胡麻が笑う

胡麻 23歳(♀猫)を迎えた9月に星になりました。
松本潤くんを応援しています。

胡麻ぬこさん、ありがとう

2021-09-21 14:09:28 | 胡麻ちゃん
9月19日、夜、胡麻が逝きました。
鼻が詰まってたのか苦しそうだったので、鼻の中や周りを何度も綺麗にしていたのですが、
その時ももう自力では水も飲めなかったので浸して口につけ、ハウスにもどそうとして抱っこの向きを変えた時に信じられない位高くて可愛い声でしっかり
「にゃあ」
と鳴いた。
歳なので低い渋い鳴き声だった胡麻ちゃんが昔の懐かしい高音で鳴いたので一瞬びっくり
そして虫の知らせだったのか、ハウスに戻すのをやめて自分の横に仮のベットを作り、寝かせて
(鼻息が聞こえない、掃除して楽になったのかな)
(ずっとこっち見てる、可愛い)
としばらく見ながら手足の位置を楽にしてあげたりしてていても
ずっとこっちを見たまま、目をこちらに向けたまま、お腹が動いていないことに気がつき、
何回も何回も鼻やお腹に手を当ててみてもやっぱり、呼吸が止まっていることしか確認できなかった。

9月2週目ぐらいから具合が悪くなり、
足がふらついて倒れる、トイレに行っても出ないらしい
やがて寝ていても位置を何度も変えて、やがて手元足元つまく動かず、
何回も何回もずらしながら変えるので最後の数日間は数時間おきに私が手伝いながら変える
やがてそれもできなくなる
液状のごはんも水や輸液も、受け付けない

23歳過ぎたものね、もう覚悟しておこうね
と思っていましたがいざその場面を迎えると、やはり信じられない
という感情だけ

まだ大丈夫だよね、と思っていたのでその日の朝は抱っこして全身にブラッシング、
ひとまわり以上スリム化するぐらい自らでは換毛しきれない毛を梳いてあげて
そして大好きな頭とか首周りのブラッシングをやめると、もっとやれーと言わんばかりに私の顔に向かって首を伸ばしてお目目で訴えることを数回、可愛いのでもう梳く毛もないのでブラシで撫でて流石にやめさせてもらったりしていたから、なんか信じられなかった。
まさかこの日に亡くなることは微塵にも思わなかった。
わからないぐらいに呼吸が止まっていて
でもこちらを見たまま、さっき寝かしたままの姿でした。

23歳と多分2ヶ月弱くらい、
人間にしたら等に100歳超え、大往生ではありますよね
でもできるならずっと生きていて、一緒にいてほしい
家族でしたから

亡くなった二日後の今日でも、朝からつい
「胡麻ちゃん」「胡麻にゃ」と何回か呼んでしまっている
まだ片付けていないハウスに間違えてぶつかると安眠邪魔されて頭あげて起きてしまうので、「ごめん、胡麻」と言ってしまう
ついついハウスに手を入れてしまう、
そのたびにいなくなったことを実感してしまう。


亡くなった翌日、納骨まで終わらせて、
今はまた家に帰ってきています。
小さく小さく(念の為粉骨してもらったので)なっちゃったけど

長くてふさふさで時としてよく顔とかはたかれた(笑)
胡麻ちゃんのシンボルのひとつの尻尾の骨がこれまた小さくなって
でもお星様にように綺麗な形だったので1つに骨を粉骨前にとって
メモリアルケースにしてもらいました。あとはそれに自分で
錆色の毛がまるで金胡麻と、炒ってくすんだ黒胡麻、同じく白胡麻に似ていたので「胡麻」と名付けたので、
その3色の毛束を同じケースに詰めておきました。

最期の日の朝、ブラッシングしておいてよかった。
痩せてしまったのとは別に、とてもすっきりと綺麗な姿でいけたから
辛かったとは思うんだけれど、
最後は気持ちよさそうに、眠るようにいけたと思うから。
でもお母さんはしばらくは間違えて君の名を呼んで、
そして気づいては少し落ち込むかもしれないけれど
しょーがないなってクールに見守っていてください。

昔、一時期だけど、仕事に疲れて会社に行けない状態に近くなって
朝起きて支度しても、ぼやっとテレビ前で固まっている状態があると
そっと私の腕に、じぶんの手を乗っけて、顔をのぞいてくれて
その手の感覚とこっちを見るお顔で(気のせいかもしれないけれど、心配しているお顔に見えたんだよね)、乗り越えることができました。
胡麻と一緒に暮らしていたからかな、深夜に帰っても
迎えてくれたり寝たままだったり、どっちにしてもちょっかい出して
気持ちが穏やかになったから。

胡麻ちゃん、今は手足を思いっきり動かして、昔みたいに動き回ってるかな。


1998年9月18日に我が家へ
少し大きめの子猫だったので7月生まれぐらいと推定。
初診で耳だに、目やに、回虫持ちとわかりましたが完治。
(じぶんにとってはこの看病が結構大事件だったのいつか記録に残したい笑)
でもこの時には一生付き合わなけれ行けない感染症にはなっていて、
先生に風邪とか体調を崩すと目やにが止まらなくなるよなど診断を下されたり
となんか先行き不安でしたが、
2021年9月19日 23歳超えまで、なくなる10日ぐらい前までは元気元気で
手のかからない胡麻ちゃんでした。

もうね、胡麻ちゃん、本当にありがとう
うちの子になってくれてありがとう
幸せだったよ、ありがとう
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