LTspice にタイマ IC 555 の CMOS 版モデルを追加しようとした時、けっこうつまずいたのでメモしておくょ。
CMOS 版 555 のモデルデータについては TI の TLC555 とかで検索するといくつか引っかかる。
で、実際に追加するとなるとなかなか説明どおりには行かず、つまづいてしまう。
つまずくのは次の点かな〜。
LTspice のフォルダの中に lib フォルダがない!!
Windows11 に LTspice をそのままインストールすると C:¥Program Files¥ADI¥LTspice にインストールされるので、「LTspice のフォルダ」はここを指しているのかな、と思うけど。
ここには lib.zip という圧縮状態のファイルがあるのみで、lib フォルダがない。
Windows11 のエクスプローラではわざわざ解凍しなくても zip ファイルの中までそのまま潜っていけるけど、今回は lib フォルダの中にファイルをコピーしたいのでそのままじゃ無理。
じゃ解凍して出来たフォルダに入れればいいのかと思って試してみた。
まず Program Files 下は保護されているため普通に解凍とかコピーとか出来ないとかで、管理者権限でやってみた。
しかし LTspice の Component にはリストされなかったので、この lib フォルダはダメなのかな。
そもそも zip ファイルの状態で動いてたので、実はココを見てはいない可能性もあるかな〜。
本当の lib の場所
で、結論としては今の Windows11 では実行ファイルのあるフォルダ C:¥Program Files¥ADI¥LTspice の lib は使われていない (っぽい?)。
実際には [ユーザフォルダ]¥AppData¥Local¥LTspice に実行時に書き込む事があるようなフォルダやファイル置かれてたのょ。
なお AppData フォルダは隠し属性なので、エクスプローラの「表示」−「表示」−「隠しファイル」にチェックを入れて見えるようにしておかないと。
この lib フォルダに xxx.lib ファイル、lib¥sym フォルダに xxx.asy ファイルを置いて LTspice を起動すると、ちゃんと Component にリストされました〜\(^。^)/
※ 上記の場所で回路図上のシンボルとしては認識されたけど、シミュレーション実行 (Run) するには Control Panel (金づちマーク) の "Sym. & Lib. Search Paths" の
下段 Library Search Path に上記の場所を追加する (なぜか Symbol の方は不要なんだね)
なんか最近は Windows は (macOS も) ディレクトリ構成をそのまま見せてくれない (勝手に名前を日本語にしてみたり、'.' で始まってないファイルでも隠してみたり) とか、
実際の場所じゃないディレクトリとして見せたりとか、セキュリティ上必要なのかも知れないけど、MS-DOS 2.x や UNIX で育った世代には住みにくい世の中かも〜(^_^;)
CMOS 版 555 のモデルデータについては TI の TLC555 とかで検索するといくつか引っかかる。
で、実際に追加するとなるとなかなか説明どおりには行かず、つまづいてしまう。
つまずくのは次の点かな〜。
LTspice のフォルダの中に lib フォルダがない!!
Windows11 に LTspice をそのままインストールすると C:¥Program Files¥ADI¥LTspice にインストールされるので、「LTspice のフォルダ」はここを指しているのかな、と思うけど。
ここには lib.zip という圧縮状態のファイルがあるのみで、lib フォルダがない。
Windows11 のエクスプローラではわざわざ解凍しなくても zip ファイルの中までそのまま潜っていけるけど、今回は lib フォルダの中にファイルをコピーしたいのでそのままじゃ無理。
じゃ解凍して出来たフォルダに入れればいいのかと思って試してみた。
まず Program Files 下は保護されているため普通に解凍とかコピーとか出来ないとかで、管理者権限でやってみた。
しかし LTspice の Component にはリストされなかったので、この lib フォルダはダメなのかな。
そもそも zip ファイルの状態で動いてたので、実はココを見てはいない可能性もあるかな〜。
本当の lib の場所
で、結論としては今の Windows11 では実行ファイルのあるフォルダ C:¥Program Files¥ADI¥LTspice の lib は使われていない (っぽい?)。
実際には [ユーザフォルダ]¥AppData¥Local¥LTspice に実行時に書き込む事があるようなフォルダやファイル置かれてたのょ。
なお AppData フォルダは隠し属性なので、エクスプローラの「表示」−「表示」−「隠しファイル」にチェックを入れて見えるようにしておかないと。
この lib フォルダに xxx.lib ファイル、lib¥sym フォルダに xxx.asy ファイルを置いて LTspice を起動すると、ちゃんと Component にリストされました〜\(^。^)/
※ 上記の場所で回路図上のシンボルとしては認識されたけど、シミュレーション実行 (Run) するには Control Panel (金づちマーク) の "Sym. & Lib. Search Paths" の
下段 Library Search Path に上記の場所を追加する (なぜか Symbol の方は不要なんだね)
なんか最近は Windows は (macOS も) ディレクトリ構成をそのまま見せてくれない (勝手に名前を日本語にしてみたり、'.' で始まってないファイルでも隠してみたり) とか、
実際の場所じゃないディレクトリとして見せたりとか、セキュリティ上必要なのかも知れないけど、MS-DOS 2.x や UNIX で育った世代には住みにくい世の中かも〜(^_^;)