八幡餃子。
八幡地区に住んでいる人なら、何度も食べたことがあると思います。
黒崎の有名店とか、昔折尾の川沿いにあった兄弟の店とか、
皿倉山の麓の小さなお店とか。
それなりにいろんなお店で八幡餃子を食べてきましたが、
その中で、どのお店よりも最高においしかった、
幻の八幡餃子があります。
福岡県では名の知られた、八洋食品さんが生産していた、
スーパーで売っているた八幡餃子です。
(写真は八洋食品さんの公式ページからお借りしています)
この餃子の特徴は、皮が厚めでもっちりしていること。
そして、餃子の片側がほぼ平らで、フライパンに並べやすいこと。
焼き方は、絶対に蒸し揚げです。絶対、絶対です。
ただの焼きだと八幡餃子の特徴は出ません。
絶対に、絶対に、絶対絶対蒸し上げです。
(個人の感想ですが、蒸し揚げの調理法を、八幡餃子の特徴として
もっと主張して良いと思います)
家庭での焼き方は、以下の一択です。
1 餃子の平らな面を下にして餃子をフライパンに並べる。
2 皮の端が少し上向いているので、皮の下までフライパンに水を入れる。
3 皮が隠れるくらいまで、フライパンに油を入れる。
4 蓋をしたまま中火で2~3分蒸す。
5 水が蒸発して油だけになるので、そのまま中火でさらに2分程揚げる。
6 揚げ具合を確認して、餃子の下が濃いきつね色くらいで皿に移す。
これで、上は蒸してジューシー、下は揚げて厚めの皮サクサクの、
蒸し揚げ八幡餃子の完成です。
どのお店よりもおいしい八幡餃子は、実は家庭の中にありました。
ただ、最近、この八洋食品さんの八幡餃子を、スーパーで見かけないのです。
そのため、「幻の」八幡餃子となってしまっています。
公式ページにあるからまだ売っているのかな。
他の餃子に比べて1枚値段は上手ですが、
蒸し揚げでここまでおいしくできるのは、皮が厚い八幡餃子だけです。
各スーパーでの復活と、北九州市のふるさと納税返礼品への採用が、強く望まれるところです。
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