痛風とは、
尿酸値が高い症状が続くことで、
関節内に尿酸の結晶が沈着し起こる
関節炎をいいます。
女性は、
男性に比べて尿酸値が低いため、
患者数は男性の方が圧倒的に多いですが、
女性も
痛風を発症する可能性はあります。
男性に比べると
確率はとても低いですが
女性も気をつける必要はあります。
女性ホルモンが
尿酸の排出を促す女性で
尿酸値が高い人が少ないのは、
女性ホルモンに
尿酸を体外へ排出しやすくする
働きがあるためと考えられています。
閉経すると
女性ホルモンの分泌が極端に減るので、
尿酸値が上がりやすくなる
悪夢の症状の原因となります。
そのため、
女性は、閉経後に
高尿酸血症を発症する場合が多いです。
圧倒的に
男性のほうがかかりやすい、
とされている痛風。
その原因は
日々のストレスや
プリン体を含む食品の摂取、
肥満などが挙げられます。
一方で女性は、
男性よりも尿酸の血液中の濃度が低い
という特徴があります。
しかし、この尿酸の濃度は、
年齢とともに高くなる傾向にあります。
そのため
女性でも年齢の加齢に伴って、
痛風と呼ばれる症状にかかる可能性は
高くなっていくのです。
⭐尿酸値を下げる食事療法
尿が酸性になると
尿酸が溶けにくくなり、
関節や腎臓などへ沈着しやすくなってしまいます。
痛風の食事療法としては、
食事で尿をアルカリ化するために
野菜や海草を多く摂取することを推奨しています。
目安としては
野菜を1日350グラム以上
食べるようにしましょう。
摂取する量を
特に気にしていただきたいのは
脂肪と糖分です。
脂肪は
尿酸の排泄を低下させてしまいますし、
糖分は
尿酸の発生を促してしまうためです。
脂肪分の多い肉や魚は
できるだけ摂らないのが望ましいです。
それから
見落としがちなのが
果物に多く含まれる果糖です。
果物は体にいいイメージがあって
安心して多量に食べてしまうかもしれませんが、
実は
果糖が多く含まれますので
食べ過ぎはカロリーオーバーや
糖分の摂り過ぎ原因につながります。
〈Gout君へ〉
⭐ストレスは男女共通です。
仕事が忙しい、
会議が立て続けにある、
出張中といったときに
痛風発作を起こすケースが多いのは
以前より知られていましたが、
最近の研究によって、
ストレスが尿酸値の上昇と
関係が深いことがわかってきました。
ストレスというと、
イヤなことが精神的な負担となった症状
とのイメージがありますが、
痛風に関していえば
楽しいことに対して
気分が高まった状態も
ストレスのひとつとされます。