"The Arts and the Hours"
について少し書いたが、
変二長調での譜読みに苦労している。
その中で、変二長調と嬰ハ長調が
同じだ、ということに改めて気づいた。
変二長調は、フラットが5つ
(シ・ミ・ラ・レ・ソ)つく。
嬰ハ長調は、シャープが7つ!!つく。
つまり、当然だが、すべての音が
半音上がっているという状態だ。
音階の構成音は同じなのだが、
変化記号の数が少ないので、
ほとんどの場合は変二長調が使われて、
転調などの都合で
嬰ハ長調が使われることもある
ということらしい。
しかし、絶対音感がなく、
移動ドでの読みのほうが得意な場合、
嬰ハ長調で書かれた楽譜のほうが
移動ドでの読みと、固定ドでの読みが一致するので
読みやすいような気がする。
というか、弾いていると、
どうしても移動ドで歌ってしまいがちなので、
変二長調の楽譜とのずれが気持ち悪い。
でも、ピアノの練習としては、
変二長調に慣れるという意味もあるので
嬰ハ長調にしないほうが良いのだろうなぁ。
それ以前に、
Olafsson がアレンジしたバージョンの楽譜も、
いくつかネットにあったのだが、
公式のものではないので、部分的に違っていて、
しかも、それぞれ一長一短な感じだし、
手の大きさで絶対弾けないようなところもあって、
まずは楽譜を確定させなくてはいけない。
うーん・・・
いろいろと悩ましい曲だ。
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