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2012/02/10 第4回議会報告会が開かれました。霧島市議会は明快に大規模養豚場建設反対を表明しました。
霧島市議会は明快に大規模養豚場建設反対(音声)を表明しました。
昨年の9月議会で大規模養豚場建設反対の陳情書11通は一括審議が行われ、趣旨採択されました。この趣旨採択とは何かと市民から議会に対して問いかけがあったようです。
国分市ではしばしば行われていたようです。6町ではこのようなことは無く、新霧島市の悪しき慣習との認識は議員の皆様がお持ちであったようです。
私達の11通の陳情書は標題は同じであるが、内容にはそれぞれの特徴があり、11通全てを採択することは出来ないことから趣旨採択なったと説明がありました。
議会報告会において歯切れ良く「養豚場建設についての反対の陳情書は趣旨を採択した。これは議会としては養豚場建設反対という意思を表明したと理解していただいて良い。これは本会議で確認をしている。」と説明がありました。
さらに特筆すべき発言がありました。
事業者は今後、環境影響評価条例に沿った「準備書の広告縦覧」を行います。この準備書の評価について「準備書に記載された数字が妥当であろうが、不適切であろうが養豚場を作ることに反対をしたという意思表示をした。」との発言もありました。
活動記録
――――――2012/3/7追記
会報「霧島の自然・環境を守ろう」 第5号
「霧島大規模養豚場建設阻止活動」にご協力ください。
発行元 霧島大規模養豚場建設阻止連絡協議会 平成23年11月発行
ネットで検索 “霧島を守ろう”
http://kirisimamk.web.fc2.com/
※ ※ ※ ※
※ ※ ※ ※
映画 Earthlings [アースリングス] 日本語字幕 4/13 食べ物 豚
http://youtu.be/Mre0ekZcmHY
■1万部配布された 会報「霧島の自然・環境を守ろう」 第5号 よりテキスト抜粋
平成21年11月、霧島に年出荷頭数30万頭の超大規模養豚場の建設計画の方法書が鹿児島県に提出されました。
場所は霧島神宮駅から東へ1.4km。鎌田建設ゴルフ場建設放棄地です。
大和別荘、高千穂カントリークラブへ2km、霧島神宮まで5km、観光施設が集中する地域のすぐ近くです。
事業者は(株)鹿児島農畜産研究公社。ゴルフ場会社と鎌田建設を含めて経営者は鎌田善政氏です。
◆市議会への建設反対陳情11通は趣旨採択となりました。
霧島地区自治会、水利組合、国分地区公民館や湾奥漁協など17団体が13,000名の署名を添えて大規模養豚場反対陳情書を提出してから1年半、10月の環境福祉委員会で趣旨採択、続く本会議でも審議され趣旨採択されました。
14番議員から「陳情11件を一括して主旨採択されたということは環境汚染を引き起こすような養豚場建設には反対であるという趣旨の採択であると理解してよろしいか」の質問に対して環境福祉委員会・委員長は「そういうことである」と答弁されました。
この後、異論はなく趣旨採択となりました。
前田市長は、議会でも住民の大規模養豚場建設反対陳情に明確な態度を示しません。
住民代表の市議会議員の「養豚場建設反対」の採択を尊重し、直ちに「建設反対」を表明すべきです。
◆永水水害
昨年7月3日未明の豪雨で霧島永水地区の田植えの終わったばかりの手篭川流域水田や水路は壊滅的な被害を受けました。
ゴルフ場の防災施設は未完成で、その維持管理も極めて杜撰でした。
霧島市はこの現実を知りながら鎌田さんの責任を問えないという姿勢を変えません。
住民は霧島市議会に対して「協定書に基づく災害補償交渉の開始」を、鹿児島県議会に「協定書履行の指導」をそれぞれ陳情しました。
◆大口の大規模養豚場視察
昨年9月、伊佐市大口の年間出荷頭数15万頭の日本一の施設を視察。
