本当の「ポコの日記」2020/2/16‐AM2:20
父が死にかけていると……ラインが語っていた。
弟からの連絡で、
私の父親が、危篤状態になったと知った。
今回は残念ながら、
先日書いたような……詐欺メールではない。
緊迫する感情??
意外にも……私は冷静だった。
来るべきものが来る。
言わば、そんな感じの反応だったように思う。
自分でもよくは分からない。
何をどう感じているのか?
イヤ、
どう感じるべきなのか?
戸惑うと言うよりも……諦めに近い感覚みたいなのだ。
親不孝な自分。
ただそれだけが、脳裏の隅で……うずき出している?
ちょうど一年前に、
やもなく故郷に帰った時には、まだ父は元気で……
1、2年は生きてくれそうにも見えた。
なのに、この始末だ。
その時に使った多額の旅費が、
最後の帰還の証しだと……私は考えていた。
まさか、
こんなにも早く来るとは……誤算だったのだ。
涙一つ流れない。
別に父の事が嫌いだとか、
不仲だからとか……いう……在り来たりの理由ではなく……
当然の帰結にさえ……思えてくるのが不思議だ。
そう!
私は本当に悲しい時……決まって泣く事ができないタイプなのだ。
自分でも本当に分からない??
なぜ、こうなるのか?
けれど、今は……
そんな事、どうでもいい……と泣けない目が呟いている。
人の死は、どうにもできない。
繰り返される哀しみと悲劇のロンドは、
誰の手にもおえないものなのだ!
この事については、
父だけではなく、私が失い続けた……
愛すべき存在に関して……いつか、ここで語り尽くしたいと想う。
皆さんは、聞いてくれるだろうか?
できれば、いつも、
明るい話を書きたいと……私は願っている。
けれど、
決まって……こんなにがい話を書きてしまう。
願わくば、
いつの日にか、優しく楽しい話ができることを祈りたい。
我が父が奇跡の復活を遂げてくれるのを……
今、ひたすらに……祈るがごときに……?!
ごめんなさいね、皆さん。
私の愚痴を聞いてくれて、ありがとう!
それでも……
私は生きて行きます。
それしか、無いかのように……ねえ?!
ご静聴、ありがとうございました。
繰り返し、
皆さんの幸せをお祈りいたします。
哀しみにくれるポコより