日本ではいまでも一年に数十万匹の動物たちが殺処分されており、そういった救われない野良猫や犬を助けるために活動している動物愛護団体が数多くいます。
動物を飼うときも保護団体から里親として保護された動物を譲り受け、新たな家族の一員として迎え入れる人も増えてきましたが、そういった活動のなかで絶対に許せない事件が起きてしまいました。
それは2011年11月10日のこと、預かった猫を床に叩きつけ怪我をさせたとして神奈川県川崎市の麻生署は動物愛護法違反の疑いで当時容疑者であった廣瀬勝海被告を逮捕、更に同容疑者はアパートの二階から2匹を放り投げ殺害、川に1匹投げ込んで殺害したとして再逮捕されたのです。
また、廣瀬勝海被告に譲渡されたと判明している猫は、行方不明13匹、遺体発見3匹、譲渡者に返却5匹(遺体1匹・虐待痕2匹・虐待疑い2匹)となっており、現在行われている裁判で廣瀬被告が「かわいい猫ちゃんを14~15匹も残虐に殺したことを反省している」と述べていることから、逮捕される要因となった猫以外にも多数の猫を殺害していることが予想できます。
野良だった猫たちを保護し、これから家庭で幸せに暮らしていけるよう努力していた人や幸せになるはずだった猫のことを考えると涙が止まらなくなりそうな事件ですが、実際に廣瀬被告に被害を受けた方はインターネット上で以下のように語っていました。
<被害を受けた方の手記>
男性の1人暮らしという点で私は一度譲渡は迷ったのです。しかし、ブログで交流のある独身男性には愛情深く猫と接してらっしゃる方も多数いらっしゃいます。
同時に男の1人暮らしだというだけで様々な差別も受けてとても迷惑しているとの悩みももっていらっしゃいました。
それで廣瀬との面会を実行しました。
猫という生き物が大好きだと、老衰で亡くなるまでずっと愛した猫を亡くしその子に似た軍手が欲しいと。
その子のエピソードやどれだけ大切に思っていたか奴はいけしゃあしゃあと語っていたのです。
身分証明書ももちろん提示してくれましたし誓約書も書くと言いました。
大切な子を貰い受ける以上、不安の残る事はしたくないのでこちらの条件は全て飲むとも言ってくれました。
廣瀬の家を訪ねた時に見た猫を飼っていた証拠、(毛やおもちゃなどそれらを見て、軍手を託す決心をしました。何より、軍手を見る眼差し、目線を同じにする話しかけ方、それらを見て疑う余地はなかったのです。
私が廣瀬宅を後にし家路につく途中に電話が来て名前を決めたと、「小太郎」と教えてくれた。
数日後、近況連絡が来て、ひとりじゃ寂しいだろうから、おにぎりやあんこがまだ決まっていないなら引き取りたいと申し出てきたのです。
おにぎりやあんこを渡さなかったのは不幸中の幸いでした。
しかし、この時に私は違和感を感じたのです。
今までずっと1匹飼いだったのに何故急に3匹も飼おうと思ったのか、この事を突っ込んだら廣瀬との連絡は途絶えました。
メールアドレスは変更され、電話には出てくれません。
一緒に廣瀬宅に行った友人もしつこく電話かけつづけてくれてやっと連絡が取れましたが、「元気で遊んでますから心配いらないですよ~」と。
その後、メールアドレスを変更した旨の連絡も入り、連絡し忘れとか何らかの理由で連絡つかなかっただけなのかな?と、安易に考えてしまいました。
だってまさかあの優しい男性が虐待なんてするはずがないもの!
「軍手君が喜ぶからちょくちょく遊びにきてあげてくださいね!いつでも居ますから」その言葉を信じていたもの。
連絡取れない時点で家に行けばよかった・・・・
それ以前に、譲渡のために家を訪れたものの、軍手は私の後ろにずっと隠れていました。
もしかしたら自分の運命を感じ取っていたかもしれない。どうして私は気づかなかったの?