85名の市民が参加し、施設下流の麦茶色に汚濁した湯之谷川の汚染状況や養豚場周辺の悪臭など環境のひどさに大きな衝撃を受けました。
湯之谷川の麦茶色に汚濁した水は県で定めた水質の基準内です。警察は手も足も出ません。
霧島に大規模養豚場が作られますと、そこから流れる汚水は手篭川を汚し、田圃を汚し、天降川を汚し、錦江湾を汚します。
◆3者協議
今年の4月26日、前田市長、市議会・建設水道委員会の仲介で霧島市行政、鎌田さん、永水水利組合の3者協議が開催されました。
5月6日、3者で現地視察を行い調整池の未完成、防災施設の杜撰な管理状況を確認しました。
左写真は住民が説明している場面です。
10月3日、2回目の3者協議が開かれ、鎌田さんが建設水道委員会で述べた見解の殆どが事実と異なることが明らかになりました。
同委員会議事録の訂正が必要です。
鎌田さんは「洪水の責任は全く無いとは当初から言っていない」と発言されました。
旧霧島町と締結した協定書についても多くの項目に違反していることをお認めになりました。
◆県議会へ再陳情
今年の6月8日、県議会に「ゴルフ場建設の許可取消し」、「協定書を守らせて」、「養豚場建設反対」の3通の陳情書を16,685名の署名簿を添えて陳情しました。
陳情書には鹿児島県、霧島市から開示いただきました情報、現地の実情、法律の抜粋、市議会議事録などの事実を記載した資料を添えました。
県議の方々が9月議会で県の執行部に鋭い質問をされました。
環境厚生委員会の議員の皆様が9月議会前に現地視察をされました。
住民が豊かな水が湧き出る場所などを含めて現地案内を行いました。
◆最新施設の実態
鎌田さんがお手本とする養豚場は糞尿処理方式としてオガ床+土着菌方式を使っているそうです。
夢見たいな臭いのしない養豚場が実現できるそうです。
それならば、
・日本一の畜産県である鹿児島県で、なぜ普及しないのか?
・鎌田さんが技術指導を受けているナンチクが、なぜ採用しないのか?
・養豚業の総本山であるJAが、なぜ推奨しないのか?
鹿児島県に問いかけましたところ「土着菌の品質管理のための微生物の取扱いには技術を要する、寄生虫による豚の病気の発生を防ぐため温度管理を徹底する必要があるなどの課題があるようだ、県としては特定の方法を推奨していない」との回答でした。
未成熟な技術を超大規模養豚場に適用する危うさがあります。
私たちは鎌田さんがお手本とする養豚場を昨年12月この施設の社長さんの案内で見学しました。
繁殖農場はしっかりと豚の悪臭が感じられました。
肥育農場は臭いを感じられませんでした。
肥育施設は2箇所あるということがわかり、今年の6月、独自で見学に行きました。
この肥育農場周辺はひどい悪臭が漂っていました。
同じ経営者が運営する2箇所の肥育農場の臭気の差に驚きました。疑問が残ります。
霧島神宮から3Kmの場所に今年の3月、黒豚約2,000頭出荷/年の最新の養豚場が完成しました。
この養豚場建設には霧島市も深く関わっていました。
住民に説明もなく工事が始まり、新聞報道で実態が判明しました。
観光客が見学する放牧場まで設置されております。
ここに観光客を案内したら霧島のイメージと養豚場の臭いが結びつくことは間違いありません。
住民の心配どおり今ではひどい悪臭が漂っています。
霧島市へ苦情を訴えても解決されません。
この最新の養豚場には1億円を越す補助金が交付されています。
◆鹿屋市養豚場悪臭、肝属川汚濁
鹿屋市の養豚場悪臭や、肝属川の汚濁の問題が南日本新聞の10月19日、「記者の目」で取り上げられました。
悪臭の原因は糞尿の河川への流入も発生源となり、住民は悪臭に閉口している事、九州の1級河川の中でいつも下位を低迷している実態、対策の協議会を立ち上げても改善されずなど、行政への批判がみられます。
鎌田さん計画の施設からは毎日ドラム缶換算で1,250本分の汚れ水が流されます。
