―――追記 2012/6/12
タイワンザルの飼養者のグループ企業の加森観光にお願いのメールしました。
https://www.kamori-resort.net/inquiry/kamorikanko/
「全日本動物愛護連合 大阪支部 福島景
メール アドレス
メッセージ
初めまして。こんにちは。
お疲れさまです。
静岡県南伊豆町にある大根島で、伊豆クルーズが飼養している台湾猿が、観光ビジネスに利用していたのに邪魔になったから殺すと言う事を知り、観光業界はとてもひどい所なんだなと思いました。
なんとか海外のように、台湾猿保護区のような場所ができないものでしょうか。
人間がされて嫌な事苦しい事は猿がされても同じだと、考えなくても、子供でも知っています。
観光業界の資金力や人脈やサービス精神を駆使すれば可能なんじゃないかと希望を持ってメールしてみました。
読んで頂きありがとう御座います。」
でも人間の勝手でいつまでも苦しい思いをさせられたり振り回されるのは、俺だったら嫌だ。
タレントや俳優とか政治家を含む一生かかっても使い切れない金を持ってる金持ち連中のほとんどはほんとに自分さえ良ければ良いってケチな野郎ばっかりだな。
あ、ちなみに、このブログの上の猿の写真を使ってる人がいると思うけど、これは大根島の台湾猿じゃなくて、たしか台湾の台湾猿保護区の台湾猿の写真なんで、勘違いしないように。
べつにどっちでも良いけど。
――――――
―――追記 2012/6/12
非人道的な観光業界と日本の行政のせいで猿が殺されます。
地元の人達が『2、3日中に猿処分されるみたいだよ』と、教えてくれたみたいです。
―――追記 2012/6/3
テレビ番組表で
噂の!東京マガジン
2012年6月3日(日) 13時00分~13時54分 の放送内容
◆「中吊り大賞」…◆「やって!TRY」…名人技(秘)親子丼◆「噂の現場」…悲運!南伊豆無人島の人気サルが処分の危機
それで今日放送された番組の内容はこんな感じです。
50年ほど前に地元有力者から観光目玉として連れてこられた猿たちが、外来生物ということで処分されようとしている、ということで、笑福亭笑瓶さんが現場を訪ねました。
地元の元観光業の人、地元おみやげ屋の人、お客さん、環境省へのインタビューもありました。
その後一時は50頭ほどに増えたが、現在は10頭ほどが生息しているとのこと。
地元の元観光業の人、地元おみやげ屋の人、お客さんのほとんどは、かわいそうというものでした。
環境省の人は、2011年、飼養者である業者へ対応(他の施設への移動もしくは処分)を言ったところ、業者は「エサを観光船からほうりなげているという理由で自分たちが飼養者という認識はなかった。猿を檻に入れるとかわいそう、ストレスがたまる」ということで処分を決定した」ということです。
環境省は、「私たちは動物園という選択肢も紹介したが、業者さんが処分を決定した」とのこと。
動物園などへの移動について、「台湾猿は動物園では人気がなく引き取るという動物園がほとんどない、難しい」などのモンキーセンターのお話が紹介されていましたが、モンキーセンターは動物実験施設へ猿を渡しているあちら側の立場の人たちです。
僕や他の人が環境省や野生生物課へ電話して聞いた話では、「環境省は引き取り候補の動物園をいくつか紹介したが、業者がコストを理由にそういう選択肢を選ばずに、殺すことを決定した」と言っていました。
噂の!東京マガジン「噂の現場」では、国と業者が協力して基金を設定し、台湾へ戻したりできないものか、いい妙案があったら番組へ寄せてほしいとのことです。
ぜひ意見・妙案を送って、日本人として世界に恥じないよう、このかわいそうな台湾猿を生かすためにできる事を本気でやってもらいたいです。
くちこみメール
くちこみメールへの投稿はこちらから http://www.tbs.co.jp/uwasa/mail/
くちこみFAX
FAX番号:03-3585-5529
(おかけ違いのないよう番号を確認してダイヤルして下さい)
手紙
〒107-8066
TBSテレビ 噂の!東京マガジン『噂の現場』係
噂の現場 2012年6月3日放送
いったいどうなる?南伊豆サル島のサルたち
http://www.tbs.co.jp/uwasa/genba/
東京から車で約4時間、伊豆下田からは車で40分、伊豆半島の石廊崎のすぐそばにある観光地が今回の現場。夏はダイバーや家族連れでにぎわう穴場のビーチがあり、そこは通年沖縄並の透明度で熱帯魚の宝庫といわれている。ビーチといえど、近くの漁港から小舟に乗っていくしかないので、なかなか人目に触れられない分穴場なのだ。そのビーチの前にある無人島、大根島(おおねじま)にタイワンザルが生息。昭和40年頃、ある人が観光目的で連れてきたという。そして現在に至るまで、観光客にとっては、施設ではなく自然の島にサルが生息しているので見物するのにはたまらないという。しかし、タイワンザルは平成17年から、ニホンザルの生態系の汚染懸念や農作物の被害で特定外来生物、つまり、増やさないために防除されている生物なのだ。
今まで、観光客にサルを見せるために船から餌を与えていた業者は苦悩している。
大根島には食べ物もなく、サルは木の芽か観光船から与えられるイモ等でしか食事が出来ない。
何かいい方法はないだろうか?
島から離れるとき、親子のサルがずっとこちらを見ていた。その姿が印象的だった。
(ディレクター 藤林卓郎)
番組では言ってなかったけど、お金がないからと言う飼養者の伊豆クルーズ(http://www.izu-kamori.jp/izu-cruise/)に協力をしてくれるスポンサーが現れれば良いなと思います。
伊豆クルーズは加森観光グループ(http://www.kamori.co.jp/)で、加森観光株式会社は、◆旅客運輸業務 ◆観光施設、ホテルの経営 ◆スポーツ施設の経営 ◆飲食店、売店、娯楽施設の経営 ◆不動産の開発、賃貸に関する業務、を行っているみたいで、資本金は818,660千円(平成19年3月1日現在)と記載されています。
猿たちを無慈悲に殺すことは、観光業を営む者としてとてつもなくマイナスイメージになり、会社やグループ企業全体に大きなダメージを与える事になると思います。
特にこう言う大きな観光業は、自然を壊し野生生物を殺し棲む場所を奪いながらレジャー施設やホテルを開発建設してきてるのだから、自然や野生動物を守るための行動は必ず必要だと思います。
――――――――2012/6/3
くちこみメールは800文字まで。
お疲れさまです!
「いったいどうなる?南伊豆サル島のサルたち」大阪だから見れませんでしたけど、ネットで話題になっていて番組内容はよく把握できました。
猿たちとてもかわいそうで悲惨な状況ですね!人間の身勝手な行いと動物の命を軽く見ている事が本当に許せない気持ちです。
生き物の命を守ろうと考える番組とディレクター藤林卓郎さんも素晴らしいと思います!