帰り道、何度も廣瀬の携帯から着信があり、出ても全て無言。
折り返したら軍手がイタズラしてたとのこと。
あれは軍手からのSOSじゃなかったんだろうか・・・ごめんね軍手・・・・気付く事が出来なかった私が全て悪いの。
生きていてくれる事がもちろん一番うれしいけれどもし、もう虹の橋を渡ってしまっているのならなんとか見つけてあげたいな。
それが、奴の罪を決定付けられる証拠になると信じて。
軍手がどんなひどい目にあわされたのだろうと考えると頭がおかしくなりそうだよ。
誰かと会っていても新たな情報がないものかとついつい携帯開いてしまったり。
もうこんな目にあう子を作らないためにも里子に出される際は十分に気をつけてくださいね。
廣瀬が有罪になったとしても残念ながら何年も刑務所に・・・なんて事はないでしょうからまた同じ事を繰り返しかねない。
私はもう知らない人に里子に出すのは怖いな。
もちろん、たくさんの子達が幸せになってるのは事実なんですけどね。
廣瀬許せない!同じ目にあわせてやりたい!
PS軍手 しばらく見かけなかった君のママが赤ちゃんを産んでいたよ。
寒いし近所でも虐待事件があったからママと君の兄弟達は保護したよ。
もしかして、君がそうさせたのかな?もう里親探しはしたくなかったけれど君の分までこの子達が幸せになれるようもう一度頑張るね。
(廣瀬勝海事件被害者の会ホームページより引用)
4月26日に行われた公判では、検察が懲役3年を求刑し即日結審しました。
しかしインターネット上では刑が軽すぎるとして、現在のところ厳罰を求める約3万5000人の署名が集まっており、現在も署名活動は継続中だそうです。
公判の際に廣瀬被告が話した虐待の内容も「ドライバーで首を刺す」、「浴槽に沈める」、「尻尾をはさみで切る」、「床に叩きつけ頭が潰れるまで踏み続ける」など、聞くに堪えないむごたらしいものばかりで、本当に3年の懲役期間で更生するのか、こんなにたくさんの命を奪ってたったの3年しか刑期が無いのかなど、疑問に思う点は数多くあります。
来月23日には最終的な判決が下りますが、より重い刑を求める被害者の方々の思いは通じるのでしょうか。どんな結果になるにせよ絶対に同じような痛ましい事件が起きないよう、再犯の防止策だけは徹底的に取っていただけることを心から望みます。
参考リンク:廣瀬勝海事件被害者の会ホームページ
http://nijinyanko.homepagelife.jp/index.html
※画像は廣瀬勝海事件により現在行方不明となっている猫たちです。
(文=江田島平子)
ロケットニュース24
http://rocketnews24.com/2012/04/27/207581/
――――――――――――――
横浜地方裁判所 川崎支部の裁判官は頭がおかしいんですよ。
まともな神経じゃない。
と言うのは、たかが猫、たかが動物、所詮人間を殺すことに比べれば十分の一程度の罪でしかない、と思ってる訳です。
よく法治国家だから法律は守らないといけないと言いますが、その法律を元に罪の重さを判断している日本の専門家が、命の重さについてや、動物虐待、虐殺を許せないと思うごく一般的な人の感情について理解できていないし、法律や判例の勉強だけしかしていないんじゃないのかと言うしかありません。
裁判官はきっとこう言います。
インターネットなどで話題になり社会的にそれ相応の罰はもう受けているのだからと。
そろそろ、動物を虐待したり虐殺した廣瀬勝海(わたせかつみ)の様な犯人には死刑を言い渡すしかないと思います。
死刑に反対する人もいますが、冤罪が疑われて無実なのに殺されてしまうような例とは別にしてもらいたいと思います。
逮捕されない、他人にばれないだけで、動物を虐待したり虐殺してる人間は山ほどいます。
ただ人間の趣味や癖や遊びで殺される動物がいるなら、殺す側の人間が死ぬ方が良いに決まってるでしょう。
