報告が遅くなってしまってごめんなさい!
血液検査の日から1週間。
長いようで短い1週間。
保健所へ行って、受付で「血液検査の結果を聞きにきました。HIVの。」と言うと、「こちらの部屋へどうぞ。」と言われ、静かな部屋へ通された。
「担当の者を呼んできますのでしばらくお待ち下さい。」
その静かで殺風景な部屋で一人座っていると、悪い結果のイメージを持ってしまう。
少し怖いです。
しばらくすると担当の人が部屋に入ってきた。
「お待たせしました。」
ひとつの封筒とハサミがテーブルの上に置かれた。
「どうぞ、開けて下さい。」
緊張しました。 ドキドキしました。 なんかもう開けたくないかもと思った。
でも現実から逃げるわけにはいかないし、事実は受け止めないとしょうがないもんね。
目を背けてたってその事実が変わる事なんて、絶対ないんですから。
丁寧に封筒の端をハサミで切って、見たくないなと思いながら結果の書かれた紙を取り出した。
HIV抗体・抗原 (陰性)
梅毒 (ー)
クラミジア・トラコマチ (ー)
陰性でした。 全てマイナスでした。
ほっとして、緊張がほぐれて、思わずため息が出てしまいました。
検査を受けてから結果を聞くまで、いろんな事を考えました。
いろんな心配をしました。
もしあなたなら、検査を受けて結果を聞くまで、どんな事を考えますか?
どれぐらい不安な気持ちになるでしょうか。
僕は思うんです。
検査を受けても、受けなくても、自分の検査結果を知るまでは同じ気持ちなんじゃないかな。
検査を受けるのは怖い。 知るのが怖い。
受けなかったら怖くない? 知らないままなら不安じゃない?
僕は、何も知らずに大切な人や子供や他人に移してしまう方がよっぽど怖い。
前に献血に行った時に聞きました。
献血で集めた血液は全て、患者に輸血しても良いかどうか検査をしますね。
「HIVに感染してても2ヶ月ぐらいの潜伏期間中は検査しても反応がでませんよね? それでも検査に合格して輸血されてしまったら、患者はHIVに感染してしまうんじゃないですか?」
「そう言う事になりますね。」
・輸血や血液製剤での感染確立は、40%~90%
・母子感染の確立は30% と言われています。
最後に、僕の検査結果を心配してくれた人、ほんとにどうもありがとう。
僕も、あなたが検査を受けて結果が分かるまで心配してます。
そー言えば・・
明日、2009年10月25日(日)は、東京で、残酷な毛皮やリアルファー製品に反対するデモ行進の日ですね!
http://www.no-fur.com/#
今年もニュースで取り上げられるでしょうね。
毛皮のためだけに動物を殺して作った製品なんて日本からなくなりますように。
2009-10-24 11:11:32