子供達の部活に影響の無いタイミングで家族旅行へ。
仕事は休んでも何とかなる。家族の予定を優先で。
今回の夏旅行は四国へ突撃です♪
旅行の前日は早めに仕事を切り上げて旅行の準備をする予定でしたが、結局、早く帰れず最後の1人になるまで仕事をしてから帰宅。すっかり遅くなってしまったので、旅行の準備は朝起きてからすることにしました。
早く起きて、車にサーフボードやサンシェードを積み込み出発に備えます。朝から既に気温も高く、全身から汗が吹き出します。出発前だというのに既に一仕事を終えた感じでしょうか。気分を切り替えて車に乗り込み淡路島を経由して、いざ四国へ。
太陽の日差しが容赦なく照り付けてきます。淡路海峡大橋、鳴門海峡大橋から見える海面がピカピカと夏の様子を表してくれます。
最初の目的地は香川県まんのう町の谷川米穀店。
若い頃にツーリングで食べに行った記憶がかすかにありますが、いつ頃行ったのか全く覚えてません…。谷川米穀店とググっても3代目店主の残念なニュースが出てきますが、2代目の方が復活されお店を営んでいるのであれば味は確かだろうと思います。うどんブームの先駆者でもあり、有名店であるからこそ気を付けたいところですが、犯罪はダメですね。先代が気づき上げてきたものを継承するのも大変な苦労があるのだと思います。
いつ頃、食べに来たのか覚えてませんが、お店の場所とか風景は鮮明に覚えていました。11時過ぎに行ったのですが既に行列が出来ており、駐車場は満車状態でしたが、タイミングよく出発される車が合図をして譲ってくださり、直ぐに停めることが出来ました。
行列が出来ていたとしてもうどんを食べるだけなので、思ったよりもスムーズに列が進んで行きます。ただ、猛暑なので日傘や帽子が無ければ確実に熱くてやられてしまう感じです。時より近くに飛んでくるアブやスズメバチを避けながらひたすら街づ付けます。うどんを食べ終えた方が順番にお店から出てきますが、みなさん暑そうな顔をしており、一仕事終えた雰囲気でお店を去っていきます。きっと店内も熱いのだろうと容易に想像出来ます。
我が家の順番が回ってきて入店するとやはりうどん屋さん。ゆで窯の蒸気で店内は結構熱いです。カウンターで注文してうどんを受け取り、ネギを玉子、そして唐辛子を少し乗っけてから案内されたテーブルで食します。
冷たいうどんを注文しましたが、生醤油を少し回しかけ、唐辛子と一緒に食すととても美味しかったですね。少し細めでつるつるとした触感であり、硬すぎるわけでもなくとても食べやすい。唐辛子の辛さがアクセントとなり美味しいい。唐辛子の刺激もあり、冷たいうどんを食べているのに汗が止まりません。長男は2回お代わり、次男坊は1回お代わりして家族で7玉を食べてきました。
お会計は全部で1500円。。。やっす、、、
長男はまだ食べようかなと悩んでいましたが、3玉位がほどほどでいいのではないかと思います。5分ほど離れた場所に三嶋製麺所もあったので、立ち寄ってもいいかもと思いましたが、次の予定もあるので今回は諦めることに。
1時間位ドライブをして四国の真ん中にある大歩危小歩危へ。吉野川中流域らへんにある大歩危小歩危の渓谷を目指して移動です。
相変わらず強い日差しは続きますが、吉野川の水流が涼しさを感じさせてくれます。大歩危小歩危を過ぎて更に上流にあがり、JR土佐岩原駅近くのHAPPYRAFTさんにお邪魔してきました。
今回は、人生初のラフティングを家族で体験することに。
PM半日コースを予約していたので予約時間にぎりぎり間に合いました。スタッフの方々もとても親切で色々と案内してくださるので、安心です。
受付を済ませて貴重品を預け、ウェットスーツやライフジャケット、ヘルメットのサイズ合わせをして準備を進めます。灼熱の中、ウェットスーツを着用するだけでたれそうな位暑いですが、すかさずスタッフの方が冷たい水をウェットスーツの中にいれてクールダウンしてくれますが、その普通の水道水が無茶苦茶冷たい。流石、田舎だなと思います(笑)暑いのか寒いのかよくわからん体感のまま移動です。
