸透するには30分以上かかります
とのことでした

紹介文
刺胞毒を持つ海洋生物に対する世界初の解決法がイスラエルで開発されました。クラゲは浮遊生活をしていますので、側に寄ってきた何かをエサや敵と感じ刺します。ところが、クラゲ、サンゴの周りのゴミを食べて刺されずに共存共栄する魚(クラウンフィッシュ)がいることから、仲間だと思わせる特殊な成分があることを発見し、「SAFE SEA」に応用致しました。「SAFE SEA」はクラゲを寄せ付けないものではなく、クラゲが寄ってきても仲間と認識させ、クラゲの攻撃を受けないというものなのです。


成分
水、シクロメチコン、メトキシケイヒ酸オクチル、ミネラルオイル、サリチル酸オクチル、ラウリルジメチコンコポリオール、セチルジメチコン、オキシベンゾン-3、酸化チタン、
ステアリルジメチコン、セレシン、ジメチコン、水添ヒマシ油、ラン藻エキス、PG、プロピルパラベン、メチルパラベン、塩化Mg、クエン酸Na、BG、EDTA(Ca/2Na)、ムコ多糖、塩 化Ca、塩化ランタン、グリコプロテインス

なんか、すごい種類が混ざっている・・・よく調合できたと思います


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