横浜地方裁判所 川崎支部
郵便番号 210-8559
所在地 神奈川県川崎市川崎区富士見1-1-3
(JR川崎駅から教育文化会館までバス約10分・徒歩1分,京浜急行川崎駅から徒歩約10分)
電話番号 代表:044-233-8171
動物を飼うときも保護団体から里親として保護された動物を譲り受け、新たな家族の一員として迎え入れる人も増えてきましたが、そういった活動のなかで絶対に許せない事件が起きてしまいました。
それは2011年11月10日のこと、預かった猫を床に叩きつけ怪我をさせたとして神奈川県川崎市の麻生署は動物愛護法違反の疑いで当時容疑者であった廣瀬勝海被告を逮捕、更に同容疑者はアパートの二階から2匹を放り投げ殺害、川に1匹投げ込んで殺害したとして再逮捕されたのです。
また、廣瀬勝海被告に譲渡されたと判明している猫は、行方不明13匹、遺体発見3匹、譲渡者に返却5匹(遺体1匹・虐待痕2匹・虐待疑い2匹)となっており、現在行われている裁判で廣瀬被告が「かわいい猫ちゃんを14~15匹も残虐に殺したことを反省している」と述べていることから、逮捕される要因となった猫以外にも多数の猫を殺害していることが予想できます。
野良だった猫たちを保護し、これから家庭で幸せに暮らしていけるよう努力していた人や幸せになるはずだった猫のことを考えると涙が止まらなくなりそうな事件ですが、実際に廣瀬被告に被害を受けた方はインターネット上で以下のように語っていました。
<被害を受けた方の手記>
男性の1人暮らしという点で私は一度譲渡は迷ったのです。しかし、ブログで交流のある独身男性には愛情深く猫と接してらっしゃる方も多数いらっしゃいます。
同時に男の1人暮らしだというだけで様々な差別も受けてとても迷惑しているとの悩みももっていらっしゃいました。
それで廣瀬との面会を実行しました。
猫という生き物が大好きだと、老衰で亡くなるまでずっと愛した猫を亡くしその子に似た軍手が欲しいと。
その子のエピソードやどれだけ大切に思っていたか奴はいけしゃあしゃあと語っていたのです。
身分証明書ももちろん提示してくれましたし誓約書も書くと言いました。
大切な子を貰い受ける以上、不安の残る事はしたくないのでこちらの条件は全て飲むとも言ってくれました。
廣瀬の家を訪ねた時に見た猫を飼っていた証拠、(毛やおもちゃなどそれらを見て、軍手を託す決心をしました。何より、軍手を見る眼差し、目線を同じにする話しかけ方、それらを見て疑う余地はなかったのです。
私が廣瀬宅を後にし家路につく途中に電話が来て名前を決めたと、「小太郎」と教えてくれた。
数日後、近況連絡が来て、ひとりじゃ寂しいだろうから、おにぎりやあんこがまだ決まっていないなら引き取りたいと申し出てきたのです。
おにぎりやあんこを渡さなかったのは不幸中の幸いでした。
しかし、この時に私は違和感を感じたのです。
今までずっと1匹飼いだったのに何故急に3匹も飼おうと思ったのか、この事を突っ込んだら廣瀬との連絡は途絶えました。
メールアドレスは変更され、電話には出てくれません。
一緒に廣瀬宅に行った友人もしつこく電話かけつづけてくれてやっと連絡が取れましたが、「元気で遊んでますから心配いらないですよ~」と。
その後、メールアドレスを変更した旨の連絡も入り、連絡し忘れとか何らかの理由で連絡つかなかっただけなのかな?と、安易に考えてしまいました。
だってまさかあの優しい男性が虐待なんてするはずがないもの!
「軍手君が喜ぶからちょくちょく遊びにきてあげてくださいね!いつでも居ますから」その言葉を信じていたもの。
連絡取れない時点で家に行けばよかった・・・・
それ以前に、譲渡のために家を訪れたものの、軍手は私の後ろにずっと隠れていました。
もしかしたら自分の運命を感じ取っていたかもしれない。どうして私は気づかなかったの?