台湾猿と番組の力になりたいと思い色々調べました。
モンキーセンターは残酷な動物実験施設へ猿を渡している立場(http://youtu.be/KDd62tVFUnE)の人たちで、動物を真剣に守りたいとは考えていないと思います。
飼養者になってる伊豆クルーズの上の加森観光グループはかなり大きな企業で資本もたくさんあるようなので、今まで観光や事業に利用してきた動物を守るために台湾猿保護区を作ってもらいたいです。
海外には動物の保護区はたくさんあると思います。
放送されない中身で企業にも取材はしてると思いますが、企業はマイナスイメージになる事を隠してばっかりするんじゃなくて、マイナスイメージを公表した上で世論の流れとい命を守らないといけないと言う気持ちに沿って、それをプラスにするような行動を起こしてもらいたいと思います。
台湾猿たちが放置され飢えで苦しみながら死んで行く事も許される事じゃないと思うし、現状から早く解放してあげたいと思ってます。
番組を見ている視聴者も台湾猿を元気に生かせるために何とかしたいと思ってます。
番組で取材、報道を継続して、たくさんの人の協力で猿たちを安全で安心して生涯暮らせる場所へ移動させられるように、よろしくお願いします!
そのために協力して欲しい事などがあればどんどん呼びかけてください!
それと、台湾猿が他から連れてこられて大根島に放されている事実を知りながら、その当事者達の行為を罰そうともしなかった行政の怠慢についても追求してもらいたいです。
有難う御座います。
――――――――2012/6/3
―
友達からの連絡でこの事件を知りました。
最初、南伊豆町の鈴木史鶴哉(すずきしずや)町長に話そうと思って電話したら、今日と明日は出張でいないと言う事で担当部署に回されたので話をしたけど、いまいちよく分からなかったので
次は静岡県の川勝平太(かわかつへいた)知事と話したいと思い電話をしたら、自然保護課に回されたので話しをしたら、
法的に台湾猿の飼養者になってる誰か言えない人と、埼玉県にある関東地方環境事務所の野生生物課がこの事についてやってると言ったので、そこの担当の人と話たら、
殺すんだって。
言って見れば、
戦争で侵略した朝鮮から日本に朝鮮人を連れてきて、食う物も飲み物も死なない程度にしか与えず散々好き放題利用して、外国人は日本人の種を脅かす可能性があると法律で決められ規制されたので、連れてきた朝鮮人は金がかかるし邪魔になるので皆殺しにしようと決定したと言う事です。
よくある話です。
よく簡単に出てくる安楽死と言う言葉だけど、実はほとんど全ての動物に対する安楽死と言う事場は大間違いで、やってる事を批判されないために故意に使われていると認識した方が良いと思います。
安楽死〈広辞苑より〉
助かる見込みのない病人を本人の希望に従って苦痛の少ない方法で人為的に死なせること
たまたまYouTubeで発見しました。なぜか途中までで終わってるけど。
商売目的で台湾猿を連れて来たが皆殺し
http://youtu.be/oES8ouITmHw
聞いた内容を簡単に書いてみると、
何十年も前に連れて来られた台湾猿なので、誰が何の目的で連れてきたとかどんな理由で放したとかは分からない。
何年もの間餌をあげたりしてる、株式会社伊豆クルーズが法的に飼養者になっている。
台湾猿は特定外来生物なので、受け入れ先を検討したが、飼養者側に経費がかかるしいろんな理由でその選択はしない事になった。
猿達を殺すコストは飼養者の株式会社伊豆クルーズが負担する事になっている。
平成21年に調査した時、完全に把握してる訳ではないが7頭だった。
もちろん猿達になるべく苦痛を与えないように安楽死させる。
身勝手な人間。
本当に何度も何度も同じ事を繰り返して、動物を殺して殺して殺しまくってます。
日本人の中には、動物がこれだけ苦痛を与えられていても平気で知らん顔してる人もいます。
特に猿は、毛の生えた顔の赤い人間です。
その生き物を人間は平気で殺します。
ほとんど全ての日本人が文句ひとつ言いません。
残念ながらこの日本はそう言う国です。
右翼や左翼やらいますが、自分の生き方を守る事に専念してる人がほとんどで、たくさんの弱者や奪われていく命を守ろうと本気で声をあげている人がいるのかどうかは、よく分かりません。
アニマルライツセンターから http://www.arcj.info/issue/yasei/detail/oone.html
■静岡県大根島タイワンザル問題
静岡県下田の隣、南伊豆町にある大根島(海水浴場ヒリゾ浜の向いの無人島)にいるタイワンザルが、餌を与えていた伊豆クルーズにより2012年5月から殺処分されることになっています。
人間の都合に翻弄され続けた挙句に殺される猿たちの経緯を公表します。
~無人島で生き続けたサルたちの行方~
〔2011年/会報より〕
過去の経緯
静岡県南伊豆町、風光明媚な観光名所・ヒリゾ浜の向かいに、大根島という周囲1キロ、高さ60メートルの岩山の無人島があります。
1965年頃、数名の南伊豆町住民と観光業者が大根島観光を計画し、その目玉として10数匹のタイワンザル(50匹説あり)を台湾から輸入し、大根島に放しましたが、途中で計画は頓挫。サルたちはそのまま大根島に残されました。
その後、伊豆クルーズという観光会社が大根島を遊覧コースに組み込み、伊豆クルーズと観光客が遊覧船から投げるわずかなサツマイモを主な糧にして、サルたちは今日まで生き延びています。
2010年の様子
ARCメンバーが2009年と2010年に大根島に上陸し、視察したところ、動物園のサル山が巨大になったような岩山の島には一部に申しわけ程度の緑があるだけで、果樹はなく、断崖絶壁の島でカニや海苔などを十分に捕食できるとも思えず、雨露を凌げるような構造物もありませんでした。
伊豆クルーズによれば、年間100日は悪天候のため遊覧船は大根島に近寄れず、その間まったく餌は与えられていないとのこと。地元住民も餌やりはしていないそうです。(サルを輸入した住民は既に死去)
基本的に水を嫌うタイワンザルたちは、餌が圧倒的に不足している大根島から小船でわずか5分ほどの対岸にある南伊豆町に逃げ出すことも叶わず、50年近くも近親交配を繰り返しながら現在に至っています。
2009年の環境省と県の現地調査によれば、7~8頭が生息しており、内2匹は子供。なお、環境省は、伊豆クルーズは厳密にサルの所有者とは言えないので、飼養者と位置づけています。
外来生物の指定により、行き場を失った
2005年、タイワンザルは特定外来生物に指定され、万一、大根島から南伊豆町に泳いで渡った場合、ニホンザルとの交配が危惧されるため、環境省は大根島からタイワンザルを排除することを決定。
ARCとしては、大根島は確かに過酷な環境だが、自然からあまりにもかけ離れた狭小施設に閉じ込めるよりは、繁殖制限手術と適切な餌やりをして大根島でその生を全うさせるほうがサルにとっては望ましいと思い、大根島での飼養継続の可能性について環境省と話をしましたが、外来種の飼養施設基準を満たしていない大根島での飼養は違法に当たるということで認められませんでした。
