昨日の ・・・ 化学工場勤務時代のお話で ・・・
う~ん ・・・ もう時効 だと思うので、昔々の思い出話です
仕事で使用するものの中には
嗅ぐと 即効で 寝てしまう~と いうものがあります
( そうそう、刑事もののドラマに たま~に出てますネ )
なので、実験中は 気をつけろ~と いう意味もあって
「新入り」さんには、ニオヒを 軽く嗅いで 覚えてもらいます。
害は無いのですが、寝てる間に事故が起こると逃げ遅れますからね。
危険物工場なので、そこんとこ 厳しく指導する様 言われます。
普通は ・・・ こんな風に
ウエスに 薬液を染み込ませ、軽く振って ・・・
それから、適度に薄くなったニオヒを嗅いで 覚えてもらいます。
なので、私、指導中に、本当に、寝てしまった人を見た事ありませんでした。
この時までは ・・・
私が、社会人になって3~4度目の春、いつもの様に 実験室で
「新入り」さんに、この薬液の取り扱いの説明をしていた時
それは起こりました。
この時の「新入り」さんは、工業系の大学を卒業された人だったので
知ってはるのに ・・・ 年もかわらへんのに ・・・
しかも女の子に ・・・
説明されてもなぁ ・・・・ 内心、困ってはるやろなぁ
かわいそうに ・・・と 思いながら
「これがですね~」なんて 説明してました。
瓶の蓋を開けて ・・・ と用意してたら、この「新入り」さん ・・・
いきなり瓶に 鼻を近づけて 嗅いでしまいました。
あっ
( やっちまったケド ・・・ ほんまに寝てしまうんやろか )
・・・と よからぬ事を 考えていたら
彼は、糸の切れた操り人形の様に たおれこみ ・・・
実験室の床で ピクッとも しません ・・・
ひゃぁ
スゲッ ほんまに寝てるぅぅぅ 体 ・・・ ブラブラやし
と感激してしまいました
後で 感想を聞くと ・・・ 寝たときは、とってもくさくて
目が覚めてからは 頭が痛くて泣きそうだった との事。
よい子は こんな事にならない様、気をつけましょうね
よい子は ポチッと 応援してね~