いのち 【命】
1 生物が生きていくためのもとの力となるもの。生命。「―にかかわる病気」「―をとりとめる」「―ある限り」
2 生きている間。生涯。一生。「短い―を終える」
3 寿命。「―が延びる」
4 最も大切なもの。唯一のよりどころ。そのものの真髄。「―と頼む」「商売は信用が―だ」
5 運命。天命。「年ごとにあひ見ることは―にて老いの数そふ秋の夜の月」〈風雅・雑上〉
6 近世、遊里などで、相愛の男女が互いの二の腕に「命」の一字、または「誰々命」と入れ墨をすること。また、その文字。
ひき逃げされた被害者の死体を、
2日間で4つも抱えたのはこれが初めてだ。
なんとか霊園だとか、供養だとか、埋葬だとか、祈るだとか、成仏だとか、そんな事じゃないんだ。
こいつはすごく重たかった。
すごく重たかったんだよ。
どうしてだと思う?
もう、ぐらぐらだった。
ふにゃふにゃだった。
持ち上げたら、ばらばらだった。
くずれそうだった。
誰かさんの好きな骨付き肉だよ。
尾頭付きだよ。
毛皮まで付いてるよ。
彼らを食べれば感謝なのかな?
毛皮を使えば、無駄がなくて良いのかな?
人類の発展のための犠牲だから、仕方がないと言うのかな?
人間じゃないし
ベットじゃないし
絶滅危惧種でもないし
ただの動物だから、自分には関係のない動物だから、、
しょうがないから、、
一年後も、十年後も、きっと誰かが片付けてくれる。
2014/9/26
1 生物が生きていくためのもとの力となるもの。生命。「―にかかわる病気」「―をとりとめる」「―ある限り」
2 生きている間。生涯。一生。「短い―を終える」
3 寿命。「―が延びる」
4 最も大切なもの。唯一のよりどころ。そのものの真髄。「―と頼む」「商売は信用が―だ」
5 運命。天命。「年ごとにあひ見ることは―にて老いの数そふ秋の夜の月」〈風雅・雑上〉
6 近世、遊里などで、相愛の男女が互いの二の腕に「命」の一字、または「誰々命」と入れ墨をすること。また、その文字。
ひき逃げされた被害者の死体を、
2日間で4つも抱えたのはこれが初めてだ。
なんとか霊園だとか、供養だとか、埋葬だとか、祈るだとか、成仏だとか、そんな事じゃないんだ。
こいつはすごく重たかった。
すごく重たかったんだよ。
どうしてだと思う?
もう、ぐらぐらだった。
ふにゃふにゃだった。
持ち上げたら、ばらばらだった。
くずれそうだった。
誰かさんの好きな骨付き肉だよ。
尾頭付きだよ。
毛皮まで付いてるよ。
彼らを食べれば感謝なのかな?
毛皮を使えば、無駄がなくて良いのかな?
人類の発展のための犠牲だから、仕方がないと言うのかな?
人間じゃないし
ベットじゃないし
絶滅危惧種でもないし
ただの動物だから、自分には関係のない動物だから、、
しょうがないから、、
一年後も、十年後も、きっと誰かが片付けてくれる。
2014/9/26