今月中に実母の眠るお墓を更地にし
こちらに納骨するという御夫婦は
（隣町のお寺）
妻は元特別支援学校の教諭
夫は元小学校教諭で子供が居ない
この薬師堂を
永代供養ができる納骨堂と勘違いしてたが 笑
最後に『私達夫婦の墓に一緒に納骨お願いします』
でおさまった。話してる時、先生方は何度も何度も
大黒さんを『お母さん』と呼んだ
『私達の考えが仏道からみると
反してるなら教えて下さい』
『反してません。決めるのは施主…先生達です。
私達はそれを受け止めるだけです。
それに先生方からみると私達は若輩です。
お教えするなんて恐れ多いです』
元特別支援学校の先生は涙を流した
長男で悩んでる時
助けてくれた先生が泣いていた…
知り合った昔に戻って
『やだ！先生、何泣いてるの？
疲れてるの？』
大黒さんも泣いてしまった
『お母さん…………』
『私は先生に助けてもらったんですよ
恩返しするのが当たり前です
人を助けるのがお寺です』
法務局に遺言書をあずける等
色々、話をした
『まずは実母さんの納骨をしましょう』
先生達は安心して帰って行った…
…………
……………………………
………
こうして考えて見ると
このお寺を変えたのは長男かもしれない
人に助けてもらった時
自分がどう思ったか、
嬉しかった…
安心した…
自分は1人じゃない…
周りは敵じゃない…
皆んな一生懸命に
生きている…
あの子にたくさん学ばせてもらった
これから先
大黒さんも周りにたくさん助けてもらう
同時に
少しでも周りに安心してもらえる言葉かけ、
行いができたら
幸せである………
