心の灯

独り言でいっぱい。

*

2012-01-02 06:26:36 | 日記
羽根を広げた 温かな懐
夢うつつ 岸の方舟
迷い仔を乗せて

漕ぎ出す道標を
探し 果てまで
何処に 繋ぐ 冬の絆

*

2011-12-24 23:10:42 | 日記
聖なる 夜に
ささやくほどの 胡の音

叶う夢を 今夜は
少しだけ 本当のように

奏でていたい
愛でていたいね
震えるほど 甘く

*

2011-12-06 22:40:38 | 日記
胸の痛む 気持ち
言葉で尽くせないね
夜空に平和に浮かぶ
月を見ては 思う

あなたは 私の目の前には
存在しなかったけれど
モニターの向こう 手を差し伸べては

そう あなたに触れたかった

耳にできない声が
心に響いては 打ち寄せる
俯かず立っていられた
温かな眼差し

あなたは私の声を 聞く事は なかったけれど
モニターの前 顔を寄せては

そう あなたに 口づけしたかった

今でも 遠く その背中に
あふれる 慕情が 息づく

小さく言葉を 洩らして

誰にも聞こえない

*

2011-11-05 00:05:54 | 日記
ゆっくりと 溶けて行く
一日一日

私は内に引きこもり
ただ満足そうに頷き
機を織る・・機を織る・・

幸せってね、

呟いてみたら 虚しさが
肌の上 粟立って

紡げなくて
繰り返せなくて もう

からくりの中の 迷路


*

2011-09-26 16:04:38 | 日記
胡を紡ぐ日に
小さな はためきが
私の内にあって

どんな風に 唄ったり
風の様に 凪いだり

自由だから そのままだから
望めば千里万里

今、解ききって
ぎちぎちに 束ねてた心
・・私は或いは私では無くて

奔流の中、投げ出したい
もうひとつの瞳

独りと胡の戯れ
ゆらめき唄い、辿り辿る、、