グランプリブログ

アルファロメオのミトさん



 Alfa RomeoのMito(ミト)が地元ディーラー様より持ち込まれました。本日は前後スタビライザーの取り付けと、インタークーラーパイプの取付etcの作業をさせて頂きます。



 スタビライザーは前後セットの交換となります(リアはスタビ追加)。商品は"Orque(オレカ)"です。乗り心地とトラクション、ハンドリングという相反する性能を両立させるために、最も重要となる部品がスタビライザーです。とくにFF車は、エンジン、ミッションといった重量の重い部品をフロント部に搭載し、ハンドルに駆動、そしてブレーキ能力の大半を求められるフロントタイヤのャeンシャルを、いかに引き出すかが、走行性能を大きく左右します。



 フロントスタビライザーは純正と交換するに辺り、フロントアクスルを下さなければなりません。アクスルを浮かせることで、スタビ本体を取り出すことが可能となります。



 取り出したノーマルスタビライザーとオレカのピュアスメ[ツスタビライザーとの比較です。ご覧の通りオレカ性はノーマルに比べ明らかに太くなります。



 Mitoの持ち味を壊すことなく、バランスよく運動性能を向上するために、フロントスタビライザーは、ねじれ剛性を44%強化されています。コーナーリングと走行安定性、とくに高速走行時のドライバビリティを飛躍的に向上させることが可能となります。



 リアのスタビライザーはオリジナルでは装着されていません。



 リアは、高速走行の安定性向上と、乗り心地を損ねているトーションビームのバタつきを抑えるために、ビームの捩れ剛性の適正化を図ります。オレカ独自の発想の元に、タイヤに近い支点を左右連結させ、アンチロール性能の向上にも貢献、さらに、3段階の調整機構を設けることにより、アンダーから弱オーバーステアまで、好みに合わせて微妙なセッティングを可能としています。



 最後の大きな山場はインタークーラーパイプの交換作業です。商品はスズキスメ[ツで有名な"MONSTER SPORT(モンスタースポーツ)"で、いつの間にやら輸入車も手鰍ッる様になったようです。しかし車種はアルファロメオのMitoのみで、商品は唯一この商品のみとなります。



 ノーマルでは曲がり部にゴムホースを使用していますが、モンスターは軽量なアルミパイプで緩やかな曲げとして圧力損失を低減し、レスャ塔X向上を図ります。パイプレイアウトはノーマルに準じており、無加工で装着可能ですが、交換にはスペースが無い事から、作業は困難を極めました。スタビも大変でしたがパイピングはもっと大変ase2作業時間は10時ほどとなってしまいましたsymbol5

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