さよならマエストロというドラマを日曜日の夜やっています。
西島秀俊氏が出ているというだけで見ているわけですが、なかなか面白く見てます。
もちろん音楽ファンとしてはこの時間はリアルタイムではNHK教育を見るので録画ですが。
ちまたでは1年前のドラマのパクリという噂があるようですが、あらすじなどを読んだ限りではかなり違っているようです。まあ設定は似ているのですが。
さて、このドラマは広上淳一氏が指導しているそうです。一方1年前のドラマは沼尻竜典氏が指導したそうです。
どちらかというと今回のドラマを沼尻氏が指導したほうがおもしろかったような気もするのですが、まあそれはそれということで。
もう次でおしまいですが、最後の指揮を期待したいものです。
それにしても8回の高校生を前にした、唐突感があるスピーチのお言葉は、西島氏自体、安定を捨てて俳優という道を選んだそうなので、とても実感がこもっていたような気がします。彼自身勘当されたようなもので演劇の道に入ったというようなことらしいし。また、そこでちょっと売れてもそこに甘んじず、いったん干されても頑張ったのは大したものだと思います。(ジャニーズの話の時に彼が干されたことなどもどこかで蒸し返してほしかった)
ちょっと細かそうなところが気になりますが、世界に羽ばたいてもらいたいですね。
ドラマ自体楽器を雑に扱う場面がないところが気持ちいいです。前にNHKのドラマでチェロが捨てられていてそれを拾うところから始まるドラマがありました。(今検索すると「父に奏でるメロディー」らしい)
そもそもチェロが捨てられているという発想がどうかと思うのですがNHKは実話と書いているので驚きです。
また、俳優の演奏するところも非常に雑でアマゾンは左手の爪くらい切れと書いているひとがいますが、まあそんなドラマです。
そういったドラマよりも今回のTBSのドラマはよく考えられていると思います。すぐに曲が弾けるようになるのはうらやましいなあとも思いますが、逆にそういうところにこだわらないのはいいことです。
最終回どうなるのか楽しみです。