ARCは伊豆クルーズとも話し合いを持ち、これまで観光資源として利用してきたサルたちを引き取って適正飼養してほしい旨訴えましたが、資金難を理由に、その意志はまったくありませんでした。結局、環境省が探してきた2カ所の展示施設(実験機関ではなく動物園等であると、環境省は口頭で回答)に分散収容することが決まり、現在、伊豆クルーズは捕獲準備を進めています。
しかし、2011年6月現在、環境省は収容施設名を明らかにしていません。
外来生物を引き取る施設は非常に少なく、やっと見つけた施設に迷惑がかかると困るし、現在進行中のプロジェクトでもあるので施設名は教えられないという理由です。私たちは、環境省にタイワンザルの飼育許可を得ている施設一覧の情報開示請求をしましたが、黒塗り部分があって特定には至りませんでした。
また、国会議員事務所を通して、施設名を教えてほしいと頼みましたが、それも断られました。哀れな背景を持つ大根島のサルたちが収容される施設名さえ判明しないことを大変遺憾に思っていますが、収容後であれば判明する可能性はあるようなので、そこに期待したいと思います。
なお、私たちが一番懸念していることは、展示施設に引き取られたサルたちが、そこで繁殖されたり、実験機関等に渡される可能性についてです。
狭い環境に収容されることと引き換えに、人間のエゴの犠牲になり続けた50年間に終止符が打たれるなら、それは解決策の一つではありますが(少なくとも飢えや渇きとは無縁になる)、もし施設から実験機関に渡るようなことがあれば、あのサルたちの末路として到底許すことはできません。
私たちは、50年も前に台湾から無理やり連れてこられたサルたちの子孫が、これ以上日本で不幸にも生き延びることのないよう、現在いるサルたちだけを最後の一代にしたいと願っているので、収容施設での繁殖と実験機関への譲渡は絶対に行わせないことを何らかの形で担保できないか環境省に尋ねたところ、各施設で飼育許可を受けている個体数は決められているので、それを超えることはできない。
数の縛りがあるので、現実的に繁殖はできないはずだとの返答でした。
繁殖させた個体を実験施設等に横流しする可能性については、ないとは言えないかもしれないが、それはすべての展示施設のすべての動物に対して言えることなので、今回の一事例に限った話ではない。また、実験機関は質が均一化された個体を使用したいので、専門の業者から仕入れるのが一般的なのではないかと言われました。
結局のところ、収容後は一般的な展示施設動物になるので、大根島のサルだけについて100%の確約を出せるものではないとのことで、不安は完全には払拭されませんでした。
今般の東日本大震災では、犠牲になった多くの動物たちに関する報道が耳目を集め、同情の声が高まっていますが、年間1/3も餌を与えられず、孤島で近親交配と餓死を繰り返してきただろう大根島のサルたちは、年がら年中被災していると言えるかもしれません。
大根島のように人から餌を与えられなければ自活できない(食物がほとんどない)環境に動物が放置されたことの残酷さを、今、改めて痛感しています。
■無人島で生き続けたサルたち、殺処分へ?
[2012年会報より]
2011年末時点ではサルの数は9頭になっているようです。
2005年にタイワンザルが外来種指定され、また、大根島からすぐ目の前の本土に泳いで渡る可能性があることから、国は大根島からタイワンザルを排除することを決定。飼養者と見なされている伊豆クルーズからは、サルたちを全頭捕獲して展示施設に収容するという計画を聞いていましたが、2012年1月に進捗状況を尋ねたところ、資金難等を理由に、収容ではなく殺処分することになった。捕獲・殺処分方法は専門家と協議中という答えが返ってきました。4月に現況を環境省に確認すると、捕獲機を仕掛けて、麻酔注射による殺処分をすると聞いている。(大根島内で処置するのか、移動させてからなのかは不明)そのためにも現在は餌付け中のようだとのことでした。
展示施設に収容とばかり思っていたので、殺処分と聞いてショックを受けましたが、飢えや渇き、風雨、炎天などから解放されるとはいえ、自然からあまりにもかけ離れた狭小施設に閉じ込められて死ぬまで常同行動を繰り返す日々が、果たして本当に殺処分よりマシなのか。それでサルたちを救ったと言えるのかということを考えると、個人的にはとてもそうは思えず、この問題に着手して以来ずっと悩み、自問自答してきました。
日本にサンクチュアリと呼べる収容施設が存在しない現状においては、本当に苦痛の少ない安楽死であるならば、むしろそちらを望む気持ちもあっただけに、今は複雑な思いでいます。
私が今回の件で最重要視していたのは、捨てザルとも言えるあのサルたちについて、とにかく生きてはいるんだからといって見て見ぬふりをすることはもうやめて、50年間にわたる苦難の歴史に終止符を打たせることでした。
当初は繁殖制限処置をして大根島で最後の一代を全うさせることを提案しましたが、そもそも伊豆クルーズに飼養の継続の意思がないこと、また、外来種と立地の問題から環境省からも否定され、結局、殺処分という流れに至っています。
殺処分方法も含めて、これから確認・要望しなければならないことは多いので、また報告したいと思います。
■環境省への質問書
2012年5月、環境省より、今月から大根島のタイワンザルの捕獲・殺処分が開始されるとの連絡を受け、取り急ぎ以下の質問書を送付しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年5月7日
環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室 御中
静岡県南伊豆町大根島のタイワンザル殺処分に関する質問書
定非営利活動法人 アニマルライツセンター
東京都大田区大森北4-18-13第二伊藤ビル201
前略
数年前より相談させていただいております静岡県南伊豆町大根島のタイワンザル問題ですが、昨年暮れに電話で近況を尋ねた際、殺処分が決定したとのお話を伺いました。それまでは、伊豆クルーズ、環境省、それぞれから展示施設に収容という計画を伺っていたため、非常にショックを受けましたが、飢えや渇き、風雨、炎天などから解放されるとはいえ、自然からあまりにもかけ離れた狭小展示施設に死ぬまで閉じ込められる日々がサルたちにとって幸せであるはずもなく、私たちは一概に殺処分という選択を否定するつもりはありません。しかし、人間のエゴの犠牲になり続けた悲劇の50年間の終焉は、あくまで恐怖と苦痛の少ない方法によるべきであり、その監視と検証、報告がなければ、サルたちは単に闇から闇へ処分されてしまうだけで、関係者や国民に何の反省も教訓も提示できません。また、大根島は国立公園の一部であることからも、この問題の一部始終は広く国民に公開されるべきと考えます。
先日、いよいよ5月より捕獲・処分が実施されるとの連絡をいただきましたが、つきましては下記7点の項目につきましてご回答をいただきたく存じます。ご多忙中恐縮ではございますが、喫緊の事案であるため、誠に勝手ながら5月10日までにご回答をお願いいたします。(メールのご返信でも結構です)