ラフティング開始ポイントまでバスで移動しながらスタッフから色々な説明をしていただきました。出発地点で道具の使い方、注意事項など安全講習を聞いてからいざボートに乗り込みます。全部で5~6艇のチームで出発でしょうか。我が家のボートはニュージーランド出身のインストラクターと韓国人旅行者3名と我が家4名と異国情緒溢れる感じで楽しかったですね。NZ出身のインストラクターも韓国人旅行者は日本語が片言しか話せないので、説明は英語が大半ですが手ぶりで色々と教えてくれるので全く問題なかったです。逆に子供達には英語での説明ややり取りはいい刺激になってくれたかなと思います。
吉野川上流の水はひんやりとしており、安全講習を聞いているうちに火照った体にはとても気持ちいいです。冷たーい、冷たーい、川の水は最高でした。
のんびりと始まった初心者用のラフティングツアーですが、4か所の激流ポイント、全10か所のポイントに備えて色々と練習をしながら進んで行きます。夏だというのに大変多い水量が吉野川の特徴であり、激しい水流で削られた岩を避けながらボートで思いっきり遊ぶというのは贅沢なスポーツですね。午前中のコースではボートの転覆もあったみたいなので気を付けなければいけませんね。
激流ポイントに着くまではボードから川面にダイブして泳がせてもらったり、大きな岩から飛び込んでみたりと飽きることなく遊ばせてくれます。岩からの飛び込みは2か所で体験させてくれて、1か所目は全員、2か所目は希望者のみで高飛び込みを体験することに。正直、1か所目の2メータ位でも大概怖かったです、、、2か所目は希望者だけでしたが、子供が二人とも行くというので、ボートから岩に移り、ダイブポイントまで移動してみると無茶苦茶怖いやん、、、5メータ位はあるのでしょうか、、、躊躇ったら行けなくなると思い、インストラクターのカウントダウンに合わせてダイブ、、、あーーーこわーーー。
大小のポイントをクリアしながらツアーが進んで行きましたが、途中でアクシデント発生。別のボートで首を痛めた方がいらっしゃり応急措置のため1時間程川岸に待機。長時間待つことになったので、怪我をされた方以外への配慮もしっかりとフォローされているところが流石だなと思いました。
インストラクターの方々のチームワークを間近で見ることができました。自然相手の遊びなのでチームプレーが必要ですし、何処かのボートにトラブルがあればお互いに助け合わなければ大事故のもとになります。幸い救急部隊の方も到着して応急措置の後、市内の病院へ搬送されたようなので良かったです。我がチームのインストラクターはNZなど世界の渓谷でラフティングを経験されているベテランの方で体格もハンパなくパワフルな感じで妙な安心感がありました。どんな過酷な環境でも生きていけそうな雰囲気って凄いですよね。
13時過ぎから始まり終わった頃には17時30分と半日間たっぶりと吉野川を堪能させていただきました。渓谷遊びは海とは異なり水がかなり冷たいですし、海水のようにベタベタしないので片付けが楽ですね(笑)インストラクターの方にお礼を伝えて、高知市内の宿を目指して移動です。
今夜のお宿は高知城の近くにある土佐藩主山内家下屋敷跡に建つ温泉旅館、三翠園さん。庭園があり綺麗な宿でした。到着後直ぐに温泉に浸かってラフティングで疲れた体をほぐします。露天風呂がとてもとても気持ち良い。思ったよりも疲れており体が温もると眠気がきますね。
楽しみの晩御飯も皿鉢料理で土佐鰹など新鮮なお刺身をたっぷり頂きました。お魚以外のお肉も美味しくお腹一杯。アルコールの影響もあり食後にふかふかのお布団でバタンキュウ。
と思いきや部屋のドアをノックする音が…。
トントントン。
対応したママと旅館の方が話し込んでいる様子。
なんとママの会社の方が我が家の為に差し入れを用意してくれてました。勤続25年の事を覚えて下さっていたようで、態々、旅先の宿まで届けて下さいました。このような事をサッと出来る素敵な方はなかなかいないように思います。ホントに驚きました。そんなサプライズもありなかなか濃いい初日が終わりました。
食事の用意も布団の用意も片付けもしなくて寝るだけというのが贅沢ですね。旅行の醍醐味です。
そんなこんなで初日は終了。