「月の光」はリアルタイムで経験し、
感動したのを良く覚えている。
最近では、初音ミクとの共演も面白かった。
* * *
シンセサイザーが登場した頃には、
これで今までとは全く違う音を使った
全く違う音楽が生まれる、
というような期待もあったと思うが、
結局のところ、シンセサイザーは
音楽をどのように変えたのだろうか?
シンセサイザーの音は今やあたりまえに使われているが、
かといって、昔からある楽器が無くなったわけではない。
新しい楽器、音が加わった、という程度のような気もする。
もちろん、それだけでも十分画期的なのだが。
一人でオーケストラを演奏できる、
誰でも超絶技巧の演奏ができる、というようなことは、
作曲支援、演奏支援の面で画期的と言えるが、
それはシーケンサやサンプラーの部分であって、
シンセサイザの本質はあくまでも人工の音だと思う。
そして、そこに関しては、当初の期待よりは
インパクトは小さかったのではないかなぁ・・・
映像への効果音なども含めると、
そうでもないのかもしれないが。
富田さんのご冥福をお祈りします。
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