この汚水には豚が病気にならないように投与された薬物が含まれます。
膨大な量の汚水が手篭川、天降川、錦江湾に永久に流入し続けます。
◆霧島市の水源が危ない、水道水汚染の危機
国分電機前の重久水源地は手篭川から水道水を取水しています。
養豚場廃水が流入し、水源地は確実に大きな影響を受けます。
前田市長は水道水には影響はないとしています。
市民の健康をないがしろにする水源地汚染の暴挙がされようとしています。
地下水脈は台明寺水源へも通じています。
口蹄疫が発生し、山の上に豚を埋めたら、霧島市、錦江湾、鹿児島県は壊滅的な影響を受けるでしょう。
◆県議会・企画建設委員会の視察
11月7日、県議会の視察がありました。
県の企画部長、森林整備課長、地域政策課長、姶良・伊佐振興局長、他多くの技官が同行されました。
その場で鎌田さんが発言された言葉です。
「調整池を作るには5億円かかる。」
「銀行は融資してくれない。」
「調整池は作りません。」
「ゴルフ場を完成させることは出来ない。」
「未完成の調整池は誰にも迷惑を掛けていない。」
12月県議会で私達が提出しました陳情書の審査が行われます。
◆準備書が縦覧されます
霧島市議会、霧島市は環境影響調査の結果を待って判断するとの態度でした。
来春には準備書が作成され、縦覧されます。
議員さん、市長を初めとして市役所の職員さんがまじめにこの準備書を読むこと、及び、学識経験者による第3者の精査も要請しています。
もちろん私たちもしっかり読みます。
この準備書に対して意見を述べることが大規模養豚場建設阻止に繋がります。
反対の意思を明確に述べましょう。
韓国【口蹄疫】豚を生き埋め【Foot and Mouth Disease in Korea】
http://youtu.be/r-xiyQTINCE
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/8d/a958379478538646f8d1fa72c12ebb9b.jpg)
霧島大規模養豚場建設阻止連絡協議会
会長 小濱公志
広報 中村満雄
署名・活動支援金等連絡先 0995-64-8922
経過
平成21年 7月 (株)鹿児島農畜産研究公社設立
平成21年11月 大規模養豚場の環境影響評価方法書を県に提出
平成21年11月 方法書広告縦覧
平成21年12月 ナンチクへの土地売買の仮登記
平成22年 3月 宮崎県で口蹄疫発生、29万頭の牛豚を殺処分
平成22年 4月 住民説明会
平成22年 5月 環境影響調査開始
平成22年 5月 霧島市長、霧島市議会に対して反対陳情 11団体
平成22年 7月 建設予定地の直下の河川より大洪水発生
平成22年 8月 決起集会、デモ行進
平成22年 8月 県知事、県議会議長宛反対陳情
平成22年 9月 ジャパンファーム見学ツアー
平成22年11月 霧島市行政と住民で現地合同視察
平成22年11月 ナンチクを国土利用計画法違反で告発
平成22年11月 霧島公民館で報告集会
平成22年11月 県議会。環境厚生委員会視察
平成23年 2月 永水地区洪水に関する陳情書提出
平成23年 3月 鹿児島県24項目回答入手
平成23年 4月 第1回永水地区洪水、3者協議
平成23年 5月 永水地区洪水、3者合同視察
平成23年 6月 県議会銀選挙に伴う県議会へ再陳情
平成23年 7月 養豚場計画業者との公開協議
平成23年 9月 県議会・環境厚生委員会・現地視察
平成23年10月 第2回永水地区洪水、3者協議
平成23年11月 県議会・企画建設委員会・現地視察
主だった活動状況を羅列しました。
市議会、県議会傍聴、霧島市、鹿児島県からの情報入手、法令調査、勉強会、説明会などを継続しております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/eb/420045a797b0bbcb174b42638acc43ee.jpg)