草々
記
1.捕獲・殺処分の予定実施期間を教えてください。
2.捕獲・殺処分を請け負う業者名と、現場に立ち会う関係者の所属を教えてください。
3.捕獲・殺処分の具体的な方法、手順を教えてください。(薬剤名も)
4.捕獲・殺処分の映像記録を残してください。
5.これまでこの問題に関わった経緯から、アニマルライツセンターのメンバーを殺処分現場に立ち会わせてください。
6.死体の処分(引き取り先)について詳細を教えてください。
7.一連の作業の経費について教えてください。
以上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
補足
大根島サル問題につきまして、若干補足をしたいと思います。
<野生動物問題ではなく、展示動物問題>
大根島は、お掘りの代わりに海がある、ある種の動物展示施設(巨大なサル山)であり、サルたちは展示動物として輸入されました。もともとサルが自活できるだけの食物がある島ではないため、人間からエサを与えられなければとっくの昔に餓死して全滅していたでしょう。
外来生物法ができるずっと以前から今日まで、大根島で適切な飼養がなされていたことはなく、動物福祉上あまりにも多くの問題を引きずりながらサルたちは生きて(生かされて)きました。
<ARCとの関わり>
ARCがこの件を知ったのは古く、1996年でした。1996年、遊覧船に乗った観光客からの通報を受け、当時のスタッフが調査をし、冬場の飢餓がひどいということで、1996~2000年にかけて、ARCは厳冬期に隔週でエサを送っていました。有料で地元住民に頼み、大根島近くの港から、接岸可能な小舟で大根島に直接エサを届けてもらう活動をしていたのです。2000年に伊豆クルーズ(当時は伊豆急マリン)、地元保健所と話し合い、以後伊豆クルーズが責任を持ってエサやりを行うということで話がついたため、ARCは4年間にわたるエサの送付を中止し、この活動は終了しました。
以上のことは数年前に当時の記録を読んでわかったのですが、この件の担当者は既に死去しており、詳しいことがわかるスタッフもいなくなっていました。
2009年、厳冬期のエサやりが依然として適切に行われていないことを知り、私たちは愕然としました。外来生物指定後の2006年から、伊豆クルーズは島からサルを移動させる等の指導を静岡県から受けており、どこかに引き取ってもらうか処分することになると口にされていたので、私たちはとてももうエサやりだけで済まされないことは覚悟しましたが、過去の経緯からして、見て見ぬふりをしてこのまま放置することはできませんでした。
<伊豆クルーズへの要望内容>
2010年1月に伊豆クルーズの担当者とお会いした際、以下の5点の要望を提出しました。
1.加森観光株式会社のグループ施設である伊豆バイオパークで全頭を引き取り、サルの生態にとって最高水準の施設の創設を検討してください。(参考 http://www.junglefriends.org/)
→加森観光によるサンクチュアリ創設は実現されることなく、今日に至っています。
2.大根島での飼養継続が本当に外来生物法違反に当たるのか、再度環境省の見解を聞き、交渉してください。
→ARCからも再三にわたり交渉を行いましたが、大根島は外来生物法で認める飼養施設とは認められませんでした。
3.安易に処分を選択することによる、貴社の社会的信頼に対するリスクを考慮した選択をしてください。
→この点は熟考された上での決断であると思われますが、一連の顛末は社会に広く周知されるべきことと考えます。これは伊豆クルーズという一企業の問題ではなく、日本の社会全体の問題だからです。(後述)
4.動物実験施設への譲渡、売却は行わないでください。
→ARCは、環境省に対しても要望し、行わないことを明言されています。
5.現在、大根島にいる10頭前後のサルに対して、適正な給餌・給水を直ちに行ってください。
→この話し合いの後、ARCではサルたちへのエサ(リンゴ)を2010年2月から伊豆クルーズに定期的に送り、給餌の足しにしてもらっていましたが、ちゃんとエサはやっていますからということでしたので、半年ほどで送付はやめました。
<伊豆クルーズの決定をめぐって>
今回の伊豆クルーズの決定は、外来生物指定されてから6年も熟考された末の決断です。現実問題として、ARCでサルたちを引き取れない以上、要望は出しつつも、飼養者である伊豆クルーズの判断に委ねるしかありません。それが展示施設収容であれば行き先を追跡し、エンリッチメントを訴える。処分という決定であった場合は殺処分方法の監視を行うという意見で、理事全員が一致しました。なぜなら、動物虐待に当たらない(自然な状態で飼育できる)タイワンザルの展示施設が、現在の日本には存在していないからです。
もちろん処分はできる限り苦痛の少ない方法によるべきであり、その懸念については環境省への質問書に書いたとおりです。(現在、返答待ちです)
なお、台湾から輸入されたサルたちですから、本国へ戻すことはできないかと思い、台湾の動物愛護団体に連絡をとったこともありましたが、現在、タイワンザルは過剰状態で駆除すら行われており、とても引き取ることはできないという返答でした。
<大根島サル問題からの教訓>
先般の秋田八幡平クマ牧場事故では、2人の人命が奪われた衝撃もさることながら、剥き出しのコンクリート施設に多数押し込められた熊たちは頭数すら把握されておらず、杜撰な管理が招いた人災であることは誰の目にも明らかでした。しかし、日本には同様の動物施設が数多く点在しており、この大根島も、動物の管理がまったくできていないという点ではそうした施設の一つであると考えられます。
クマ牧場に代表されるように、商売の道具にされた挙げ句に持て余されている動物たちは多数存在し、今後さらに同様の問題が表面化し、犠牲になる動物は増え続けると思われます。安易な動物展示施設、動物飼育施設は、今後一切増やしてはなりません。そのためにも私たちは、この件の顛末をマスコミなどを通じて広く明らかにして、動物を町おこしに利用しようとする企業や自治体に警鐘を鳴らし、既に存在している各種動物施設には反省と改善を促す一助にしたいと思っています。
また、市民の皆さまには、動物園が単なる動物展示施設ではなく、野生で自由に暮らすべき動物を捕獲し、商売と、人間の一時の楽しみのために利用しているという、動物にとっては監禁施設であるという認識を持っていただき、 さらに、動物福祉の観点から動物展示施設の動物の状態、環境のチェックと改善の働きかけをお願い致します。
http://www.arcj.info/issue/yasei/detail/oone.html
伊藤ハム係長 養豚場での恐ろしい豚の虐待行為が映像で公開される。記者会見謝罪なし。
http://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/dcd4341636523eb8a45a3b14734f092b
緊急声明!動物愛護法から実験動物、動物実験施設が外される!
