おいちゃんのおぼえがき

仕事のTipsをメモするブログ

Windows11 に MinGW64 を入れてみた

2025-01-21 | Win
Unix (Linux?) や mac のターミナルに慣れていると、Windows11 の cmd (PowerShell も) ってちょっとむつかしい・・・(>_<。)
で、MinGW-W64 で GCC 環境を用意すれば結構いい感じになれる(^.^)
・MSYS2 インストール
 MinGW-W64 と言いながら、実際には MSYS2 (www.msys2.org) を入れる
 まず最小限の MinGW-W64 + MSYS2 環境を作る
 ・MSYS2 のページからインストーラ (msys2-x86_64-20241208.exe 日付部分は変わってるかも) を落とし、実行してインストール
 ・インストールが終わるとスタートメニューの "MSYS2" の下に 6 コの異なる環境向けアイコンが出来ている
  今は Windows11 用開発を想定しているので、"MSYS2 MINGW64" を使う
  (ビルドするプロジェクトによっては "MSYS2 MSYS" が必要かもしれない)

・環境変数設定
 Windows11 の検索窓で "システム環境変数の編集" を検索して「システムのプロパティ」ダイアログを出し、下部にある「環境変数」をクリック
 開いた「環境変数」ウインドウの下部「システム環境変数」に「新規」で次の変数を作る
  変数名 MSYSTEM
  変数値 MINGW64
 続けて上部「ユーザー環境変数」の Path を選んで「編集」をクリックし、次のパスを追加する
  c:¥msys64¥mingw64¥bin
  c:¥msys64¥usr¥local¥bin
  c:¥msys64¥usr¥bin
  c:¥msys64¥bin
 編集したら OK して閉じる

・スタートメニュー の「すべて」にある "MSYS2" フォルダを展開し、MSYS2 MINGW64 をクリックして起動する
 これで MinGW64 の bash が動くターミナルが開く
 ここから必要なパッケージをインストールしていく

・パッケージマネージャの情報を更新
 $ pacman -Syu
 更新が終わるとコマンドが終了するので、再度開いて改めてバックマンを実行して既存のパッケージを更新
 $ pacman -Su

・開発環境のインストール
 $ pacman -S base-devel
 $ pacman -S msys2-devel
 $ pacman -S mingw-w64-x86_64-toolchain
 $ pacman -S vim # これは必要な場合だけね

・gcc とか入ったはずなので、hello.c とか書いて試してみるといい

Hellow world をビルドして出来たファイルは Windows ネイティブの実行ファイル (xxx.exe) になっていて、
Windows11 上で (ファイルエクスプローラでダブルクリック、または cmd) そのまま実行できる\(^。^)/
ただ、さすがに GUI アプリ作るのはたいへんかもしれない・・・(^^ゞ

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Soundflower の削除 | トップ |   

Win」カテゴリの最新記事