2011/12/28
霧島市議会は明快に大規模養豚場建設反対(音声)を表明しました。
昨年の9月議会で大規模養豚場建設反対の陳情書11通は一括審議が行われ、趣旨採択されました。この趣旨採択とは何かと市民から議会に対して問いかけがあったようです。
国分市ではしばしば行われていたようです。6町ではこのようなことは無く、新霧島市の悪しき慣習との認識は議員の皆様がお持ちであったようです。
私達の11通の陳情書は標題は同じであるが、内容にはそれぞれの特徴があり、11通全てを採択することは出来ないことから趣旨採択なったと説明がありました。
議会報告会において歯切れ良く「養豚場建設についての反対の陳情書は趣旨を採択した。これは議会としては養豚場建設反対という意思を表明したと理解していただいて良い。これは本会議で確認をしている。」と説明がありました。
さらに特筆すべき発言がありました。
事業者は今後、環境影響評価条例に沿った「準備書の広告縦覧」を行います。この準備書の評価について「準備書に記載された数字が妥当であろうが、不適切であろうが養豚場を作ることに反対をしたという意思表示をした。」との発言もありました。
活動記録
――――――2012/3/7追記
会報「霧島の自然・環境を守ろう」 第5号
「霧島大規模養豚場建設阻止活動」にご協力ください。
発行元 霧島大規模養豚場建設阻止連絡協議会 平成23年11月発行
ネットで検索 “霧島を守ろう”
http://kirisimamk.web.fc2.com/
※ ※ ※ ※
※ ※ ※ ※
映画 Earthlings [アースリングス] 日本語字幕 4/13 食べ物 豚
http://youtu.be/Mre0ekZcmHY
■1万部配布された 会報「霧島の自然・環境を守ろう」 第5号 よりテキスト抜粋
平成21年11月、霧島に年出荷頭数30万頭の超大規模養豚場の建設計画の方法書が鹿児島県に提出されました。
場所は霧島神宮駅から東へ1.4km。鎌田建設ゴルフ場建設放棄地です。
大和別荘、高千穂カントリークラブへ2km、霧島神宮まで5km、観光施設が集中する地域のすぐ近くです。
事業者は(株)鹿児島農畜産研究公社。ゴルフ場会社と鎌田建設を含めて経営者は鎌田善政氏です。
◆市議会への建設反対陳情11通は趣旨採択となりました。
霧島地区自治会、水利組合、国分地区公民館や湾奥漁協など17団体が13,000名の署名を添えて大規模養豚場反対陳情書を提出してから1年半、10月の環境福祉委員会で趣旨採択、続く本会議でも審議され趣旨採択されました。
14番議員から「陳情11件を一括して主旨採択されたということは環境汚染を引き起こすような養豚場建設には反対であるという趣旨の採択であると理解してよろしいか」の質問に対して環境福祉委員会・委員長は「そういうことである」と答弁されました。
この後、異論はなく趣旨採択となりました。
前田市長は、議会でも住民の大規模養豚場建設反対陳情に明確な態度を示しません。
住民代表の市議会議員の「養豚場建設反対」の採択を尊重し、直ちに「建設反対」を表明すべきです。
◆永水水害
昨年7月3日未明の豪雨で霧島永水地区の田植えの終わったばかりの手篭川流域水田や水路は壊滅的な被害を受けました。
ゴルフ場の防災施設は未完成で、その維持管理も極めて杜撰でした。
霧島市はこの現実を知りながら鎌田さんの責任を問えないという姿勢を変えません。
住民は霧島市議会に対して「協定書に基づく災害補償交渉の開始」を、鹿児島県議会に「協定書履行の指導」をそれぞれ陳情しました。
◆大口の大規模養豚場視察
昨年9月、伊佐市大口の年間出荷頭数15万頭の日本一の施設を視察。
