筒に魅せられた男の日記

京都府八幡市、淀川三川合流域に自生する葦で笛を作ってます。

今年最後の八幡背割堤

2024-12-18 13:38:00 | 日記
昨日、八幡の背割堤へ葦の様子を見てきました。



最初は気がつかなかのですが、変な折れ方をしている葦が目につきました。



どうやら、草木の伐採作業が入ったみたいです。




葦の保護対策と言う為ではなく、ただ荒れた地を整備したと言う感じです。





それでも葦は強いので、また生えてくるんでしょう。




今回も、刈られて放置されていた良さげな枯れた葦を拾って帰りました。











篠笛の篠竹?女竹?

2024-12-13 15:18:00 | 日記
日本の横笛。
篠竹で作られた小さな横笛。
そして篠竹、雌竹、細い竹を使ってパンフルートが作られています。
そーか篠竹なんやね、と軽く思い描いていたのですが、いざ探すとなれば何処へ行けばいいのやら?
小川の側で良く見かけると書かれてますが、興味を持って見た事がないので、想像すらつかない。
とりあえず釣りに行く道中で探してみるか!と車を走らせました。
細い竹の竹藪。
こんもりと密集して群生しているとか。
なかなか見つからないものです。
若狭町の小川でようやく発見しました。
篠笛としては、細くて節間の短い篠竹。



勉強用に1本採取して、切り分けました。




それと、小さな一株。




さて育つのか?
しかし、コレはむやみに植えてはいけないようです。
大繁殖して困っている田舎が多いとの事です。





葦にも種類が

2024-12-12 15:48:00 | 日記
高槻鵜殿の葦原は、細くて節間が長い。
八幡背割堤の葦は、背が高くて太めで節間はそれより短め。



八幡背割堤のヨシは、セイタカヨシ?
気になって調べてみると、色々な違いがあって面白い。

種の違いで、保護の方向性も違ってくる。
その違いを知ると、その地の文化や風土みたいなものが見えてくる。

これはなかなか奥が深いぞ。



淀川の葦

2024-12-12 11:47:00 | 日記
大きな川沿いを歩くと、葦の群生がすぐに見つかります。
京都の宇治川、木津川、桂川、淀川のそれぞれで保護活動がされているようです。
このヨシは淀川の堤防を歩いていて拾いました。
以前、まだ青い葦を切って持ち帰った事がありますが、時間とともに萎びていました。
葦を採取する時は、枯れの始まった葦のほうがいいです。
しかし、先程ご説明したとおり、保護活動をされている区域がありますので、持ち帰る際は、枯れて折れてしまっていたり、朽ち果てているものにした方が良いと思います。
この葦も、千切れて一部踏まれて折れた物をです。
わざわざ切り取らなくても、十分満足できる状態を保っています。
葦の保護活動にご協力のほどよろしくお願いします。
※鵜殿の葦原では入会権(いりあいけん)があり、それがないと採取してはいけないそうです。ご注意下さいね。

細長〜い一本笛

2024-12-10 11:49:00 | 日記
細長い一本笛を作ってみました。
23センチくらいあるかな?
穴の内径は8ミリくらい。
音を出すのは非常に難しいです。
この笛のあとに手頃なサイズの笛を吹くと、かんたんに音が出せちゃいます。
細長い一本笛は練習用に良いのかも!


音はF4(ファ)