http://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/b5446369c7815c216dffdbcee403b559
2012/5/29
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なんとか海外のように、台湾猿保護区のような場所ができないものでしょうか。
人間がされて嫌な事苦しい事は猿がされても同じだと、考えなくても、子供でも知っています。
観光業界の資金力や人脈やサービス精神を駆使すれば可能なんじゃないかと希望を持ってメールしてみました。
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でも人間の勝手でいつまでも苦しい思いをさせられたり振り回されるのは、俺だったら嫌だ。
タレントや俳優とか政治家を含む一生かかっても使い切れない金を持ってる金持ち連中のほとんどはほんとに自分さえ良ければ良いってケチな野郎ばっかりだな。
あ、ちなみに、このブログの上の猿の写真を使ってる人がいると思うけど、これは大根島の台湾猿じゃなくて、たしか台湾の台湾猿保護区の台湾猿の写真なんで、勘違いしないように。
べつにどっちでも良いけど。
――――――
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地元の人達が『2、3日中に猿処分されるみたいだよ』と、教えてくれたみたいです。
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◆「中吊り大賞」…◆「やって!TRY」…名人技(秘)親子丼◆「噂の現場」…悲運!南伊豆無人島の人気サルが処分の危機
それで今日放送された番組の内容はこんな感じです。
50年ほど前に地元有力者から観光目玉として連れてこられた猿たちが、外来生物ということで処分されようとしている、ということで、笑福亭笑瓶さんが現場を訪ねました。
地元の元観光業の人、地元おみやげ屋の人、お客さん、環境省へのインタビューもありました。
その後一時は50頭ほどに増えたが、現在は10頭ほどが生息しているとのこと。
地元の元観光業の人、地元おみやげ屋の人、お客さんのほとんどは、かわいそうというものでした。
環境省の人は、2011年、飼養者である業者へ対応(他の施設への移動もしくは処分)を言ったところ、業者は「エサを観光船からほうりなげているという理由で自分たちが飼養者という認識はなかった。猿を檻に入れるとかわいそう、ストレスがたまる」ということで処分を決定した」ということです。
環境省は、「私たちは動物園という選択肢も紹介したが、業者さんが処分を決定した」とのこと。
動物園などへの移動について、「台湾猿は動物園では人気がなく引き取るという動物園がほとんどない、難しい」などのモンキーセンターのお話が紹介されていましたが、モンキーセンターは動物実験施設へ猿を渡しているあちら側の立場の人たちです。
僕や他の人が環境省や野生生物課へ電話して聞いた話では、「環境省は引き取り候補の動物園をいくつか紹介したが、業者がコストを理由にそういう選択肢を選ばずに、殺すことを決定した」と言っていました。
噂の!東京マガジン「噂の現場」では、国と業者が協力して基金を設定し、台湾へ戻したりできないものか、いい妙案があったら番組へ寄せてほしいとのことです。
ぜひ意見・妙案を送って、日本人として世界に恥じないよう、このかわいそうな台湾猿を生かすためにできる事を本気でやってもらいたいです。
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いったいどうなる?南伊豆サル島のサルたち
http://www.tbs.co.jp/uwasa/genba/
東京から車で約4時間、伊豆下田からは車で40分、伊豆半島の石廊崎のすぐそばにある観光地が今回の現場。夏はダイバーや家族連れでにぎわう穴場のビーチがあり、そこは通年沖縄並の透明度で熱帯魚の宝庫といわれている。ビーチといえど、近くの漁港から小舟に乗っていくしかないので、なかなか人目に触れられない分穴場なのだ。そのビーチの前にある無人島、大根島(おおねじま)にタイワンザルが生息。昭和40年頃、ある人が観光目的で連れてきたという。そして現在に至るまで、観光客にとっては、施設ではなく自然の島にサルが生息しているので見物するのにはたまらないという。しかし、タイワンザルは平成17年から、ニホンザルの生態系の汚染懸念や農作物の被害で特定外来生物、つまり、増やさないために防除されている生物なのだ。
今まで、観光客にサルを見せるために船から餌を与えていた業者は苦悩している。
大根島には食べ物もなく、サルは木の芽か観光船から与えられるイモ等でしか食事が出来ない。
何かいい方法はないだろうか?
島から離れるとき、親子のサルがずっとこちらを見ていた。その姿が印象的だった。
(ディレクター 藤林卓郎)
番組では言ってなかったけど、お金がないからと言う飼養者の伊豆クルーズ(http://www.izu-kamori.jp/izu-cruise/)に協力をしてくれるスポンサーが現れれば良いなと思います。
伊豆クルーズは加森観光グループ(http://www.kamori.co.jp/)で、加森観光株式会社は、◆旅客運輸業務 ◆観光施設、ホテルの経営 ◆スポーツ施設の経営 ◆飲食店、売店、娯楽施設の経営 ◆不動産の開発、賃貸に関する業務、を行っているみたいで、資本金は818,660千円(平成19年3月1日現在)と記載されています。
猿たちを無慈悲に殺すことは、観光業を営む者としてとてつもなくマイナスイメージになり、会社やグループ企業全体に大きなダメージを与える事になると思います。
特にこう言う大きな観光業は、自然を壊し野生生物を殺し棲む場所を奪いながらレジャー施設やホテルを開発建設してきてるのだから、自然や野生動物を守るための行動は必ず必要だと思います。
――――――――2012/6/3
くちこみメールは800文字まで。
お疲れさまです!
「いったいどうなる?南伊豆サル島のサルたち」大阪だから見れませんでしたけど、ネットで話題になっていて番組内容はよく把握できました。
猿たちとてもかわいそうで悲惨な状況ですね!人間の身勝手な行いと動物の命を軽く見ている事が本当に許せない気持ちです。
生き物の命を守ろうと考える番組とディレクター藤林卓郎さんも素晴らしいと思います!
台湾猿と番組の力になりたいと思い色々調べました。
モンキーセンターは残酷な動物実験施設へ猿を渡している立場(http://youtu.be/KDd62tVFUnE)の人たちで、動物を真剣に守りたいとは考えていないと思います。
飼養者になってる伊豆クルーズの上の加森観光グループはかなり大きな企業で資本もたくさんあるようなので、今まで観光や事業に利用してきた動物を守るために台湾猿保護区を作ってもらいたいです。
海外には動物の保護区はたくさんあると思います。
放送されない中身で企業にも取材はしてると思いますが、企業はマイナスイメージになる事を隠してばっかりするんじゃなくて、マイナスイメージを公表した上で世論の流れとい命を守らないといけないと言う気持ちに沿って、それをプラスにするような行動を起こしてもらいたいと思います。
台湾猿たちが放置され飢えで苦しみながら死んで行く事も許される事じゃないと思うし、現状から早く解放してあげたいと思ってます。
番組を見ている視聴者も台湾猿を元気に生かせるために何とかしたいと思ってます。
番組で取材、報道を継続して、たくさんの人の協力で猿たちを安全で安心して生涯暮らせる場所へ移動させられるように、よろしくお願いします!
そのために協力して欲しい事などがあればどんどん呼びかけてください!
