YouTube のお薦めから。
なぜこれがお薦めされてきたのか謎なのだが、
内容がちょっと面白かったのでメモ。
ベートーヴェンの最後のピアノソナタについて、
ショーペンハウエル経由での仏教思想
(東洋思想)の影響が
あるのではないかという考察。
根拠のひとつは、ショーペンハウエルの代表作である
「意志と表象としての世界」の刊行が 1819年で、
op.111 の作曲の完成は 1822年と
時期的にちょうど重なるということ。
1770年生まれのベートーヴェンと
1788年生まれのショーペンハウエルは18歳違いだが、
ショーペンハウエルは、
ベートーヴェンの音楽を高く評価しているので、
交流があっても不思議ではない。
その象徴として、
第1楽章と第2楽章を
苦悩と解脱と対照させて、
解脱に至る第2楽章の最初の和音を
「宇宙的、涅槃的な空虚さ」と説明している。
なるほど・・・
ちょっと面白い。
この第2楽章も弾いてみたい曲だが、
変奏が難しそうだなぁ・・・
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