越境汚染〈えっきょうおせん〉 …そして体内へ。

国境を越える有害物質。



ある国の工場から排出された有毒物質は空を飛び、海に沈み、また空を飛んで様々な国を汚染します。



目に見えて分かる急性毒性。

まったく自覚が出来ないままでじわじわ蓄積される慢性毒性。

それに発がん性など。



これは目に見えない恐怖です。




日本近海のイルカからは、日本で製造もされていない毒性の強い化学物質が検出された。


あちこちの海を飛び回って魚を食べるアホウドリからも検出された。




野菜などの産地を気にして買う人でも、果てしなく繋がっている海の魚を国産だからと安心する。


日本人がそのほとんどを独占しているマグロはあらゆる海を回遊している。





数人の母親の母乳を検査した結果、その全員から微量の化学物質が検出された。


それは体内が汚染されている事を示す結果です。


赤ちゃんの身体は大丈夫だろうか。

大人の生活習慣によって子供のアレルギーが増えてしまう。




日々進化する鳥インフルエンザウィルスが人々に広く感染する事になれば、鶏肉と卵を手放せない大人は未来の子供達に謝罪しないといけない。


その時、多様化したウィルスの進化に人間のワクチンはとても追い付く事は出来ない。





もし、明日じゃ取り返しがつかなくても、今日なら間に合う。



多くの人が実行するのを待たずに、まず自分。


その時、同じ想いで行動する人が意外と近くにいる事に気付く。