それと、台湾猿が他から連れてこられて大根島に放されている事実を知りながら、その当事者達の行為を罰そうともしなかった行政の怠慢についても追求してもらいたいです。
有難う御座います。
――――――――2012/6/3
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友達からの連絡でこの事件を知りました。
最初、南伊豆町の鈴木史鶴哉(すずきしずや)町長に話そうと思って電話したら、今日と明日は出張でいないと言う事で担当部署に回されたので話をしたけど、いまいちよく分からなかったので
次は静岡県の川勝平太(かわかつへいた)知事と話したいと思い電話をしたら、自然保護課に回されたので話しをしたら、
法的に台湾猿の飼養者になってる誰か言えない人と、埼玉県にある関東地方環境事務所の野生生物課がこの事についてやってると言ったので、そこの担当の人と話たら、
殺すんだって。
言って見れば、
戦争で侵略した朝鮮から日本に朝鮮人を連れてきて、食う物も飲み物も死なない程度にしか与えず散々好き放題利用して、外国人は日本人の種を脅かす可能性があると法律で決められ規制されたので、連れてきた朝鮮人は金がかかるし邪魔になるので皆殺しにしようと決定したと言う事です。
よくある話です。
よく簡単に出てくる安楽死と言う言葉だけど、実はほとんど全ての動物に対する安楽死と言う事場は大間違いで、やってる事を批判されないために故意に使われていると認識した方が良いと思います。
安楽死〈広辞苑より〉
助かる見込みのない病人を本人の希望に従って苦痛の少ない方法で人為的に死なせること
たまたまYouTubeで発見しました。なぜか途中までで終わってるけど。
商売目的で台湾猿を連れて来たが皆殺し
http://youtu.be/oES8ouITmHw
聞いた内容を簡単に書いてみると、
何十年も前に連れて来られた台湾猿なので、誰が何の目的で連れてきたとかどんな理由で放したとかは分からない。
何年もの間餌をあげたりしてる、株式会社伊豆クルーズが法的に飼養者になっている。
台湾猿は特定外来生物なので、受け入れ先を検討したが、飼養者側に経費がかかるしいろんな理由でその選択はしない事になった。
猿達を殺すコストは飼養者の株式会社伊豆クルーズが負担する事になっている。
平成21年に調査した時、完全に把握してる訳ではないが7頭だった。
もちろん猿達になるべく苦痛を与えないように安楽死させる。
身勝手な人間。
本当に何度も何度も同じ事を繰り返して、動物を殺して殺して殺しまくってます。
日本人の中には、動物がこれだけ苦痛を与えられていても平気で知らん顔してる人もいます。
特に猿は、毛の生えた顔の赤い人間です。
その生き物を人間は平気で殺します。
ほとんど全ての日本人が文句ひとつ言いません。
残念ながらこの日本はそう言う国です。
右翼や左翼やらいますが、自分の生き方を守る事に専念してる人がほとんどで、たくさんの弱者や奪われていく命を守ろうと本気で声をあげている人がいるのかどうかは、よく分かりません。
プロゴルファー猿 | |
バンダイ |
アニマルライツセンターから http://www.arcj.info/issue/yasei/detail/oone.html
■静岡県大根島タイワンザル問題
静岡県下田の隣、南伊豆町にある大根島(海水浴場ヒリゾ浜の向いの無人島)にいるタイワンザルが、餌を与えていた伊豆クルーズにより2012年5月から殺処分されることになっています。
人間の都合に翻弄され続けた挙句に殺される猿たちの経緯を公表します。
~無人島で生き続けたサルたちの行方~
〔2011年/会報より〕
過去の経緯
静岡県南伊豆町、風光明媚な観光名所・ヒリゾ浜の向かいに、大根島という周囲1キロ、高さ60メートルの岩山の無人島があります。
1965年頃、数名の南伊豆町住民と観光業者が大根島観光を計画し、その目玉として10数匹のタイワンザル(50匹説あり)を台湾から輸入し、大根島に放しましたが、途中で計画は頓挫。サルたちはそのまま大根島に残されました。
その後、伊豆クルーズという観光会社が大根島を遊覧コースに組み込み、伊豆クルーズと観光客が遊覧船から投げるわずかなサツマイモを主な糧にして、サルたちは今日まで生き延びています。
2010年の様子
ARCメンバーが2009年と2010年に大根島に上陸し、視察したところ、動物園のサル山が巨大になったような岩山の島には一部に申しわけ程度の緑があるだけで、果樹はなく、断崖絶壁の島でカニや海苔などを十分に捕食できるとも思えず、雨露を凌げるような構造物もありませんでした。
伊豆クルーズによれば、年間100日は悪天候のため遊覧船は大根島に近寄れず、その間まったく餌は与えられていないとのこと。地元住民も餌やりはしていないそうです。(サルを輸入した住民は既に死去)
基本的に水を嫌うタイワンザルたちは、餌が圧倒的に不足している大根島から小船でわずか5分ほどの対岸にある南伊豆町に逃げ出すことも叶わず、50年近くも近親交配を繰り返しながら現在に至っています。
2009年の環境省と県の現地調査によれば、7~8頭が生息しており、内2匹は子供。なお、環境省は、伊豆クルーズは厳密にサルの所有者とは言えないので、飼養者と位置づけています。
外来生物の指定により、行き場を失った
2005年、タイワンザルは特定外来生物に指定され、万一、大根島から南伊豆町に泳いで渡った場合、ニホンザルとの交配が危惧されるため、環境省は大根島からタイワンザルを排除することを決定。
ARCとしては、大根島は確かに過酷な環境だが、自然からあまりにもかけ離れた狭小施設に閉じ込めるよりは、繁殖制限手術と適切な餌やりをして大根島でその生を全うさせるほうがサルにとっては望ましいと思い、大根島での飼養継続の可能性について環境省と話をしましたが、外来種の飼養施設基準を満たしていない大根島での飼養は違法に当たるということで認められませんでした。
ARCは伊豆クルーズとも話し合いを持ち、これまで観光資源として利用してきたサルたちを引き取って適正飼養してほしい旨訴えましたが、資金難を理由に、その意志はまったくありませんでした。結局、環境省が探してきた2カ所の展示施設(実験機関ではなく動物園等であると、環境省は口頭で回答)に分散収容することが決まり、現在、伊豆クルーズは捕獲準備を進めています。
しかし、2011年6月現在、環境省は収容施設名を明らかにしていません。
外来生物を引き取る施設は非常に少なく、やっと見つけた施設に迷惑がかかると困るし、現在進行中のプロジェクトでもあるので施設名は教えられないという理由です。私たちは、環境省にタイワンザルの飼育許可を得ている施設一覧の情報開示請求をしましたが、黒塗り部分があって特定には至りませんでした。
また、国会議員事務所を通して、施設名を教えてほしいと頼みましたが、それも断られました。哀れな背景を持つ大根島のサルたちが収容される施設名さえ判明しないことを大変遺憾に思っていますが、収容後であれば判明する可能性はあるようなので、そこに期待したいと思います。
なお、私たちが一番懸念していることは、展示施設に引き取られたサルたちが、そこで繁殖されたり、実験機関等に渡される可能性についてです。
狭い環境に収容されることと引き換えに、人間のエゴの犠牲になり続けた50年間に終止符が打たれるなら、それは解決策の一つではありますが(少なくとも飢えや渇きとは無縁になる)、もし施設から実験機関に渡るようなことがあれば、あのサルたちの末路として到底許すことはできません。
私たちは、50年も前に台湾から無理やり連れてこられたサルたちの子孫が、これ以上日本で不幸にも生き延びることのないよう、現在いるサルたちだけを最後の一代にしたいと願っているので、収容施設での繁殖と実験機関への譲渡は絶対に行わせないことを何らかの形で担保できないか環境省に尋ねたところ、各施設で飼育許可を受けている個体数は決められているので、それを超えることはできない。
数の縛りがあるので、現実的に繁殖はできないはずだとの返答でした。
繁殖させた個体を実験施設等に横流しする可能性については、ないとは言えないかもしれないが、それはすべての展示施設のすべての動物に対して言えることなので、今回の一事例に限った話ではない。また、実験機関は質が均一化された個体を使用したいので、専門の業者から仕入れるのが一般的なのではないかと言われました。
結局のところ、収容後は一般的な展示施設動物になるので、大根島のサルだけについて100%の確約を出せるものではないとのことで、不安は完全には払拭されませんでした。
今般の東日本大震災では、犠牲になった多くの動物たちに関する報道が耳目を集め、同情の声が高まっていますが、年間1/3も餌を与えられず、孤島で近親交配と餓死を繰り返してきただろう大根島のサルたちは、年がら年中被災していると言えるかもしれません。
大根島のように人から餌を与えられなければ自活できない(食物がほとんどない)環境に動物が放置されたことの残酷さを、今、改めて痛感しています。
■無人島で生き続けたサルたち、殺処分へ?
