Antonin Dvorak Symphony No 9 E minor 'From the New World' Celibidache, Mpo Mvt1

Antonin Dvorak Symphony No 9 E minor 'From the New World' Celibidache, Mpo Mvt1


Chelibidacheの「新世界」

良くも悪くも、Chelibidacheらしさ満点の
超スロー、超解像度な快（怪？）演奏で、
Dovorak がまるで Bruckner のように響く・・・

Chelibidache にとっては、Beethoven も
Brucknerも Dovorakも Tchaikovskyも、
Debussyも、みんな「音の構築物」なのだろう。

アメリカの広々とした荒野を
重厚な蒸気機関車が爆走してゆくようなイメージを感じる。

第二楽章以降もすごい。
崩れるぎりぎりのところで音楽が生きている。

指揮している Chelibidache の楽しそうなこと。

楽団員も指揮者の音楽を完全に信頼して
アマチュアのように力いっぱい演奏している。

生で聴きたかったなぁ。