85名の市民が参加し、施設下流の麦茶色に汚濁した湯之谷川の汚染状況や養豚場周辺の悪臭など環境のひどさに大きな衝撃を受けました。
湯之谷川の麦茶色に汚濁した水は県で定めた水質の基準内です。警察は手も足も出ません。
霧島に大規模養豚場が作られますと、そこから流れる汚水は手篭川を汚し、田圃を汚し、天降川を汚し、錦江湾を汚します。
◆3者協議
今年の4月26日、前田市長、市議会・建設水道委員会の仲介で霧島市行政、鎌田さん、永水水利組合の3者協議が開催されました。
5月6日、3者で現地視察を行い調整池の未完成、防災施設の杜撰な管理状況を確認しました。
左写真は住民が説明している場面です。
10月3日、2回目の3者協議が開かれ、鎌田さんが建設水道委員会で述べた見解の殆どが事実と異なることが明らかになりました。
同委員会議事録の訂正が必要です。
鎌田さんは「洪水の責任は全く無いとは当初から言っていない」と発言されました。
旧霧島町と締結した協定書についても多くの項目に違反していることをお認めになりました。
◆県議会へ再陳情
今年の6月8日、県議会に「ゴルフ場建設の許可取消し」、「協定書を守らせて」、「養豚場建設反対」の3通の陳情書を16,685名の署名簿を添えて陳情しました。
陳情書には鹿児島県、霧島市から開示いただきました情報、現地の実情、法律の抜粋、市議会議事録などの事実を記載した資料を添えました。
県議の方々が9月議会で県の執行部に鋭い質問をされました。
環境厚生委員会の議員の皆様が9月議会前に現地視察をされました。
住民が豊かな水が湧き出る場所などを含めて現地案内を行いました。
◆最新施設の実態
鎌田さんがお手本とする養豚場は糞尿処理方式としてオガ床+土着菌方式を使っているそうです。
夢見たいな臭いのしない養豚場が実現できるそうです。
それならば、
・日本一の畜産県である鹿児島県で、なぜ普及しないのか?
・鎌田さんが技術指導を受けているナンチクが、なぜ採用しないのか?
・養豚業の総本山であるJAが、なぜ推奨しないのか?
鹿児島県に問いかけましたところ「土着菌の品質管理のための微生物の取扱いには技術を要する、寄生虫による豚の病気の発生を防ぐため温度管理を徹底する必要があるなどの課題があるようだ、県としては特定の方法を推奨していない」との回答でした。
未成熟な技術を超大規模養豚場に適用する危うさがあります。
私たちは鎌田さんがお手本とする養豚場を昨年12月この施設の社長さんの案内で見学しました。
繁殖農場はしっかりと豚の悪臭が感じられました。
肥育農場は臭いを感じられませんでした。
肥育施設は2箇所あるということがわかり、今年の6月、独自で見学に行きました。
この肥育農場周辺はひどい悪臭が漂っていました。
同じ経営者が運営する2箇所の肥育農場の臭気の差に驚きました。疑問が残ります。
霧島神宮から3Kmの場所に今年の3月、黒豚約2,000頭出荷/年の最新の養豚場が完成しました。
この養豚場建設には霧島市も深く関わっていました。
住民に説明もなく工事が始まり、新聞報道で実態が判明しました。
観光客が見学する放牧場まで設置されております。
ここに観光客を案内したら霧島のイメージと養豚場の臭いが結びつくことは間違いありません。
住民の心配どおり今ではひどい悪臭が漂っています。
霧島市へ苦情を訴えても解決されません。
この最新の養豚場には1億円を越す補助金が交付されています。
◆鹿屋市養豚場悪臭、肝属川汚濁
鹿屋市の養豚場悪臭や、肝属川の汚濁の問題が南日本新聞の10月19日、「記者の目」で取り上げられました。
悪臭の原因は糞尿の河川への流入も発生源となり、住民は悪臭に閉口している事、九州の1級河川の中でいつも下位を低迷している実態、対策の協議会を立ち上げても改善されずなど、行政への批判がみられます。
鎌田さん計画の施設からは毎日ドラム缶換算で1,250本分の汚れ水が流されます。
この汚水には豚が病気にならないように投与された薬物が含まれます。