[2012年会報より]
2011年末時点ではサルの数は9頭になっているようです。
2005年にタイワンザルが外来種指定され、また、大根島からすぐ目の前の本土に泳いで渡る可能性があることから、国は大根島からタイワンザルを排除することを決定。飼養者と見なされている伊豆クルーズからは、サルたちを全頭捕獲して展示施設に収容するという計画を聞いていましたが、2012年1月に進捗状況を尋ねたところ、資金難等を理由に、収容ではなく殺処分することになった。捕獲・殺処分方法は専門家と協議中という答えが返ってきました。4月に現況を環境省に確認すると、捕獲機を仕掛けて、麻酔注射による殺処分をすると聞いている。(大根島内で処置するのか、移動させてからなのかは不明)そのためにも現在は餌付け中のようだとのことでした。
展示施設に収容とばかり思っていたので、殺処分と聞いてショックを受けましたが、飢えや渇き、風雨、炎天などから解放されるとはいえ、自然からあまりにもかけ離れた狭小施設に閉じ込められて死ぬまで常同行動を繰り返す日々が、果たして本当に殺処分よりマシなのか。それでサルたちを救ったと言えるのかということを考えると、個人的にはとてもそうは思えず、この問題に着手して以来ずっと悩み、自問自答してきました。
日本にサンクチュアリと呼べる収容施設が存在しない現状においては、本当に苦痛の少ない安楽死であるならば、むしろそちらを望む気持ちもあっただけに、今は複雑な思いでいます。
私が今回の件で最重要視していたのは、捨てザルとも言えるあのサルたちについて、とにかく生きてはいるんだからといって見て見ぬふりをすることはもうやめて、50年間にわたる苦難の歴史に終止符を打たせることでした。
当初は繁殖制限処置をして大根島で最後の一代を全うさせることを提案しましたが、そもそも伊豆クルーズに飼養の継続の意思がないこと、また、外来種と立地の問題から環境省からも否定され、結局、殺処分という流れに至っています。
殺処分方法も含めて、これから確認・要望しなければならないことは多いので、また報告したいと思います。
■環境省への質問書
2012年5月、環境省より、今月から大根島のタイワンザルの捕獲・殺処分が開始されるとの連絡を受け、取り急ぎ以下の質問書を送付しました。
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2012年5月7日
環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室 御中
静岡県南伊豆町大根島のタイワンザル殺処分に関する質問書
定非営利活動法人 アニマルライツセンター
東京都大田区大森北4-18-13第二伊藤ビル201
前略
数年前より相談させていただいております静岡県南伊豆町大根島のタイワンザル問題ですが、昨年暮れに電話で近況を尋ねた際、殺処分が決定したとのお話を伺いました。それまでは、伊豆クルーズ、環境省、それぞれから展示施設に収容という計画を伺っていたため、非常にショックを受けましたが、飢えや渇き、風雨、炎天などから解放されるとはいえ、自然からあまりにもかけ離れた狭小展示施設に死ぬまで閉じ込められる日々がサルたちにとって幸せであるはずもなく、私たちは一概に殺処分という選択を否定するつもりはありません。しかし、人間のエゴの犠牲になり続けた悲劇の50年間の終焉は、あくまで恐怖と苦痛の少ない方法によるべきであり、その監視と検証、報告がなければ、サルたちは単に闇から闇へ処分されてしまうだけで、関係者や国民に何の反省も教訓も提示できません。また、大根島は国立公園の一部であることからも、この問題の一部始終は広く国民に公開されるべきと考えます。
先日、いよいよ5月より捕獲・処分が実施されるとの連絡をいただきましたが、つきましては下記7点の項目につきましてご回答をいただきたく存じます。ご多忙中恐縮ではございますが、喫緊の事案であるため、誠に勝手ながら5月10日までにご回答をお願いいたします。(メールのご返信でも結構です)
草々
記
1.捕獲・殺処分の予定実施期間を教えてください。
2.捕獲・殺処分を請け負う業者名と、現場に立ち会う関係者の所属を教えてください。
3.捕獲・殺処分の具体的な方法、手順を教えてください。(薬剤名も)
4.捕獲・殺処分の映像記録を残してください。
5.これまでこの問題に関わった経緯から、アニマルライツセンターのメンバーを殺処分現場に立ち会わせてください。
6.死体の処分(引き取り先)について詳細を教えてください。
7.一連の作業の経費について教えてください。
以上
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補足
大根島サル問題につきまして、若干補足をしたいと思います。
<野生動物問題ではなく、展示動物問題>
大根島は、お掘りの代わりに海がある、ある種の動物展示施設(巨大なサル山)であり、サルたちは展示動物として輸入されました。もともとサルが自活できるだけの食物がある島ではないため、人間からエサを与えられなければとっくの昔に餓死して全滅していたでしょう。
外来生物法ができるずっと以前から今日まで、大根島で適切な飼養がなされていたことはなく、動物福祉上あまりにも多くの問題を引きずりながらサルたちは生きて(生かされて)きました。
<ARCとの関わり>
ARCがこの件を知ったのは古く、1996年でした。1996年、遊覧船に乗った観光客からの通報を受け、当時のスタッフが調査をし、冬場の飢餓がひどいということで、1996~2000年にかけて、ARCは厳冬期に隔週でエサを送っていました。有料で地元住民に頼み、大根島近くの港から、接岸可能な小舟で大根島に直接エサを届けてもらう活動をしていたのです。2000年に伊豆クルーズ(当時は伊豆急マリン)、地元保健所と話し合い、以後伊豆クルーズが責任を持ってエサやりを行うということで話がついたため、ARCは4年間にわたるエサの送付を中止し、この活動は終了しました。
以上のことは数年前に当時の記録を読んでわかったのですが、この件の担当者は既に死去しており、詳しいことがわかるスタッフもいなくなっていました。
2009年、厳冬期のエサやりが依然として適切に行われていないことを知り、私たちは愕然としました。外来生物指定後の2006年から、伊豆クルーズは島からサルを移動させる等の指導を静岡県から受けており、どこかに引き取ってもらうか処分することになると口にされていたので、私たちはとてももうエサやりだけで済まされないことは覚悟しましたが、過去の経緯からして、見て見ぬふりをしてこのまま放置することはできませんでした。
<伊豆クルーズへの要望内容>
2010年1月に伊豆クルーズの担当者とお会いした際、以下の5点の要望を提出しました。
