先週のおかあさんといっしょにはセサミストリートのキャラクターがでていた。
しかし、いつも思うのだが、NHK教育テレビでのセサミストリートのキャラクターの描き方は、なんだかすごく表層的な感じを受ける。例えば、ジュリアの描き方などはどうなんだろう。また、クッキーモンスターの描き方もあれでは単なるわけのわからない人だ。昔のセサミストリートの放送を見た世代が解説しないとこどもにはわけがわからないのではないか。米国がどういった趣旨でNHKにキャラクターを使用させているのかわからないが、かえって誤解を招くと思う。
また、NHK自体にも昔のセサミストリートの放送を理解できない人がいるように思う。もしもっと理解していれば、彼らの要望を受け入れたような番組を作っていたと思われるし、英語教育の番組としてもっとちゃんとできていたのかもしれないと思う。それが中途半端にキャラクターをつかったことが日本からセサミストリートの番組が消えた理由なのではないのだろうか。Youtubeでみると、イスラム世界でもセサミストリートの翻案があるようだ。
それにしてもおかあさんといっしょのへんちくなリズムに変えた昔の歌は、どうかとも思う。リズムを変えるのがすべていけないともいわないが、それがうまくいっているかどうか、ということはあると思うんだが、そういった音楽の専門家の監修を受けているのだろうか?