膨大な量の汚水が手篭川、天降川、錦江湾に永久に流入し続けます。
◆霧島市の水源が危ない、水道水汚染の危機
国分電機前の重久水源地は手篭川から水道水を取水しています。
養豚場廃水が流入し、水源地は確実に大きな影響を受けます。
前田市長は水道水には影響はないとしています。
市民の健康をないがしろにする水源地汚染の暴挙がされようとしています。
地下水脈は台明寺水源へも通じています。
口蹄疫が発生し、山の上に豚を埋めたら、霧島市、錦江湾、鹿児島県は壊滅的な影響を受けるでしょう。
◆県議会・企画建設委員会の視察
11月7日、県議会の視察がありました。
県の企画部長、森林整備課長、地域政策課長、姶良・伊佐振興局長、他多くの技官が同行されました。
その場で鎌田さんが発言された言葉です。
「調整池を作るには5億円かかる。」
「銀行は融資してくれない。」
「調整池は作りません。」
「ゴルフ場を完成させることは出来ない。」
「未完成の調整池は誰にも迷惑を掛けていない。」
12月県議会で私達が提出しました陳情書の審査が行われます。
◆準備書が縦覧されます
霧島市議会、霧島市は環境影響調査の結果を待って判断するとの態度でした。
来春には準備書が作成され、縦覧されます。
議員さん、市長を初めとして市役所の職員さんがまじめにこの準備書を読むこと、及び、学識経験者による第3者の精査も要請しています。
もちろん私たちもしっかり読みます。
この準備書に対して意見を述べることが大規模養豚場建設阻止に繋がります。
反対の意思を明確に述べましょう。
韓国【口蹄疫】豚を生き埋め【Foot and Mouth Disease in Korea】
http://youtu.be/r-xiyQTINCE
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霧島大規模養豚場建設阻止連絡協議会
会長 小濱公志
広報 中村満雄
署名・活動支援金等連絡先 0995-64-8922
経過
平成21年 7月 (株)鹿児島農畜産研究公社設立
平成21年11月 大規模養豚場の環境影響評価方法書を県に提出
平成21年11月 方法書広告縦覧
平成21年12月 ナンチクへの土地売買の仮登記
平成22年 3月 宮崎県で口蹄疫発生、29万頭の牛豚を殺処分
平成22年 4月 住民説明会
平成22年 5月 環境影響調査開始
平成22年 5月 霧島市長、霧島市議会に対して反対陳情 11団体
平成22年 7月 建設予定地の直下の河川より大洪水発生
平成22年 8月 決起集会、デモ行進
平成22年 8月 県知事、県議会議長宛反対陳情
平成22年 9月 ジャパンファーム見学ツアー
平成22年11月 霧島市行政と住民で現地合同視察
平成22年11月 ナンチクを国土利用計画法違反で告発
平成22年11月 霧島公民館で報告集会
平成22年11月 県議会。環境厚生委員会視察
平成23年 2月 永水地区洪水に関する陳情書提出
平成23年 3月 鹿児島県24項目回答入手
平成23年 4月 第1回永水地区洪水、3者協議
平成23年 5月 永水地区洪水、3者合同視察
平成23年 6月 県議会銀選挙に伴う県議会へ再陳情
平成23年 7月 養豚場計画業者との公開協議
平成23年 9月 県議会・環境厚生委員会・現地視察
平成23年10月 第2回永水地区洪水、3者協議
平成23年11月 県議会・企画建設委員会・現地視察
主だった活動状況を羅列しました。
市議会、県議会傍聴、霧島市、鹿児島県からの情報入手、法令調査、勉強会、説明会などを継続しております。
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2011/12/28
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