1.加森観光株式会社のグループ施設である伊豆バイオパークで全頭を引き取り、サルの生態にとって最高水準の施設の創設を検討してください。(参考 http://www.junglefriends.org/)
→加森観光によるサンクチュアリ創設は実現されることなく、今日に至っています。
2.大根島での飼養継続が本当に外来生物法違反に当たるのか、再度環境省の見解を聞き、交渉してください。
→ARCからも再三にわたり交渉を行いましたが、大根島は外来生物法で認める飼養施設とは認められませんでした。
3.安易に処分を選択することによる、貴社の社会的信頼に対するリスクを考慮した選択をしてください。
→この点は熟考された上での決断であると思われますが、一連の顛末は社会に広く周知されるべきことと考えます。これは伊豆クルーズという一企業の問題ではなく、日本の社会全体の問題だからです。(後述)
4.動物実験施設への譲渡、売却は行わないでください。
→ARCは、環境省に対しても要望し、行わないことを明言されています。
5.現在、大根島にいる10頭前後のサルに対して、適正な給餌・給水を直ちに行ってください。
→この話し合いの後、ARCではサルたちへのエサ(リンゴ)を2010年2月から伊豆クルーズに定期的に送り、給餌の足しにしてもらっていましたが、ちゃんとエサはやっていますからということでしたので、半年ほどで送付はやめました。
<伊豆クルーズの決定をめぐって>
今回の伊豆クルーズの決定は、外来生物指定されてから6年も熟考された末の決断です。現実問題として、ARCでサルたちを引き取れない以上、要望は出しつつも、飼養者である伊豆クルーズの判断に委ねるしかありません。それが展示施設収容であれば行き先を追跡し、エンリッチメントを訴える。処分という決定であった場合は殺処分方法の監視を行うという意見で、理事全員が一致しました。なぜなら、動物虐待に当たらない(自然な状態で飼育できる)タイワンザルの展示施設が、現在の日本には存在していないからです。
もちろん処分はできる限り苦痛の少ない方法によるべきであり、その懸念については環境省への質問書に書いたとおりです。(現在、返答待ちです)
なお、台湾から輸入されたサルたちですから、本国へ戻すことはできないかと思い、台湾の動物愛護団体に連絡をとったこともありましたが、現在、タイワンザルは過剰状態で駆除すら行われており、とても引き取ることはできないという返答でした。
<大根島サル問題からの教訓>
先般の秋田八幡平クマ牧場事故では、2人の人命が奪われた衝撃もさることながら、剥き出しのコンクリート施設に多数押し込められた熊たちは頭数すら把握されておらず、杜撰な管理が招いた人災であることは誰の目にも明らかでした。しかし、日本には同様の動物施設が数多く点在しており、この大根島も、動物の管理がまったくできていないという点ではそうした施設の一つであると考えられます。
クマ牧場に代表されるように、商売の道具にされた挙げ句に持て余されている動物たちは多数存在し、今後さらに同様の問題が表面化し、犠牲になる動物は増え続けると思われます。安易な動物展示施設、動物飼育施設は、今後一切増やしてはなりません。そのためにも私たちは、この件の顛末をマスコミなどを通じて広く明らかにして、動物を町おこしに利用しようとする企業や自治体に警鐘を鳴らし、既に存在している各種動物施設には反省と改善を促す一助にしたいと思っています。
また、市民の皆さまには、動物園が単なる動物展示施設ではなく、野生で自由に暮らすべき動物を捕獲し、商売と、人間の一時の楽しみのために利用しているという、動物にとっては監禁施設であるという認識を持っていただき、 さらに、動物福祉の観点から動物展示施設の動物の状態、環境のチェックと改善の働きかけをお願い致します。
http://www.arcj.info/issue/yasei/detail/oone.html
猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)〔初回生産限定〕 [Blu-ray] | |
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
伊藤ハム係長 養豚場での恐ろしい豚の虐待行為が映像で公開される。記者会見謝罪なし。
http://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/dcd4341636523eb8a45a3b14734f092b
緊急声明!動物愛護法から実験動物、動物実験施設が外される!
http://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/b5446369c7815c216dffdbcee403b559
2012/5/29
お金の事だけで言ったら、持ってる人は捨てるぐらい持ってるから、海外のように企業が動物を助けるために大きく出資をするような感じとか、こんな現状を作ってる役人とかが責任を取るとかして、いつも金も権力もないけど命を大切にする一般国民から巻き上げる方法はだめだと思います。
次回からは気を付けます。
法律にそって殺されなきゃ。で、殺し方が
納得いくようにっていってるんですよ・
生かす為じゃない所が残念です。
使うのは全然良いと思うよ、俺のでもないし商業利用でもないし。
勘違いだけしなかったらそれで良いと思うんだよ。
どんどんいこう。
殺処分に積極的にみえる
環境省にも抗議しないとです。
タマらんブログ
http://doubutsuforum.blog.fc2.com/blog-entry-272.html#comment221
コメントより↓
伊豆クルーズの親会社 加森観光
メール https://www.kamori-resort.net/inquiry/kamorikanko/ TEL 011-222-3088
伊豆クルーズ メール https://www.izu-kamori.jp/form/ TEL0558-22-1151 URL http://www.izucruise.com
環境省には強くお願いしました
。静岡県外来種担当...埼玉県の環境省で管轄してます。
ネットで探してメール致しました。TEL0486000516
水も何も無い、岩しかない無い島で、勝手に無理矢理連れて来て、特定外来種と位置付けられて何も悪さもしない
、罪の無い、台湾猿を何とか助けたいし、生かしてあげたいです。
もし殺処分があるようならば、この土地に
観光なんて行ってはならないと宣伝したほうがいいですね。ここに心のある人がいないのか?ここは動物を使って金儲けしているようです。
島の周りには猿の祟り出て悪い事がおこるように思います。自分の行いは自分に帰ってくるのですから・・。