日々の寝言~Daily Nonsense~

ボールを飛ばすために

ウィンブルドン男子シングルスは、フレンチオープンに続いて
フェデラーとナダルの決勝になった。
フェデラーがクレーで負けた敵を討つのか、
ナダルが新たなる王者として君臨するのか、見逃せない一戦だ。

女子では、ひいきのクライシュテルスが、またまた
エナンの前に涙を飲んだようだ(見なかった)。
いったい何度目になるんだろう?
何と言っていいのか、言葉が無い。

それはともかく、打ち合いを見ながら、
ボールを飛ばすために、どうすればよいのか?
について少し考えた。
つまり、非常時ではなくて、余裕があるときの
理想の打ち方、というような意味。

速いボールを打つためには、
体の回転のエネルギーと、
前後の体重移動のエネルギーを
上手にあわせて、ボールに伝える必要がある。
力の出どころは、後足と体・腰のひねりだ。

そのための技術は、野球でも、ゴルフでも、テニスでも、
サッカーでも、ある程度は共通性があると思う。

まず、体をひねるとともに、
後側の足に体重を乗せて、力を溜める。
このとき、腰から上だけをひねるのか、
腰もあわせてひねるのか、がよくわからないのだが、
たぶん、腰もあわせてひねるほうが、力は出るだろう。

いずれにせよ、打つときにちゃんと
力が出るように準備しないといけない。

打つときは、後足で起動して、体を前に送りつつ、
踏み込んだ足を軸にして、回転をリリースする、
というのが最近の説のようだ。

したがって、準備の段階でも、
踏み込み足に乗ってからひねりがほどけるように
しておかないといけない。

これがいわゆる二軸動作、というものらしい。
体を早く開かないように、というのも、
そのためなのだろう。

つまり、スイングを開始した時点では、
ひねり戻しはあまり大きくなくて、
前足を踏み込んで、そちらに体重を送りながら、
回転も加速する、という打ち方?

ただし、回転を加速するタイミングは、
打点がどれだけ前か、によって
変わるのかもしれない。

十分に余裕があって、
短いボールを叩き込むような場合には、
打点が体よりだいぶ前になるので、
完全に踏み込み足に移してから
回転を加速する感じになるのではないか?

逆に、差し込まれたときは、
後足を軸にして回転しないといけない。

次にテニスするときは、
そのあたりを意識してやってみたい。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「テニス」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事