心の灯

独り言でいっぱい。

*

2012-10-14 22:51:20 | 日記
私は 一緒に お前と

草の中 歩くのが 好きだった

振り返り 仰ぎ見る 黒い

笑ったような 瞳 口元

花を知るようになったのは
お前のおかげ

ひっそりとうずくまる 悲しみは

お前と歩けば 消えていた

いつもの道のりは いつも違って

周りはいつも微笑んでた

ほの明るい朝陽
灯し火たたえた夕時

私の目には お前の

いつもの 後ろ姿


白く 霞む 虹


*

2012-08-05 07:32:19 | 日記
生きていて良かったと
思えない日は

唇は幻を編む 呪文を唱える
はためく勇気は影をひそめて
つっけんどんに肘を張る

此処が私の住処
此処が私の隠れ家

縛られたままでいいから
人並みになれたら

人影絶えた 野の道を

2012-03-13 17:03:46 | 日記
口ずさむ 寂しい歌

あなたに 聞こえているだろうか

いつからか 人の視線や

人との 馴れ親しみが 苦手になった

ただ 立ち尽くして
風が通り過ぎるのを 待つだけ

野の花に 触れる 手指さえ
私には 苦しい時がある


*

2012-02-28 22:58:40 | 日記
私は四角四面で
遊びの無い人間です

だからこうして 浮遊しながら
ぽつんと 小さく沫を吹いて

ゆらゆらと 尾ひれを揺らしながら
水面に映る影に 話しかけてみるのです。

・・沫が数珠繋ぎに 浮かんでる
私はそれを 見上げて


手紙

2012-02-01 23:36:13 | 日記
此処に訪れるあなたの
心の中にも

虹の橋や 赤い気球
口笛に 独りぶらんこ

そんな物 詰まってたら
私と同じ

此処に訪れるあなたの
気持ちの中にも

雪うさぎ 散歩道 朧月
石蹴り 鼻歌 仰向いて涙

そんな物 感じてたら
私と同じ

・・おやすみなさい。