帰り道、何度も廣瀬の携帯から着信があり、出ても全て無言。
折り返したら軍手がイタズラしてたとのこと。
あれは軍手からのSOSじゃなかったんだろうか・・・ごめんね軍手・・・・気付く事が出来なかった私が全て悪いの。
生きていてくれる事がもちろん一番うれしいけれどもし、もう虹の橋を渡ってしまっているのならなんとか見つけてあげたいな。
それが、奴の罪を決定付けられる証拠になると信じて。
軍手がどんなひどい目にあわされたのだろうと考えると頭がおかしくなりそうだよ。
誰かと会っていても新たな情報がないものかとついつい携帯開いてしまったり。
もうこんな目にあう子を作らないためにも里子に出される際は十分に気をつけてくださいね。
廣瀬が有罪になったとしても残念ながら何年も刑務所に・・・なんて事はないでしょうからまた同じ事を繰り返しかねない。
私はもう知らない人に里子に出すのは怖いな。
もちろん、たくさんの子達が幸せになってるのは事実なんですけどね。
廣瀬許せない!同じ目にあわせてやりたい!
PS軍手 しばらく見かけなかった君のママが赤ちゃんを産んでいたよ。
寒いし近所でも虐待事件があったからママと君の兄弟達は保護したよ。
もしかして、君がそうさせたのかな?もう里親探しはしたくなかったけれど君の分までこの子達が幸せになれるようもう一度頑張るね。
(廣瀬勝海事件被害者の会ホームページより引用)
4月26日に行われた公判では、検察が懲役3年を求刑し即日結審しました。
しかしインターネット上では刑が軽すぎるとして、現在のところ厳罰を求める約3万5000人の署名が集まっており、現在も署名活動は継続中だそうです。
公判の際に廣瀬被告が話した虐待の内容も「ドライバーで首を刺す」、「浴槽に沈める」、「尻尾をはさみで切る」、「床に叩きつけ頭が潰れるまで踏み続ける」など、聞くに堪えないむごたらしいものばかりで、本当に3年の懲役期間で更生するのか、こんなにたくさんの命を奪ってたったの3年しか刑期が無いのかなど、疑問に思う点は数多くあります。
来月23日には最終的な判決が下りますが、より重い刑を求める被害者の方々の思いは通じるのでしょうか。どんな結果になるにせよ絶対に同じような痛ましい事件が起きないよう、再犯の防止策だけは徹底的に取っていただけることを心から望みます。
参考リンク:廣瀬勝海事件被害者の会ホームページ
http://nijinyanko.homepagelife.jp/index.html
※画像は廣瀬勝海事件により現在行方不明となっている猫たちです。
(文=江田島平子)
ロケットニュース24
http://rocketnews24.com/2012/04/27/207581/
――――――――――――――
横浜地方裁判所 川崎支部の裁判官は頭がおかしいんですよ。
まともな神経じゃない。
と言うのは、たかが猫、たかが動物、所詮人間を殺すことに比べれば十分の一程度の罪でしかない、と思ってる訳です。
よく法治国家だから法律は守らないといけないと言いますが、その法律を元に罪の重さを判断している日本の専門家が、命の重さについてや、動物虐待、虐殺を許せないと思うごく一般的な人の感情について理解できていないし、法律や判例の勉強だけしかしていないんじゃないのかと言うしかありません。
裁判官はきっとこう言います。
インターネットなどで話題になり社会的にそれ相応の罰はもう受けているのだからと。
そろそろ、動物を虐待したり虐殺した廣瀬勝海(わたせかつみ)の様な犯人には死刑を言い渡すしかないと思います。
死刑に反対する人もいますが、冤罪が疑われて無実なのに殺されてしまうような例とは別にしてもらいたいと思います。
逮捕されない、他人にばれないだけで、動物を虐待したり虐殺してる人間は山ほどいます。
ただ人間の趣味や癖や遊びで殺される動物がいるなら、殺す側の人間が死ぬ方が良いに決まってるでしょう。
横浜地方裁判所 川崎支部
郵便番号 210-8559
所在地 神奈川県川崎市川崎区富士見1-1-3
(JR川崎駅から教育文化会館までバス約10分・徒歩1分,京浜急行川崎駅から徒歩約10分)
電話番号 代表:044-233-8171